チーム渡部
渡部愛女流三段
中井広恵女流六段
内山あや女流2級
2021.10.07 10:00
やはり勝負事ともなれば、持って生まれた性格がもろに出るのだろう。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」で、チーム渡部のメンバーになったのは渡部愛女流三段、中井広恵女流六段、内山あや女流2級。3人は大会恒例となっているチーム動画の収録に臨んだが、挑戦したのはゴルフのパッティング。集中力を高めるべく、3人連続で成功を目指した。ここで趣味がゴルフという中井女流六段が、女流棋士のパッティングに強気な性格が滲み出ると明かした。
タイトル経験もある広瀬章人八段に監督を依頼したところ、連れてこられたのがゴルフ練習場。思い切りかっ飛ばして気持ちを高めるかと思いきや、鍛えるところは集中力。さらに、3球連続で成功させるというプレッシャーに打ち勝つためのメンタルも求められた。渡部女流三段、内山女流2級ともに全くの初心者だったが、「歴だけは長い」という中井女流六段から出たのが、パットの特徴だった。「女流棋士のパットは強気だから、結構オーバーしちゃうことが多い。将棋と同じで強気が多いから」。確かに女流には、受けよりも攻めの棋風が多い。絶妙なタッチが求められるパッティングでも、縮んでショートするよりも、打ち過ぎてオーバーしてしまう人が多いのだろう。
実際、リーダーの渡部女流三段が「攻めすぎないように気をつけなきゃいけないってことですね」と語りつつも、いざ挑戦するとカップの横を一気に通り過ぎる大オーバー。さらに、ようやくカップインした際も、ピンにガシャリとぶつかったもので、これには中井女流六段も「すごい強気!」と目を丸くしていた。
なお、3人の挑戦は約2時間続き、結果3人連続での成功はならなかったが、全員が締めに1球ずつ入れて無事終了。渡部女流三段が「トーナメントの時も、これくらいプレッシャーがかかるかもしれないですもんね」と話すとおり、2~3メートル先のカップに入れるパットで痺れた経験が、将棋にも活かされるはずだ。
◆第2回女流ABEMAトーナメント 第1回は個人戦として開催され、第2回から団体戦に。ドラフト会議で6人のリーダー棋士が2人ずつ指名し、3人1組のチームを作る。各チームには監督棋士がつき、対局の合間にアドバイスをもらうことができる。3チームずつ2つのリーグに分かれ総当たり戦を行い、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。チームの対戦は予選、本戦通じて、5本先取の9本勝負で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:女流棋士3人がゴルフで精神修行 中井広恵女流六段「女流棋士は将棋と同じでパットが強気」/将棋・女流ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMES
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— kewpiehoney (@kewpie_honey) October 7, 2021
『第2回 #女流ABEMAトーナメント 』#渡部愛 女流三段率いる
「North(ノース)」(@jabT_watanabe)の
チーム映像を公開📢メンタル向上計画パッティングチャレンジ🏌️♀️
✔3人連続成功しないと帰れない…
✔プレッシャーに打ち勝って忍耐力を養え!— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) October 6, 2021
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チーム渡部「North(ノース)」(twitter)
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解説棋士は、広瀬章人八段
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