タイトル戦の10代対決は実現するか?
勝利者インタビュー
2021年12月3日 18時25分
将棋の現役最年少棋士・伊藤匠四段(19)が3日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第63期王位戦予選3組決勝で日浦市郎八段(55)に後手の72手で勝ち、自身初の王位リーグ入りを決めた。同学年の藤井聡太王位(19)=竜王、叡王、棋聖=への挑戦を目指す。
準々決勝で永瀬拓矢王座(29)を下した一勝など、5連勝でリーグ入りを決めた伊藤四段は「全体的にまずまずうまく指せた将棋が多かったです。永瀬王座に勝てた将棋が印象に残っています」と振り返り、初参戦のリーグに向け「強い方に5局教われる(対局できる)ので非常に楽しみにしています。やるからには少しでも上を目指したいです。一戦一戦、集中して指せればと思います」と抱負を述べた。
伊藤四段は藤井王位と同学年。誕生日が藤井王位より遅い10月10日のため、現役最年少棋士でもある。10月に新人王戦で棋戦初優勝を果たした。今年、非公式の団体戦「ABEMAトーナメント」で藤井王位の指名を受け、高見泰地七段との3人チームで優勝しており、人気が急上昇している。
王位リーグは12人の棋士が紅白リーグに6人ずつ分かれ、優勝者同士が挑戦者決定戦を戦う。勝者が藤井王位との七番勝負に臨む。
◆伊藤 匠(いとう・たくみ)2002年10月10日、東京都世田谷区生まれ。19歳。宮田利男八段門下。5歳の時、父に教わって将棋を始める。2013年9月、棋士養成機関「奨励会」入会。20年10月、四段昇段。趣味は野球観戦で大の中日ファン。
情報源:伊藤匠四段が初の王位リーグ入り 同学年・藤井聡太王位への挑戦目指す : スポーツ報知
予選3組
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第63期王位戦の予選3組決勝で、伊藤匠四段が日浦市郎八段に勝ち、池永天志五段に続く2人目のリーグ入りを決めました。
3回戦で優勝候補の永瀬拓矢王座を破り、王位戦初参加で堂々のリーグ入り。
終局後、「全体的にまずまずうまく指せた。リーグでは強い先生に5局教われるので楽しみ」と語りました。 pic.twitter.com/BRqrSo9OCe— 東京新聞文化芸能部文化班 (@tokyobunkabu) December 3, 2021
王位戦初参戦でリーグ入りを決めた伊藤匠四段。
「やるからには少しでも上を目指して戦う」と決意を新たにしました。
藤井聡太王位と同学年伊藤四段。リーグでの戦いぶりが楽しみです。
終局後のインタビューです。(声を抑えて取材しています)https://t.co/PKZGpXKEc2 pic.twitter.com/glTtfK7RDH
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) December 3, 2021
リーグ戦も期待、ABEMAの中継がどれくらいあるか・・・
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