161手 3七歩打まで、▲豊島叡王 の勝ち
2021.08.03 19:07
藤井聡太王位・棋聖(19)が8月3日、叡王戦五番勝負第2局で豊島将之叡王(竜王、31)に161手で敗れ、シリーズ成績は1勝1敗のタイになった。互角の序中盤を経て、終盤に入ったところでは優勢、さらには勝勢に近づいたと見られていたが、持ち時間を使い切り1分将棋に入った最終盤で、豊島叡王の勝負手を食らい形勢逆転。勝てば最年少での三冠に王手がかかる一局だったが、惜しい1敗を喫することになった。
一時は「苦手」「天敵」と言われてきた豊島叡王に対し、直近では3連勝し克服したと思われていたが、先輩棋士に意地を見せられた。角換わりから始まった一局は、序盤から工夫を見せ、研究の深さにも定評がある豊島叡王に食らいつき、互角のままで終盤の入り口を迎えた。ここで相手陣深くに角、銀と打ち込んだところからペースを掴み、終盤はリードする時間が大半に。周囲の評価も、勝利が近いという評判だった。
ところがここから豊島叡王が渾身の勝負手を連発。リスクを負わず勝ちやすい手順を選んでいたはずの藤井王位・棋聖だったが、わずかな隙で一気に形勢は豊島叡王に。そこから再逆転することはできず、痛い逆転負けとなった。
対局後、藤井王位・棋聖は「手の流れとしては悪くないのかなと思っていた」と、自分のペースで指せていた自覚はあったものの、終盤で豊島叡王の粘りに対応を誤ったとし、最終盤に王手ラッシュで再逆転を狙ったところでは「王手は続くのですが、足りないと思っていました」と振り返っていた。また第3局に向けては「3局目もすぐあるので、内容的には反省して、気持ちを切り替えて臨めればと思います」と語った。
両者の対決は、まだ長く続く。叡王戦第3局は来週9日、愛知県名古屋市「か茂免」で行われる。さらに、並行して行われているお~いお茶杯王位戦七番勝負も、第4局が18、19日に控えている。2つのタイトルをかけた「真夏の十二番勝負」は、さらに熱さを増していく。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、最終盤で豊島将之叡王に逆転負け 1勝1敗のタイに/将棋・叡王戦五番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、最終盤で豊島将之叡王に逆転負け 1勝1敗のタイに/将棋・叡王戦五番勝負 【ABEMA TIMES】
2021.08.03 19:35
豊島将之叡王(竜王、31)が8月3日、叡王戦五番勝負第2局で藤井聡太王位・棋聖(19)に161手で勝利、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。互角の序中盤を経て、終盤に入ったところでは劣勢で迎えたが、勝負手を連発し形勢逆転。最終盤では、藤井王位・棋聖から14連続で王手をかけられたが、間違えれば再逆転という中で全て回避。執念の逆転勝利を手にした。
先手番から角換わりを選択した豊島竜王は「途中までまずまずうまくいっていた」という感覚はあったものの、そこから思うように引き離せず終盤に入ったところでは、逆にリードを許す展開に。「途中からはっきり苦しくなった気がします」と劣勢と察しながら差し進めつつ「他にやりようがなくて。無理攻めになってしまった感じ」という勝負手が徐々に効果を発揮。勝勢になってからも「結構危ない形。詰まないような気がしたのですが、はっきりわかっていたわけではないです」と振り返った。
最終盤では、藤井王位・棋聖から14連続で王手をかけられ、対応を間違えればその1手で逆転負けまである、非常に際どい勝負。わずかなミスも許されない局面で抜群の集中力を発揮し、大きな1勝を手にした。叡王戦第3局は来週9日、愛知県名古屋市「か茂免」で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:豊島将之叡王、執念の逆転勝利! 藤井聡太王位・棋聖の「14連続王手」を回避成功/将棋・叡王戦五番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:豊島将之叡王、執念の逆転勝利! 藤井聡太王位・棋聖の「14連続王手」を回避成功/将棋・叡王戦五番勝負 【ABEMA TIMES】
2021年8月3日19時9分
将棋の最年少2冠、藤井聡太王位(棋聖=19)が手痛い逆転負けを喫した。3日、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われた第6期叡王戦5番勝第2局で午後7時5分、161手で豊島将之叡王(竜王=31)に敗れた。これで対戦成績は1勝1敗となった。第3局は来週9日、名古屋市「か茂免」で行われる。
