122手 2五金まで、△藤井聡三冠 の勝ち
終局直後のインタビュー
終局直後
以下は終局後インタビューの質疑応答です。
―本局を振り返って
藤井 中盤はずっと難しいと思って指していたのですが、▲3九飛(81手目)から角交換になったあとに△4四角(84手目)としたのがよくなくて、それからは苦しいかと思って指していました。
―終盤に入ったあたりの形勢は?
藤井 先手からの攻めが多いので、どう指されるか怖かったです。相手の玉を薄くして嫌みをつけるしかないと思っていました。
―100手目△7七桂成の考慮中に何か誤算があった?
藤井 △4四角と打ってからは自信がないかと思っています。
―勝ちになったところは?
藤井 最後、△3四桂(118手目)と打って、恐れずに攻められる形なのかと思いました。
(あくまでも控えめにインタビューに答える藤井新竜王)
―竜王戴冠について
藤井 まだまったく実感はありませんが、最高峰のタイトルなので光栄に思いますし、それに見合う実力をつけたいと思います。
―竜王獲得で席次1位ならびに四冠について
藤井 今期はここまで結果をよく出せていますが、内容的にはうまくないように思うので、そのあたりを今後、改善していけたらと思います。
―四冠の最年少記録について
藤井 それについてはまったく実感がないというのが正直なところですね。
―今シリーズ、豊島前竜王と戦って
藤井 中盤でこちらが浮かばない手を指される方で、自分のそうした足りないところを感じたシリーズでした。
―本局を振り返って
豊島 1日目の▲2九飛(63手目)と引くあたりまでは互角なのかと思ったのですが、封じ手のあたりは自信がなくなってしまいました。そのあとは結構際どいのですが、自信がある順が見つかりませんでした。
―形勢がよくなった瞬間はあった?
豊島 よくなっていたのですか? いや、あまりなかったのですが。確かに、どこかで読み抜けているのかもしれませんが、基本的に自信がないような気がしていました。
(豊島前竜王は気持ちに整理をつけたか、しっかりと答えていた)
―シリーズを振り返って
豊島 先手番で作戦がうまくいかなかったのと、後手番のときはまずまずの局面は作れたと思うのですが、中盤から終盤のあたりで力負けしてしまったかと思います。
―来期は1組からとなるが?
豊島 竜王戦もそうですが、(いずれも藤井戦だった、お~いお茶杯)王位戦や叡王戦もあわせて実力不足を痛感したので、実力をつけていかないといけないと思います。
情報源:竜王戦中継plus : 終局直後
竜王戦中継plus : 終局直後https://t.co/siCzgpaFke
— kewpiehoney (@kewpie_honey) November 13, 2021
対戦成績
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=XeuG-h_1gY0
初手からの解説
https://www.youtube.com/watch?v=1YVl64Z912Q
104手の局面~放送終了~16倍速
26:30 120手 △5八と金
33:37 122手 △2五金まで
44:00 豊島竜王が投了
47:34 インタビュー
55:30 感想戦
1:57:01 記者会見
▲豊島将之竜王-△藤井聡太三冠(棋譜中継)
122手 2五金まで、△藤井聡三冠 の勝ち
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- ABEMA(1日目)
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- 2021年11月12日~11月13日 七番勝負 第4局 豊島将之竜王 対 藤井聡太王位・叡王・棋聖|第34期竜王戦
おめでとうございます。
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