184手 2八金打まで、△藤井聡二冠 の勝ち
2021.08.12 23:37
将棋の藤井聡太王位・棋聖(19)が8月12日、竜王戦挑戦者決定三番勝負の第1局で、永瀬拓矢王座(28)に184手で勝利、挑戦権獲得に王手をかけた。普段から研究仲間でもあり、お互いの手の内をよく知る間柄の両者は、序盤からじっくり時間をかけて戦い、本格的な戦いが始まったのも夜になってからという持久戦。長手数にもなったが、じりじりとした競り合いから抜け出した藤井王位・棋聖が、豊島将之竜王(叡王、31)への挑戦にあと1つと迫った。対局開始は午前10時、終了は午後11時36分の激闘だった。
タイトルホルダー同士、かつ練習将棋を何度も行っている両者の対戦は、永瀬王座が意表をつく自身11年ぶりの先手番・三間飛車を採用。藤井王位・棋聖は普段通りの居飛車で、対抗形から対局がスタートした。両者とも慎重かつ隙を見せない指し手に終始。相穴熊とがっちり囲い合い、駒台に歩以外の駒が初めて乗ったのは94手目という、近年でもめったに見られない持久戦となった。
「負けない将棋」が持ち味である永瀬王座のペースという見方もあった中、少しずつリードを奪い始めたのが藤井王位・棋聖。両者の持ち時間が10分を切り、対局開始から12時間を経過した午後10時過ぎからじわりと差を広げ始めると、1分未満で指せば持ち時間が減らないストップウォッチ方式をうまく利用して、正着を繰り返した。少しずつ永瀬陣の穴熊を切り崩すと、1分将棋に入った最終盤でも切れ味鋭く寄せ切った。
対局後、藤井王位・棋聖は「中盤からこちらの飛車角が使えるかがポイントになりました。あまり経験のない将棋で手探りのところが多くなってしまいました」と振り返ると、研究仲間である永瀬王座との対局については「普段から教えていただいているので、大きな舞台で対戦できるのは楽しみでした。次局もこちらの全力を尽くせればと思います」と語った。
これで藤井王位・棋聖は、現在開催中のお~いお茶杯王位戦七番勝負、叡王戦五番勝負に続き、豊島竜王と3つ目のタイトル戦と行う「トリプルタイトル戦」まであと1勝に。22日に行われる叡王戦第4局に勝利すれば、史上初の「10代三冠」を達成するが、竜王まで挑戦権を得れば例年10月から行われる七番勝負で「10代四冠」まで達成が可能になる。挑戦者決定三番勝負の第2局は30日に行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、竜王挑戦に王手 永瀬拓矢王座に184手で勝利 対局開始から13時間超の熱闘制す/将棋・竜王戦挑決三番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、竜王挑戦に王手 永瀬拓矢王座に184手で勝利 対局開始から13時間超の熱闘制す/将棋・竜王戦挑決三番勝負 【ABEMA TIMES】
2021年8月12日 23時36分
将棋の藤井聡太二冠(19)=王位、棋聖=が12日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負の第1局で永瀬拓矢王座(28)に後手の184手で勝ち、豊島将之竜王(31)=叡王=への挑戦権に王手をかけた。
研究パートナーでもある2人。先手の永瀬が意表の三間飛車に構えて始まった一局は相穴熊戦に。互角のまま両者一分将棋に突入する激戦になったが、最終盤の難解な局面でも最善手を指し続けた藤井が勝利をさらった。
藤井は「普段から教えていただいているので、こういった舞台で指せるので、こちらも全力を尽くせればと」と振り返りながら、挑戦権の懸かる30日の第2局に向け「そのことは意識せずに全力を尽くして良い内容にできればと思います」と述べた。「全力を尽くす」という言葉を繰り返した。
最後の最後まで執念の粘りを続けた永瀬は「チャンスができるかどうかが重要だと思っていましたが、チャンスがなかったような気もします。もうちょっと内容を良くしないとチャンスが生まれないと思います」と冷静に語った。後のない次局に向け「しばらく時間がありますので準備をして臨みたいです」と巻き返しを誓った。
藤井は残り2局で1勝すれば挑戦権を獲得する。永瀬は2連勝するしかなくなった。
藤井は現在、王位戦七番勝負と叡王戦五番勝負で豊島と戦っており(いずれも2勝1敗と先行)、さらに竜王挑戦を果たすと両者による異例の「十九番勝負」になる。
藤井は王位防衛、叡王奪取、竜王奪取の可能性があり、達成すれば年内に「19歳四冠」が誕生する。
情報源:藤井聡太二冠、竜王挑戦に王手 粘る永瀬拓矢王座を184手で下す(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太二冠、竜王挑戦に王手 粘る永瀬拓矢王座を184手で下す : スポーツ報知