最後は14手連続王手で迫った。右手で右ヒザを9回たたき、居ずまいを正して投了した。「足りないかなと思いました」と終局後には話したが、勝負師としては少しでもアヤを求めたかった。
昼食休憩後の42手目、後手4四歩と突いて積極的に踏み込んだ。攻めをつなげ、72手目の後手9六歩で「流れは悪くない」と思っていた。優位に局面を進め、豊島を勝利寸前まで追い詰める。「反撃されてうまく対応できなかった」。
立場を入れ替えて、豊島の挑戦を受ける王位戦第1局(6月29、30日、名古屋市「名古屋能楽堂」)で完敗した時点では、直接対決の成績は1勝7敗だった。その後、同第2局(7月13、14日、北海道旭川市「花月会館」)、同第3局(同21、22日、神戸市北区有馬温泉「中の坊瑞苑」)、叡王戦第1局(7月25日、東京都千代田区「江戸総鎮守 神田明神」)と3連勝し、盛り返したかにみえた。勝負は最後まで分からない。将棋の怖さを思い知らされた。
第3局はすぐにある。「しっかり反省して気持ちを切り替えて臨めればと思います」。叡王初奪取と最年少3冠に王手をかけるか? 大事な勝負になる。【赤塚辰浩】
情報源:藤井聡太2冠が豊島叡王に逆転負け「反撃されてうまく対応できなかった」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太2冠が豊島叡王に逆転負け「反撃されてうまく対応できなかった」 – 社会 : 日刊スポーツ
2021年8月3日20時9分
将棋の豊島将之叡王(竜王=31)に藤井聡太2冠(棋聖・王位=19)が挑戦する叡王戦5番勝負第2局が3日、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われ、先手の豊島が161手で勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。豊島は叡王初防衛へ巻き返し、公式戦の対藤井戦を3連敗でストップした。
戦型は角換わり。終盤に入り、一時はリードを広げられたが最終盤に逆転勝ちした豊島は「(終盤の)途中からはっきりと苦しくなった気がした」と振り返った。最終盤の藤井の王手の連発に「けっこう危ない形ですが、持ち駒を残したまま攻めれば安全ですが、そういう感じでいったときに、最終的に寄せ切れるか分からなかった。(勝ちが)はっきりと分かっていたわけではなかった」と薄氷の勝利だと明かした。
叡王戦5番勝負と同時進行となる藤井との王位戦7番勝負では第1局を完勝したが、王位戦第2局、3局、叡王戦第1局を落とし、藤井には3連敗だったが、“藤井キラー”の本領を発揮した。これで藤井との対戦成績は豊島の8勝4敗。 叡王戦5番勝負第3局は9日に名古屋で行われる。次戦に向け「内容的には押されているので、少しでもよくなるように頑張りたい」と意気込んだ。
情報源:豊島叡王が藤井2冠に薄氷勝利「途中から苦しく」対藤井戦3連敗でストップ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:豊島叡王が藤井2冠に薄氷勝利「途中から苦しく」対藤井戦3連敗でストップ – 社会 : 日刊スポーツ
終局直後の様子
豊島叡王は逆転勝ちで対戦成績を1勝1敗にした。
【豊島叡王の談話】
――王位戦の第2局と同じ角換わりの早繰り銀でしたが、本局の序中盤はどのような手応えでしたか。
「王位戦の2局目は負けてしまったんですが、まずまずうまくいっていたのでもう一回指してみたのですが、△4五歩(32手目)と突かれた手に対して準備がなかったので。ちょっと自信のない展開になってしまいました」――中盤以降はどのように見ていましたか。
「途中からちょっとはっきり苦しくなって。▲6八玉(47手目)としたところや、▲2六角(63手目)と打った手などで、何か別の手のほうがよかったかもしれません」――光明がさしたと思ったのはどのあたりでしょうか。
「▲4三歩(117手)から▲2二飛と打ったあたりで、駒損はひどいですが、際どい形になっているのかなと」――最終盤は長い王手が続きましたが、どのような心境でしたか。
「危ない形だったのですが――本譜で詰まないような気がしましたので」――これでシリーズは1勝1敗としました。第3局もすぐにありますが抱負をお願いします。
「内容的には押されているので、少しでもよくなるように頑張りたいと思います」藤井王位・棋聖の終盤の逆転負けは珍しい。
【藤井王位・棋聖の談話】
――序中盤にかけてどのような感想をお持ちですか。
