チーム伊藤
伊藤沙恵女流三段
石本さくら女流二段
室谷由紀女流三段
2021.10.06 11:00
予想外のボヤキとアメとムチの三刀流だ。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」でチーム伊藤のリーダーを務める伊藤沙恵女流三段が、チームメイトの室谷由紀女流三段、石本さくら女流二段と、大会恒例の動画を収録。監督を務める屋敷伸之九段のために手作りクッキーをプレゼントすることになったが、ここで伊藤女流三段の普段は見せない素顔がちらほら。ファンからは3人の様子に「可愛すぎた」「微笑ましい」と好評の声が次々と寄せられた。
どちらかと言えば控えめな性格の伊藤女流三段だったが、気心知れた仲間と語るうちに、いろいろとその素顔が出てきた。女流棋界では初めて行われたドラフト会議については「めっちゃ緊張した」と振り返ったが、本人は個人戦だった第1回大会の優勝者。その実力は周囲も認めるところだった。
ところがここでボヤキが1つ。なぜなら、伊藤女流三段のところに、指名をアピールする女流棋士が来なかったからだ。「うわさでね。『自分をぜひお願いします!』みたいなのを聞いていたんだけど、うちのところに誰も来てなくて。誰もうちのところ入りたくないんかなって、不安になってたのよ」。実際、ドラフト会議後には西山朋佳女流三冠が、売り込みをしてきた女流棋士がいたことを明かしていたため、そのうわさは本当だったと思われる。ただ、そんなボヤキが出るのも、仲のいい2人の前だからこそだ。
続いて石本女流二段が明かしたのがアメとムチだ。ドラフト指名について予想外だったとし、その理由として「ちょうどドラフト会議の収録のちょっと前に伊藤さんと対局で、ボコボコにされた」と完敗したが、その直後に「感想戦が終わってから、ABEMAのドラフトで指名してもいいかなと言ってくださって。最近の中で一番うれしかったです」と、その時の喜びを振り返った。相手を負かしてから、指名の意向を伝える。強いリーダーだからできる手法だ。
師匠でもある屋敷九段へのクッキープレゼントは、ムードメーカー室谷女流三段の手際よい進行もあり大成功。エプロン姿での共同作業は、チームワークもファンからの評価も高めたに違いない。
◆第2回女流ABEMAトーナメント 第1回は個人戦として開催され、第2回から団体戦に。ドラフト会議で6人のリーダー棋士が2人ずつ指名し、3人1組のチームを作る。各チームには監督棋士がつき、対局の合間にアドバイスをもらうことができる。3チームずつ2つのリーグに分かれ総当たり戦を行い、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。チームの対戦は予選、本戦通じて、5本先取の9本勝負で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:伊藤沙恵女流三段、ボヤキ・アメ・ムチの三刀流「うちのところに誰もこない」「伊藤さんにボコボコにされた後に指名された」/将棋・女流ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMES
伊藤沙恵女流三段、ボヤキ・アメ・ムチの三刀流「うちのところに誰もこない」「伊藤さんにボコボコにされた後に指名された」/将棋・女流ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/3m7EJC38Ln
— kewpiehoney (@kewpie_honey) October 6, 2021
『第2回 #女流ABEMAトーナメント 』#伊藤沙恵 女流三段率いる
「ネバギバ」(@jabT_ito)の
チーム映像を公開📢お菓子作りで丁寧度を鍛える❗️
✔チーム3人でクッキーづくり
✔監督への手土産はクッキー??— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) October 4, 2021
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チーム伊藤「ネバギバ」(twitter)
監督棋士は屋敷伸之九段
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