2021年8月13日 0時45分
将棋の第34期竜王戦(読売新聞社主催)の挑戦者決定三番勝負第1局が12日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、藤井聡太二冠(19)=王位・棋聖=が永瀬拓矢王座(28)に184手で勝ち、豊島(とよしま)将之(まさゆき)竜王(31)=叡王(えいおう)と合わせ二冠=への挑戦権獲得まであと1勝とした。第2局は30日に行われる。
永瀬王座の先手で午前10時に対局開始。永瀬王座が三間飛車戦法を採用し、両者が穴熊囲いの堅陣を築いて持久戦模様になった。開始から10時間以上経っても押したり引いたりの長い中盤戦が続き、本格的な戦いが始まったのは午後9時半を過ぎてから。そこから藤井二冠が徐々にリードを広げ、押し切った。終局は午後11時36分だった。
終局後、藤井二冠は「あまり経験のない将棋で手探りのところが多かった。次局も全力を尽くせれば」、永瀬王座は「チャンスがなかったようなので、もう少し内容をよくしないといけない。次局までしばらく時間があるので、精いっぱい準備をしていい内容の将棋が指せれば」と話した。
藤井二冠は現在、王位戦七番勝負で豊島竜王の挑戦を受け2勝1敗、叡王戦五番勝負では豊島竜王に挑戦して2勝1敗と、史上最年少での三冠獲得に向け、いずれもリードしている。竜王戦での対戦が決まれば、豊島竜王と三つのタイトル戦を続けて戦うことになり、同時に年内に四冠獲得の可能性も出てくる。(村上耕司)
情報源:藤井二冠が竜王挑戦まであと1勝 竜王戦挑戦者決定戦(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井二冠が竜王挑戦まであと1勝 竜王戦挑戦者決定戦:朝日新聞デジタル
2021/08/13 00:10
将棋の第34期竜王戦(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の挑戦者決定三番勝負第1局、藤井聡太二冠と永瀬拓矢王座の対局が12日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、184手で藤井二冠が勝ち、挑戦権獲得まであと1勝とした。
対局後のインタビュー
――藤井二冠、本局を振り返って。
中盤からこちらの飛車角が使えるかどうかがポイントになるような展開になって、その中で抑え込まれた部分もあったと思うのですが、最終的には何とかなったかなと思います。――どの辺りで手応えを感じましたか?
△7八飛から△4七歩と攻めていって、攻めがつながりそうになって、良くなったかなと思います。――時間配分はどうでしたか?
経験のない将棋で、手探りのところが多くなってしまったのかなとは思います。――普段、練習将棋で指している永瀬王座との対局を楽しみにしているという話だったが。
普段から教えていただいているので、こういう大きな舞台で対局できるのはうれしいです。――三間飛車は想定外?
そうですね。――永瀬王座、本局を振り返って。
予定ではなかったのですが、▲3九銀のあたりまでは想定の一つというか、そういう形にしてみようと思っていたのですが、ずっと難しいか、少し悪いかで、ちゃんとやればもう少し戦えたのではないかと思います。――練習将棋で指している藤井二冠との対戦は?
チャンスができるかが重要かなと思っていましたが、チャンスがなかったような気がするので、もう少し内容を良くしていかなければいけないと思います。しばらく時間があるので精一杯準備をして良い内容の将棋を指したいと思います。――藤井二冠は竜王位挑戦へ王手です。次局に向けて抱負を
自分の全力を尽くして、やりきれればと思っています。
情報源:藤井二冠が永瀬王座に勝利、竜王戦挑戦権獲得まであと1勝…挑戦者決定三番勝負第1局詳報 : 竜王戦 : 囲碁・将棋 : ニュース : 読売新聞オンライン
終局直後
【藤井王位・棋聖の談話】
――本局を振り返って。
藤井 中盤からこちらの飛車角が使えるかがポイントになって、そのなかで少し押さえ込まれるような場面もあったと思いますが、最終的には何とかどんどん手を作れる展開になったかなと思います。
――永瀬王座の▲4四歩が好手でしたか?
藤井 ▲4四歩があるなら△2四角とか別の手を考えるべきだったかなと思います。
――どのあたりで手ごたえがありましたか。
藤井 △7八飛から△4七歩と攻めていって、つながりそうな形になったかなと。
――時間配分は?
藤井 あまり経験のない将棋で、手探りのところが多くなってしまったのかなと思います。
――研究パートナーの永瀬王座との対局はいかがでしたか?
藤井 普段から教えていただいているので、大きな舞台で対戦できるのはすごく楽しみでしたし、こちらも全力を尽くせればと思っています。
――三間飛車は予想外でしたか?
