豊島将之竜王が46手目を封じ手1日目終了
2021.08.24 18:39
将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負の第5局が8月24日に行われ、挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)が46手目を封じ手として、1日目を終了した。2日目は明日25日、午前9時ごろに封じ手が開封され、王位初防衛を目指す藤井聡太王位(棋聖、19)の手番から再開する。シリーズ成績では、藤井王位が3勝1敗でリードし防衛に王手をかけている。両者の対戦としては3局連続した相掛かりの出だしになったが、序盤から両者ともに約2時間の大長考も見られた。現在は形勢では互角、持ち時間でも大きな差はついていない。
2日前にも叡王戦五番勝負の第4局で戦った両者だが、その一局は豊島竜王が相掛かりで快勝。中1日での本局で、藤井王位がどんな戦型を選ぶかに注目が集まっていたが、指されたのは相掛かり。王位戦、叡王戦の「ダブルタイトル戦」で、本局が9局目となったが、1局目に相掛かり、2局目から6局目が角換わり、そして7局目から3局続いて相掛かりとなった。藤井王位は王位戦で3勝1敗、叡王戦では2勝2敗と、どちらもタイトルに王手をかけてはいるものの、前局に豊島竜王に完敗したこともあり、周囲の評価でも流れは五分に戻ったのでは、という声も多い。
本局は、序盤から変化が激しいという相掛かりだけに、早い段階で長考合戦に。藤井王位は41手目に121分、43手目にも60分と時間を割くと、豊島竜王も直後の44手目に113分の大長考。封じ手の46手目にも40分を費やした。
「真夏の十二番勝負」とも呼ばれる2人の戦いは、この1週間で3局目。2日制の王位戦も2局あり、7日間で3局・5日間と、短期間で見ても長い時間を共有していることになる。愛知が生んだトップ棋士同士の戦いには、勝敗だけでなく新たな研究が明かされる内容についても、将棋界全体から視線が注がれている。
持ち時間は各8時間の2日制で、先手は藤井王位。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。また、視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太王位 4時間27分(消費3時間33分) 豊島将之竜王 4時間4分(消費3時間56分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:豊島将之竜王が46手目を封じ手 藤井聡太王位、勝てば防衛の一局は全く互角で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:豊島将之竜王が46手目を封じ手 藤井聡太王位、勝てば防衛の一局は全く互角で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負 【ABEMA TIMES】
2021年8月24日 20時59分
将棋の藤井聡太王位(19)が勝てば、王位の初防衛が決まる――。そんな大勝負が8月24日、徳島市で始まった。
藤井王位=棋聖と合わせ二冠=に豊島(とよしま)将之竜王(31)=叡王と合わせ二冠=が挑戦している第62期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第5局が24日午前9時、徳島市の「渭水苑(いすいえん)」で始まり、午後6時になり、後手番の豊島竜王が46手目を封じて1日目が終わった。王位戦七番勝負は2日制(持ち時間各8時間)。翌25日午前9時に再開し、同日夜までに決着する見通しだ。
今期王位戦は、豊島竜王が第1局を制したが、第2局から藤井王位が3連勝。この第5局で藤井王位が勝てば、シリーズ成績4勝1敗となり、王位の初防衛が決まる。一方、第5局で豊島竜王が勝てば、シリーズ成績2勝3敗となり、王位奪取の可能性を残す。重要な一局だ。
両者は現在、第6期叡王戦五番勝負(不二家主催)でも戦っている。第1局は藤井王位、第2局は豊島叡王、第3局は藤井王位が勝利。22日に名古屋市で指された第4局は、敗れれば叡王失冠の危機に立たされた豊島叡王が快勝。両者2勝2敗のタイとなり、叡王位の行方は最終の第5局(9月13日、東京都渋谷区の将棋会館)の勝敗次第となっている。
両対局者は、叡王戦第4局翌日の23日に徳島市入り。主催紙のインタビューに答え、藤井王位は、ダブルタイトルマッチを戦っている豊島竜王の印象を聞かれ、「豊島竜王の作戦のうまさを、より感じました。内容的には全体的に押されているかなと思うので、その辺りを修正していかないといけないと思います」などと話した。一方、豊島竜王は、今期王位戦について「1勝3敗と苦しい成績になっていて、(第5局は負ければ挑戦失敗が決まる)カド番ですけど、普段通り自然体で指せたら」と答えた。藤井王位について聞かれると「中盤から終盤にかけて非常に精度が高い印象。叡王戦は序盤から工夫してこられた印象を持っています」などと話した。
王位戦第5局は「相懸(あいが)かり」という戦型になった。8月18、19両日の王位戦第4局(藤井勝ち)、8月22日の叡王戦第4局(豊島勝ち)に続き、3局連続での「相懸かり」の戦い。両者の自信がぶつかり合っているようだ。
午前中は、どんどん指し手が進んだが、昼食休憩の辺りから互いに長考を重ね、序盤から中盤にさしかかる辺りの局面で、封じ手となった。(佐藤圭司)
情報源:やっぱり長考の藤井聡太王位 初防衛かかる王位戦第5局(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:やっぱり長考の藤井聡太王位 初防衛かかる王位戦第5局:朝日新聞デジタル
2021年8月24日 18:54