「王位戦のときは途中苦しい展開になってしまったので、△4四歩(26手目)のところで手を変えて、と思っていました。ただ△4二飛(40手目)から動いていったんですが、あまり成算はなかったです。▲8三角(45手目)がかなり急所の手なので、ちょっと無理気味なのかなと思っていました」――途中リードを奪った感覚はありましたか。
「△9六歩(72手目)と突いて、一応攻めがつながる形になると思ったので、その辺りは手の流れとしては悪くないかなと思っていたんですけど。そのあと反撃されて、それに対して対応できなかったのかなと思います」――どのあたりがターニングポイントになったと思われますか。
「▲5四銀(93手目)△同歩▲同飛のところで、△8八と▲5五飛の取り合いは損をしたのかなと思いました。一回なにか銀を取られないように受けておくとかのほうがよかったのかなと」――最後は激しく追い込みましたが。
「そうですね、最後は王手は続くのですが、ちょっと足りないかなと思っていました」――シリーズは1勝1敗になりました。第3局の抱負をお願いします。
「3局目もすぐなので、内容的にはしっかり反省して、気持ちは切り替えて臨めればと思います」
豊島将之叡王に藤井聡太王位・棋聖が挑戦する第6期叡王戦五番勝負の第2局が8月3日(火)に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、豊島叡王が161手で藤井王位・棋聖を破り、五番勝負の成績を1勝1敗としました。
第3局は8月9日(月・祝)に愛知県名古屋市の「か茂免」で行われます。
情報源:豊島将之叡王VS藤井聡太王位・棋聖 第6期叡王戦五番勝負第2局 豊島将之叡王の勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟
藤井聡太2冠が豊島将之叡王に逆転負け、最後の最後詰め誤る 叡王戦第2局 #藤井聡太 #豊島将之 https://t.co/83PlBCmaeb
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 3, 2021
村)「最後までどちらが勝つかわからない勝負にできれば」と藤井二冠が昨日話していましたが、まさにそんな勝負になりました。第3局は9日に名古屋市で。藤井二冠は6日に竜王戦の対局があります。
豊島将之叡王が藤井聡太二冠に逆転勝ち 叡王戦第2局:朝日新聞デジタル https://t.co/1Tc8MluqSf— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 3, 2021
村)甲府市で指されていた叡王戦第2局は豊島将之叡王が藤井聡太二冠に勝ちました。藤井二冠がリードしていましたが、双方1分将棋のギリギリの終盤で、豊島叡王の粘りが奏功して逆転したようです。これで両者1勝1敗となりました。第3局は9日に名古屋市で(写真は対局開始時、日本将棋連盟提供)。 pic.twitter.com/uP8OtGKwUb
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 3, 2021
叡王戦五番勝負第2局は豊島将之竜王が藤井聡太二冠に逆転勝ちし、1勝1敗としました。両者1分将棋の大熱戦でした。9日に名古屋市で第3局が行われます。(写真は日本将棋連盟提供)
竜王戦で勝ち進んでいる藤井二冠はすぐ対局があり、6日の本戦準決勝で八代弥七段と対戦します。#豊島将之 #藤井聡太 pic.twitter.com/64jZWjjupA
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豊島将之叡王に藤井聡太王位が挑戦する第6期叡王戦五番勝負第2局が3日行われ、豊島叡王が161手で藤井王位に勝ち、1勝1敗のタイとしました。第3局は9日、名古屋市で行われます。(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/7JuSU7Sncq
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) August 3, 2021
終局後の写真は、日本将棋連盟の提供です。
担当者も固唾を飲んで中継を見守った、激しい終盤戦。対局室に静かに響く蝉の声に、極限まで高まっていく両対局者の集中力を感じました。 pic.twitter.com/5mHb2LpjTt— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) August 3, 2021
