現役最年少の師匠
2021年12月25日 16時00分 (12月25日 16時06分更新)
将棋の藤井聡太四冠と今年のタイトル戦で熱戦を繰り広げた豊島将之九段(31)=愛知県一宮市出身=が、初めて弟子をとることが決まった。来年二月一日付で女流棋士になる岐阜市の鶯谷高校一年岩佐美帆子さん(16)。プロの弟子を持つ棋士では現役最年少となる豊島九段は、「小学生のときから知っていて、強くなりたい気持ちが伝わってきた。実力を付けることに専念してほしい」と飛躍を期待する。 (世古紘子)
岩佐さんは、兄二人の影響で、小学四年で将棋を始めた。地元岐阜の教室に通い、一宮市の尾張一宮将棋同好会の教室にも足を運び、腕を磨いた。五年生で養成機関の東海研修会(名古屋市)に入会。十二日にあった研修会で四連勝し、規定の成績を収めて女流棋士の資格を得た。「プロを目指してきたので、うれしかった」と笑みをこぼす。
以前から、師匠は豊島九段と決めていた。同好会会長の神田和徳さん(67)が豊島九段を長年支援してきた縁もあり、一宮市の祖父母宅に帰省した際などに指導を受けた。これまで計十回ほど。対局中は厳しかったが「終局後は、局面を戻して優しい雰囲気でアドバイスしてくれた」と岩佐さん。豊島九段の棋譜を中心に並べて勉強…
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情報源:豊島将之九段、師匠になる 初の弟子、岐阜の16歳:中日新聞Web
取材メモから。記事でも少し触れた、豊島九段の自宅であった〝入門試験〟。第1局は飛車落ちで「こてんぱんに負けた」と岩佐さんは振り返りましたが、豊島九段は「飛車落ちは慣れていなかったみたいで」と弟子をフォローしつつ回答されていました。第2局は飛車香落ちとなったそうです。
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) December 25, 2021
豊島九段が弟子をとることは、長年応援してきた尾張一宮将棋同好会の神田和徳さんの願いでもありました。神田さんが打診し、豊島九段も「小学生の時から知っている子なので、師匠になるのも良いかなと」。初弟子は故郷に縁のある女流棋士となりました。写真は19年の指導対局、手前が岩佐さんです(世) pic.twitter.com/u4Hq3iRfUK
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いつかこんな日が来ると信じてましたよ pic.twitter.com/fzNnwPXYPk
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将棋甲子園、鴬谷高が優勝 男子団体、岐阜県勢36年ぶり|岐阜新聞Web
>女子団体戦には33チームが参戦し、同校から主将の1年岩佐美帆子さん(15)
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ほぉ・・・
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