藤井聡太王位(19)=棋聖と2冠=が豊島将之竜王(31)=叡王と2冠=の挑戦を受ける王位戦7番勝負第5局は24日、徳島市の料亭「渭水苑」で1日目が始まり、藤井の先手で相掛かりになった。午後6時、46手目を豊島が封じて1日目が終了した。3勝1敗で防衛へ王手をかける藤井は41手目にデビュー以来最長2時間1分の大長考。昼食休憩を挟んで実質3時間考え、妥協のない対局姿勢を示した。
リミッターを外した姿があった。藤井が初手から1時間半後の午前10時半ごろ、考慮に沈んだ。豊島の指し手は中盤における極めて自然な金上がり。王の前面を守護する狙いだが、AI超えの指し手で同じプロをも驚かせてきた頭脳は何かを感知した。
それは好機のサインか、はたまた危険か。考慮は12時半からの昼食休憩にも突入。その時点で、2時間に達した。
タイトル戦での地方対局では当地の名物を注文する傾向にある藤井は、四国だからか天ぷらうどんを注文。1時間の休憩明けすぐ、トータル3時間考えて選択したのは、敵陣へ歩を伸ばす検討陣の本命だった。6月、稲葉陽八段(33)との名人戦B級1組順位戦での1時間52分を超えた。
「長い持ち時間になるので一手一手しっかり考えたい」。叡王戦第4局での敗戦から一夜明け、名古屋から徳島入りした藤井は前日会見で意気込みをそう語っていた。
1日制で持ち時間4時間の叡王戦に対し、2日制8時間。持ち時間が2倍になることでより先々の局面まで検討できる。3勝1敗と先に王手をかけた優位さもある。詰将棋解答選手権5連覇が示す終盤力への自信もあればこそ序中盤に時間を割ける。1年前の王位戦第1局で当時の自己最長1時間36分考えた藤井が2年連続、棋理と向き合った。
対して豊島も封じ手直前、1時間53分の長考で返す。1日目は藤井が3時間33分、豊島は3時間56分で封じ手となった。きょう25日の2日目、藤井が勝てば棋聖に続く連続防衛、負ければ叡王戦第4局に続く連敗となる。
情報源:藤井王位 デビュー以来最長2時間1分、実質3時間の大長考 豊島竜王との第5局始まる(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井王位 デビュー以来最長2時間1分、実質3時間の大長考 豊島竜王との第5局始まる― スポニチ Sponichi Annex 芸能
村)藤井王位、四国での対局は今回が初めてですが、9月にも香川県でJT将棋日本シリーズの対局が予定されています。
やっぱり長考の藤井聡太王位 初防衛かかる王位戦第5局:朝日新聞デジタル https://t.co/RZmrbg7BV0— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 24, 2021
村)王位戦第5局、豊島将之竜王が46手目を封じて1日目が終わりました。長考合戦が繰り広げられたため、今日の午後は盤上で5手しか進みませんでした。藤井聡太王位、初めての徳島対局で防衛を果たせるでしょうか。豊島竜王が勝つと、舞台は神奈川県の陣屋へと移ります(写真は日本将棋連盟提供)。 pic.twitter.com/uJKJFf4bdK
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 24, 2021
藤井王位 デビュー以来最長2時間1分、実質3時間の大長考 豊島竜王との第5局始まる― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/AJWeg685rd
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) August 24, 2021
#藤井聡太 王位、プロ入り後最長2時間1分の大長考に沈む 王位戦第5局は形成互角で初日終了 https://t.co/Q9d6mn0Mu1 #芸能ニュース #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) August 24, 2021
藤井聡太王位 2時間超えの長考合戦に 王位戦第5局1日目/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/lVvbw5XOph #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) August 24, 2021
藤井王位が午前中に2時間超の長考をしたのに対し、豊島竜王も2時間近い長考で返しました。
どちらも動きそうで動かない、じりじりした展開が続いています。
立会人の深浦康市九段は「互いに手を渡し合う我慢比べになった。20手先、30手先を考えての長考だろう」と語りました。
間もなく封じ手です。— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) August 24, 2021
お~いお茶杯王位戦中継Blog : 豊島竜王が46手目を封じるhttps://t.co/xxYFEXKg2i
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王位戦46手目まで進みましたね。封じ手は△3三桂を予想します。斎藤A四段は△3五歩と言ってます。写真は本日のランチです。(黒沢) pic.twitter.com/fLMKkj69g8
— 東竜門〜関東若手棋士〜 (@wakate_shogi) August 24, 2021
封じ手
https://www.youtube.com/watch?v=Oms-pEfJT2M&hd=1
46手目の考慮中~1日目終了まで
0:00 45手「▲7七銀」の局面
5:05 豊島竜王が離席
7:30 豊島竜王が戻る
7:55 藤井王位が離席
10:05 藤井王位が戻る
11:55 深浦九段が入室
20:42 封じ手の記入へ
27:10 藤井王位がサイン
28:15 豊島竜王が封じて1日目終了
▲藤井聡太王位-△豊島将之竜王(棋譜中継)
45手「▲7七銀」まで
封じ手の記入へ
豊島将之竜王が46手目を封じ手1日目終了
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