佐藤慎一五段
東西新会館建設にあたりクラウドファンディングが実施されました。
ファンの方あっての将棋会です。皆様と交流出来る魅力ある新会館になることと、将棋文化をより良い形で次の世代に繋げていきたいと思います。皆様のご支援を賜りますようどうかお願い致します。https://t.co/v6JtoBqQ5D
— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
新会館のクラウドファンディングについて何かしたいなと思い、何となく現会館の思い出でも話たいと思います。
初めて千駄ヶ谷の将棋会館に行ったのは小学1年生の時、小学生名人戦に参加しました。結果は午前に予選負け、大泣きして帰ったのがわたしの連盟デビューでした(1)
— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
以来6年生の春まで毎年出場しましたので平成元年~6年まで参加された方とは対局しているかもしれません。
当時の思い出としては千駄ヶ谷の駅に大きな将棋の駒があること、1階の売店には沢山の本と扇子、間違いみたいな値段の駒が飾られていたことが子供心に印象に残ってます。(2)— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
奨励会に入るまでは会館には年に2回くらいのペースで行っていましたが東京に住んでるにしては少ない方だと思います。
奨励会に入ってからは月2回の例会以外に、研究会で将棋を指していました。記録係も中学生の時から取り始めて、50日以上は会館に泊まったと思います(3)— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
順位戦の記録などで帰れなくなり泊まるんですが、寝ずに朝まで将棋を指すのが楽しみ。そのうち誰が何処に隠していたのか、何故か昼は見たことのないトランプやモノポリーなどが出現して朝まで興じていたこともあります。記録の緊張感から解放されて、皆といるのが楽しかったですね(4)
— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
かなり脱線しましたが、子供の頃に師匠(剱持九段)が「会館は大山さんと俺が動いて建てた」みたいなことを言ってました。連盟にお金がないときに、色々な方に支援して頂いてお世話になったと話していて、子供にはよくわからないことを聞かされてましたが(笑)、今になって尊敬しかありません。(5)
— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
五年程前に会館は耐震工事を行い、それに伴って子供スクールが休止になると言われたことがありました。当時講師をしていて、スクールを休止だけはあり得ないと理事の方に直訴して新宿で場所を借りて継続したんですが、やっぱり会館が子供たちが将棋を指す場所として一番であってほしいと思います(6)
— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
子供から憧れやトキメキを感じ、親御さんからは安全面や設備など1日道場や教室に預けられるような会館が自分の理想の会館です。
勿論ファンの方が御来館なったときに来て良かった、また来てみたいと思ってもらえる会館でもあります。将棋界を応援して頂けたら嬉しいです。(終)#将棋を次の100年へ— 佐藤慎一 (@PfsLAKRJSsS563n) October 1, 2021
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