116手 8七同金まで、△古賀四段 の勝ち
規定により、来期から順位戦に参加
2021年9月8日18時14分
将棋の第52期新人王戦準決勝、梶浦宏孝七段(26)対古賀悠聖(ゆうせい)四段(20)が8日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。
午前10時から始まった対局は、午後5時49分、116手で後手の古賀が勝った。初の公式戦決勝進出となる決勝3番勝負に勝ち上がると同時に、直近30局の成績が20勝10敗(未放映のテレビ対局を含む)となり、「良いところ取りで30局以上の勝率が6割5分以上」という規定を満たして、在籍していたフリークラスから順位戦C級2組に昇級した。順位戦には来期から参加できる。
順位戦への参加はできないが、他の公式戦には出場できるフリークラスの棋士がC2へと昇級したのは、2001年(平13)5月の伊奈祐介から始まり、伊藤博文(同年同月)瀬川晶司(09年5月)渡辺正和(11年1月)伊藤真吾(同年10月)渡辺大夢(15年7月)島本亮(同年8月)今泉健司(16年11月)佐々木大地(17年2月)に次いで、10人目となる。
昨年9月に終わった第67回奨励会三段リーグで13勝5敗で3位となった古賀は、次点を2回獲得したためフリークラスに編入。翌月1日付で四段に昇段、プロデビューした。11カ月7日での達成は、佐々木の10カ月16日に続くスピード記録でもある。
情報源:古賀悠聖四段が決勝進出果たしC級2組昇級 フリークラスから10人目 – 社会 : 日刊スポーツ
2021年9月8日 19:50
将棋の古賀悠聖四段(20)が8日、フリークラスから順位戦C級2組への昇級を果たした。この日の第52期新人王戦準決勝戦の勝利で直近30局の成績が20勝10敗(未放映のテレビ対局を含む)となり、「30局以上の勝率が6割5分以上」の規定を満たした。
フリークラスからの昇級は2017年に昇級した佐々木大地五段(27)以来10人目。過去の9人には松田龍平主演映画「泣き虫しょったんの奇跡」(監督豊田利晃)に描かれた、サラリーマンから棋士になった瀬川晶司六段(51)らが含まれる。
この日の勝利は梶浦宏孝七段(26)から116手で挙げた。梶浦は今年度、竜王戦決勝トーナメントでもベスト4に進出するなど好調で、古賀の苦戦が予想されたが下馬評を覆した。
福岡県出身で元日生まれ。ちょうど61歳年上のレジェンド、加藤一二三・九段(81)と共通点が2つあることでも知られる。中田功八段門下。11年、6級での入門前から通った福岡将棋会館時代の恩師、本紙観戦記者の関口武史指導棋士五段は「棋譜並べや詰将棋を地道にやった姿を思い出します」と振り返り、「カセが取れて、これからノビノビ指してくれたら」と期待する。
四段昇段は昨年10月。三段リーグを次点2回による突破だったため、順位戦に参加できないフリークラスからの船出となった。10年以内にC級2組へ昇級できなければ引退という条件付き。古賀は昇段時、「2年以内に抜けたい」と目標を掲げ、それをさらに1年短縮する有言実行も果たした。
情報源:古賀悠聖四段 フリークラスからC級2組へ昇級で、史上10人目の快挙 新人王戦で梶浦宏孝七段に勝利― スポニチ Sponichi Annex 芸能
2021年09月08日 18:35
古賀悠聖四段(20歳)が、9月8日(水)に行われた第52期新人王戦(対梶浦宏孝七段戦)に勝ちました。その結果、直近の対局が30局で20勝10敗(勝率0.667)(未放映のテレビ対局を含む)となり、「フリークラスからC級2組への昇級規定」の”良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること”を満たし、フリークラスからC級2組に昇級いたしました。
フリークラスからC級2組に昇級したのは、伊奈祐介七段、伊藤博文七段、瀬川晶司六段、渡辺正和五段、伊藤真吾六段、渡辺大夢五段、島本亮五段、今泉健司五段、佐々木大地五段に続いて10人目になります。
フリークラスは、名人への挑戦権を争うA級からC級2組までの「順位戦」に参加しない棋士が所属するクラスで、宣言によって転出した棋士や三段リーグで2度の次点を獲得して四段となった棋士などが所属します。
フリークラス棋士は(宣言による転出を除く)、フリークラスへの編入後10年以内、または満60歳の誕生日を迎えた年度が終了するまでにC級2組へ昇級できなければ引退となります。古賀四段も10年以内での昇級を目指しておりました。
なお、古賀四段の順位戦参加は、来年度の第81期順位戦C級2組からとなります。
【フリークラスからC級2組への昇級規定】
