197手 8三角成まで、▲郷田九段 の勝ち
2021/12/13 21:11
将棋の渡辺明棋王(37)への挑戦権を争う第47期棋王戦(共同通信社主催)敗者復活戦の決勝は13日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、郷田真隆九段(50)が佐藤康光九段(52)を破り、挑戦者決定戦に進んだ。
郷田九段と本戦優勝者の永瀬拓矢王座(29)が対局する挑戦者決定戦は、21日に行われる。郷田九段はこれまで棋王を1期獲得しており、9期ぶりの5番勝負出場を目指す。永瀬王座は4期ぶり2度目の棋王挑戦が懸かる。
21日の対局で永瀬王座が勝てば挑戦者に決定。郷田九段が勝った場合は28日に決定戦第2局が行われ、その勝者が挑戦権を獲得する。
情報源:将棋、郷田が挑戦者決定戦へ 棋王戦敗者復活戦 | 共同通信
2021年12月13日 21:11
日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(52)は13日、東京・将棋会館での第47期棋王戦敗者復活戦で郷田真隆九段(50)に197手で敗れた。渡辺明棋王(37)=王将、名人の3冠=への挑戦権は佐藤、郷田、先に挑戦者決定2番勝負進出を決めた永瀬拓矢王座(29)の3人に絞られていたが、佐藤は脱落。来年2~3月開催の5番勝負進出となれば、連盟会長がタイトル戦出場するのは1986年名人戦の大山康晴十五世名人以来36年ぶりだったが持ち越しになった。
振り駒の結果、佐藤は後手。戦型は後手番で佐藤が多用する振り飛車へ進んだ。三間から角交換の後、向かい飛車へ移行。先に穴熊に囲った佐藤王に対し、郷田王も昼食休憩前に9筋の香を押し上げ、相穴熊に決まった。
竜金交換へ踏み込んだ郷田が先に佐藤王に迫ったが、佐藤も2枚飛車のサイド攻撃で反撃。しかし自陣へ引きつけた竜が結果的に守りにしか働かず、次第に劣勢へ陥った。
共に50代の「羽生世代」。50代以上のタイトル戦出場となれば昨年、豊島将之竜王に挑んだ羽生善治九段以来。敗者復活戦から勝ち上がる郷田は永瀬との挑戦者決定2番勝負で2連勝すれば挑戦権を獲得。対して永瀬は1勝すれば挑戦権を得る。
佐藤がタイトル戦に接近するのは7月の王座戦挑戦者決定戦以来。木村一基九段(48)に敗れ、2013年に失冠した本社主催・王将戦以来のタイトル戦出場を逃した。現在全8冠のタイトルホルダーは渡辺が最年長。藤井聡太竜王=王位、叡王、棋聖含む4冠=が19歳で快進撃を繰り広げる一方、その父親世代の佐藤も衰えぬ存在感を発揮している。
情報源:佐藤康光九段 棋王戦挑戦者争い脱落 連盟会長が挑戦なら大山十五世名人以来36年ぶりだった― スポニチ Sponichi Annex 芸能
挑決T敗者復活戦
棋王戦挑戦者決定トーナメント
▲郷田真隆九段―△佐藤康光九段戦は郷田九段の勝利!197手の大激闘。佐藤先生の驚異的な粘りで流れは完全に会長、かと思われましたが、いくつもの修羅場をくぐってきた郷田先生。逆転は許しませんでした。
永瀬拓矢王座との挑戦者決定二番勝負進出を決めました😀
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) December 13, 2021
将棋、郷田が挑戦者決定戦へ - 棋王戦敗者復活戦https://t.co/YLR2GCDd3v
— 共同通信公式 (@kyodo_official) December 13, 2021
▲郷田真隆九段-△佐藤康光九段
197手 8三角成まで、▲郷田九段 の勝ち
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永瀬王座との挑戦者決定二番勝負は何時だろう?
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