藤井 はい、そうですね。
――竜王挑戦まであと1勝です。
藤井 そのことは意識せずに、全力を尽くしていい内容にできればと思っています。
【永瀬王座の談話】
――本局を振り返って。
永瀬 予定ではななかったんですけど、▲3九銀左のあたりは想定のひとつでした。よくなった局面はわからなかったですが、ずっと難しいか少し悪いかくらいで、ちゃんとやればもう少し戦えたんじゃないかなと思います。
――普段、練習将棋を指す藤井王位・棋聖との一分将棋になる熱戦でした。
永瀬 チャンスができるかどうかが結構、重要だと思っていたんですが、チャンスがなかったような気もするので、もう少し内容をよくしないとチャンスが生まれないのかなと感じます。
――第2局に向けての抱負をお願いします。
永瀬 しばらく時間がありますので、精一杯の準備をしてよい内容の将棋を指せればと思います。
情報源:竜王戦中継plus : 終局直後
第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局 藤井聡太王位・棋聖VS永瀬拓矢王座 戦が、8月12日(木)に東京・将棋会館で行われ、藤井王位・棋聖が184手で永瀬王座に勝ちました。
第2局は8月30日(月)に東京・将棋会館にて行われます。
情報源:藤井聡太王位・棋聖VS永瀬拓矢王座 第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局 藤井聡太王位・棋聖の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
挑戦者決定三番勝負
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耕)第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負の第1局は12日午後11時36分、藤井二冠が184手で勝ち、挑戦権獲得まであと1勝としました。第2局は30日に行われます。
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耕)第1局に敗れた永瀬王座は「チャンスがなかったような気がするので、もう少し内容をよくしないとチャンスが生まれないのかなと感じます。しばらく時間があるので、精いっぱい準備をして、いい内容の将棋が指せればと思います」と話しました。(写真はいずれも日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/fosXEyZnHS
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藤井聡太王位が勝ち、竜王挑戦権獲得へ王手 | 毎日新聞 https://t.co/e12xO7c2dW
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[第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局・藤井聡太二冠-永瀬拓矢王座]
184手で藤井聡太二冠が勝利しました(若杉)
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藤井聡太2冠が先勝 竜王戦挑戦者決定3番勝負― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/3xEvEAzLai
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【第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局・藤井聡太二冠-永瀬拓矢王座】
藤井二冠が永瀬王座に先勝し、初の竜王挑戦に王手をかけました。第2局は8/30に東京・将棋会館で行われます。
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永瀬拓矢王座、粘り強く指し続け、大熱戦に。
最後は正確な指し手で、間違わない藤井聡太王位・棋聖に押し切られました。
挑戦権獲得には負けられない状況になりましたが、巻き返しに期待です。 https://t.co/sTCpzNfRYx
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竜王戦中継plus : 藤井王位・棋聖が熱戦を制すhttps://t.co/l58CiS3FtY
>第2局は8月30日(月)、東京・将棋会館で行われます。
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激しさではなく、静けさによって激戦を制す者。
藤井聡太二冠が竜王挑戦に王手。〔写真提供・日本将棋連盟〕 https://t.co/86YZIfhXWn pic.twitter.com/s8vxlNLrhz— 北野新太 (@kitano_arata) August 12, 2021
#藤井聡太 王位・棋聖が勝利
【第34期 #竜王戦 挑戦者決定三番勝負】
○藤井聡太王位・棋聖 VS ●永瀬拓矢王座
第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局が、8月12日(木)に東京・将棋会館で行われ、藤井王位・棋聖が184手で永瀬王座に勝ちました。https://t.co/OHdhNm3wHK
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) August 12, 2021
解説の飯島先生(飯島栄治八段)お疲れ様でした!そして黒沢先生(黒沢怜生六段)長時間、お疲れ様でした!
解説の両先生、こんな遅くまで疲れも見せず、丁寧にお話されてタフだなぁ✨と最後まで楽しく拝聴致しました🤗
ご視聴者の皆様も遅くまで観戦、ありがとうございました! https://t.co/RqocG7QHWl— たけべさゆり🌰 (@SayuriTakebe) August 12, 2021
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=dIt5YaTIJFk
ポイント解説
https://www.youtube.com/watch?v=5PWW22ib1Qg
~投了~インタビュー~感想戦(途中で中継終了)
0:00 167手「▲2八銀打」の局面
14:50 投了
16:21 インタビュー
21:56 感想戦
1:13:38 投了図以下の解説
1:26:17 トーナメント表
1:28:28 ABEMAトーナメント告知
1:32:52 感想戦の完全版はABEMAビデオで
▲永瀬拓矢王座-△藤井聡太王位・棋聖(棋譜中継)
184手 2八金打まで、△藤井聡二冠 の勝ち
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