フリークラスからC級2組への昇級規定は以下のうち一つを満たした場合です。ただし、「年間」は4月1日から翌年3月31日まで。宣言によるフリークラス転出者は除きます。
- 1.年間対局の成績で、「参加棋戦数+8」勝以上の成績を挙げ、なおかつ勝率6割以上。
2.良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること。
3.年間対局数が「(参加棋戦+1)×3」局以上。ただし、同じ棋戦で同一年度に2度(当期と次期)対局のある場合も1棋戦として数える。
4.全棋士参加棋戦優勝、タイトル戦挑戦。
情報源:古賀悠聖四段、フリークラスからC級2組へ昇級|将棋ニュース|日本将棋連盟
第52期
情報源:第52期 新人王戦
https://twitter.com/igo_shogi_jcp_c/status/1436323973462036485
村)古賀悠聖四段が今日の新人王戦準決勝、梶浦宏孝七段戦に勝ち、直近30局の成績が20勝10敗となって規定を満たしたため、C級2組順位戦への昇級を決めました。来春開幕の第81期から参加することになります。新人王戦でも決勝三番勝負進出を決めました(写真は日本将棋連盟提供)。 pic.twitter.com/EOEfmwJKyE
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 8, 2021
第52期新人王戦の古賀悠聖四段対梶浦宏孝七段戦が8日に行われ、古賀四段が勝って通算成績を20勝10敗とし、フリークラスからC級2組に昇級しました。フリークラスからC級2組に昇級したのは10人目となります。(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/OaaZmEefZ8
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 8, 2021
【訂正】古賀四段の通算成績は20勝10敗としましたが、正しくは直近の30局の成績が20勝10敗です。訂正いたします。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 8, 2021
古賀悠聖四段が決勝進出果たしC級2組昇級 フリークラスから10人目 #古賀悠聖 #新人王戦 #将棋 https://t.co/Lt71ZZM0zB
— 日刊スポーツ (@nikkansports) September 8, 2021
古賀悠聖四段 フリークラスからC級2組へ昇級で、史上10人目の快挙 新人王戦で梶浦宏孝七段に勝利― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/bJAZerRAft
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) September 8, 2021
翔@大阪>本日の新人王戦準決勝で勝ち、フリークラスからC級2組への昇級を決めた古賀悠聖四段のインタビューを、「将棋連盟ライブ中継」アプリの「中継ブログ」に掲載しました。喜びの声をぜひご覧ください。(写真は吟撮影) pic.twitter.com/ftgzvsVJFz
— 日本将棋連盟モバイル【将棋連盟ライブ中継】 (@shogi_mobile) September 8, 2021
古賀悠聖四段勝利!!
梶浦宏孝七段を破って新人王戦決勝三番勝負進出を決めるとともに、フリークラスからC級2組への昇級も決めました。
おめでとうございます!!😆😆
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) September 8, 2021
古賀悠聖先生といえば、2001年1月1日(!)生まれ。
個人的には四段昇段の記で
「プロになれるのかな。あと何年、三段リーグにいるのかな。そんなとき声をかけてくださったのが大橋貴洸六段だった。今期これだけ勝てたのは大橋先生に鍛えていただいたおかげだと思っている」
という文章が印象的です😀— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) September 8, 2021
ゆーせーくん昇級おめでとうーー!😆😆😆 pic.twitter.com/JWBXyTrp2i
— 武富礼衣 (@ReiShogi) September 8, 2021
▲梶浦宏孝七段-△古賀悠聖四段(コメント)
116手 8七同金まで、△古賀四段 の勝ち
規定により、来期から順位戦に参加
フリクラ脱出おめでとうございます。
|
|
|
|
|
|
★