豊島将之叡王が挑戦者の藤井2冠を下し1勝1敗のタイに 叡王戦第2局― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/5X5KWE3Foc
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) August 3, 2021
叡王戦中継ブログ : 豊島叡王が逆転で制すhttps://t.co/jaSFtI1XDR
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— kewpiehoney (@kewpie_honey) August 3, 2021
#豊島将之 叡王が勝利
【第6期 #叡王戦 五番勝負 第2局】
○豊島将之叡王 VS ●藤井聡太王位・棋聖
第6期叡王戦五番勝負の第2局が8月3日(火)に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、豊島叡王が161手で藤井王位・棋聖を破り、五番勝負の成績を1勝1敗としました。https://t.co/J1h0SNiXrD
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) August 3, 2021
叡王戦第2局は豊島将之叡王の勝利!!
角換わり相早繰り銀から、藤井聡太二冠が優勢の状態で終盤戦に入ったように見えましたが、一瞬のスキをとらえて豊島叡王が逆転。そこからの指し回しも正確無比でした。
これで叡王戦は1―1のタイに。タイトルの行方は全くわからなくなりました。
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) August 3, 2021
印象に残ったのは豊島叡王の歩頭に叩き込んだ▲5四銀。藤井二冠がバッテリーを開いた△3七金に正確無比の▲2八銀合。
豊島先生強すぎです。
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) August 3, 2021
ABEMAご視聴ありがとうございました!
お互い1分将棋の死闘は見応えありました。
豊島叡王の「あきらめずに指したのが良かった」は厳しい勝負を物語ってましたね。第3局以降も楽しみにしてます。(師匠)— 深浦一門 (@Fukauraichimon) August 3, 2021
先程叡王戦が終局し、豊島叡王の勝ちとなりました。
藤井二冠が好調に攻めていたように見えましたが、そこからの豊島叡王の自玉への手の入れ方がとても勉強になりました。
体調は徐々に戻りつつありますが、まだ微熱があるのでゆっくり休みたいと思います✨
明日は朝からお仕事頑張ります‼︎
(中澤)— 西遊棋実行委員会 (@kansaishogi) August 3, 2021
叡王戦、とてもおもしろい終盤戦でしたね!携帯中継を見ながら夫と詰む詰まないを検討してしまいました👀次のお2人の対局も楽しみです。
— 上田初美 (@ueda823) August 3, 2021
死闘。
— 勝又清和 (@katsumata) August 3, 2021
遅ればせながらエレファントトヨシマシ強し!
— 豊川孝弘 (@Toyokawa_shogi) August 3, 2021
投了まで
https://www.youtube.com/watch?v=vLlO0UtkCvA&pp=sAQA&hd=1
初手からの解説
https://www.youtube.com/watch?v=IN92GXzcn6U&pp=sAQA&hd=1
116手 7八と~終局後のインタビュー
0:00 116手を考慮中
44:45 投了
46:45 インタビュー
▲豊島将之叡王-△藤井聡太二冠(棋譜中継)
161手 3七歩打まで、▲豊島叡王 の勝ち
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- 第6期 叡王戦 | 株式会社不二家
- 【不二家×日本将棋連盟 共同主催】不二家が将棋タイトル戦「叡王戦」を主催!(PDF)
- 将棋タイトル戦「叡王戦」への特別協賛について | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社
- 将棋タイトル戦「叡王戦(えいおうせん)」への特別協賛について(レオス・キャピタルワークス)- PR情報|SBIホールディングス
勝負はタイに
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