へぇ・・・
2021.09.25 11:30
中学生でプロ入りし、わずか5年のうちに三冠保持者にまで駆け上がった将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)。10月から行われる竜王戦七番勝負では、王位戦、叡王戦で戦った豊島将之竜王(31)と、今年3度目のタイトル戦を行う。これも奪取すれば現役最多の四冠、さらに棋士の序列1位にも浮上するという大チャンスに、本人以上に周囲のファンのテンションが上がっている。近年、急速に将棋熱を高めたお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄もその一人。藤井三冠が、最年少での三冠を達成した9月13日の叡王戦五番勝負の第5局も、終局の瞬間を楽屋で見守っていた。「▲9七桂、あれがやっぱりすごかったですよね」と、勝利を決めた絶好手について触れたが、直後「そのすごさが僕らにはわからない」と、素直なコメント。アマチュア高段者であっても、その意味を理解しづらい中、わかりやすく伝える解説棋士に感謝しきりだった。
トップアマにもなれば、プロである棋士とも勝負になるが、一般的な将棋ファンでは、まるでプロとは勝負にならないのが、将棋の世界の実力者。藤井三冠の大活躍で一気に増えた観戦メインの「観る将」であればなおさら、プロが指している手の意味を、しっかりと理解するのは困難だ。そのレベル差を埋めるべく、手の意味、局面などを伝えるのが解説を担当する棋士の役目だ。
高橋も観戦した叡王戦第5局をABEMAで解説していたのが、深浦康市九段(49)と高見泰地七段(28)。偶然にも、この第5局の2日前に行われた「第4回ABEMAトーナメント」の準決勝で、深浦九段は藤井三冠と2局対戦。高見七段はチームメイトとして、藤井三冠に声援を送ったり、励ましたりしていた。その2人が、最終盤で飛び出した▲9七桂に同時に「うおー!」と驚嘆したのが、高橋には実におもしろかった。「将棋ソフトが示していた手のベスト5にも入っていない手を、しかも1分将棋の中で指した。これに深浦さんも高見さんも『うおー!』と感嘆していましたよね。そこから数手後に勝っちゃうんだから、すごいですよ」と、対戦相手の豊島竜王だけでなく、解説していた深浦九段、高見七段までまとめて倒すような、それほど衝撃的な手だった。
ただやはり、一般的なアマチュアレベルでは、その手の意味を100%受け止めることができない。まるでわからないものに、人は感動ができない。そこを補うのが解説棋士だ。高橋は「深浦九段と高見七段の解説がめちゃくちゃわかりやすかったです。最高でしたね」と絶賛。プロでも想像がつかない手が繰り出された中、実に素早く、的確にその手の意味を伝えてもらったおかげで、興奮は何倍にも高まったという。「藤井聡太三冠の起こすミラクルな手は、解説にみなさんによって生まれると思っています」。3一銀、7七同飛など、符号で呼ばれる名手もあるが、やはりその他の言葉とセットになることによって、そのインパクトは何倍にも大きくなり、それがミラクルとして伝えられ感動のうねりを呼ぶ。藤井三冠がこの感動の種を作り、解説棋士が育てて大きくする。このサイクルが続くほどに、高橋を含む将棋ファンにはたまらない感動の瞬間が量産されていく。
情報源:将棋好き芸人・サバンナ高橋、ファン目線で解説棋士に感謝「藤井聡太三冠の起こすミラクルな手は、解説のみなさんで生まれている」(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:将棋好き芸人・サバンナ高橋、ファン目線で解説棋士に感謝「藤井聡太三冠の起こすミラクルな手は、解説のみなさんで生まれている」 | ニュース | ABEMA TIMES
将棋好き芸人・サバンナ高橋、ファン目線で解説棋士に感謝「藤井聡太三冠の起こすミラクルな手は、解説のみなさんで生まれている」 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/R3idMrHaWv
— kewpiehoney (@kewpie_honey) September 25, 2021
ほぉ・・・
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