杉本昌隆八段の話
2021年7月4日 8時0分
将棋の藤井聡太棋聖(18)=王位=に渡辺明名人(37)=棋王・王将=が挑戦していた第92期棋聖戦五番勝負第3局は3日、静岡県沼津市の「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で行われ、後手の藤井棋聖が100手で勝ち、シリーズ3連勝でタイトルを初防衛した。史上最年少記録を更新する18歳11か月でのタイトル防衛・九段昇段を果たした弟子に、師匠の杉本昌隆八段(52)が祝福の言葉を贈った。
【写真】バトルロイヤル風間さん 藤井棋聖初防衛記念の4コマ漫画
自宅で観戦しながら思っていたのは、1年前より大きくなったなあ…ということです。落ち着きと風格というところなのでしょうけど、姿勢も良くなったようにも思います。去年よりも前傾姿勢が減り、背筋が伸びています。タイトルホルダーとして意識するようになったのかもしれません。
棋士として技術的なところを見ると、棋聖戦五番勝負を通してやはり持ち時間の使い方が印象に残ります。残り時間であれだけ追い込まれながら中終盤をミスなく指し続ける安定感には、懐の深さという言葉だけでは説明できません。リードさえしてしまえば時間などなくとも逃げ切れる。そのような感覚があるのかもしれません。ちょっと信じられませんけど。
王位戦も含めて、今年のタイトル戦での藤井棋聖からは意外なところにも成長を感じています。食事もおやつも常に対局場の地元のものを注文していることです。全てです。強い意識を感じます。
地元の名古屋で注文したのは、冷たいうどん「ころ」でした。全国的にはあまり知られていないものをあえて、というところに、対局地への思いがあったように思えるのです。
おやつに頼んだのはカワイイ「ぴよりんアイス」でした。タイトル戦のおやつでアイスは非常に難しいんです。食べる間もなく溶けてしまう懸念があるので。それでもオーダーしたのは、自分が注文すれば喜んでくれる人がいるということを知ったからでしょう。タイトルホルダーにしかできない心配りを知ったのだと。で、結果としてあれだけ爆発的な注目を集めたわけですからね。自分がCMに出演した会社さんが棋戦のスポンサーになったりすることで、影響の大きさを考えるようになったのかもしれないです。
藤井棋聖は羽生善治さんのように、自ら発信していくタイプのスターではありません。ただ、活躍を続けることでファンの皆さんが見守り、藤井棋聖について発信していくという新しいスター像を作り始めていると思います。
九段昇段ですか…。まだ実感が沸いてこないですけど、8年前に奨励会6級だった藤井…いや藤井棋聖が8年後に九段に到達するなんて想像がつかないですよね…。
でも、彼は目に見えるもの、形に残るものを目指したりはしません。これからも自分らしい道を歩んでいってほしいと思います。ふう…九段か…。(談)
情報源:藤井聡太棋聖を師匠・杉本昌隆八段が祝福「ぴよりんアイスに見た弟子の変化と成長」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太棋聖を師匠・杉本昌隆八段が祝福「ぴよりんアイスに見た弟子の変化と成長」 : スポーツ報知
2021/7/3 21:24
将棋の藤井聡太棋聖(18)=王位=に渡辺明三冠(37)=名人・棋王・王将=が挑戦したタイトル戦「第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第3局が3日、静岡県沼津市の沼津御用邸で指され、後手番の藤井棋聖が勝って開幕3連勝とし、最年少でのタイトル初防衛と九段昇段を決めた。
藤井棋聖の師匠、杉本昌隆八段(52)は「若手タイトル保持者が初防衛に苦労している近年、最年少記録の防衛劇に藤井棋聖のカリスマ性を感じます。最年少防衛も九段昇段も藤井棋聖には通過点。さらなる活躍を楽しみにしています」とコメントを寄せ、まな弟子をたたえた。
情報源:【第92期ヒューリック杯棋聖戦】「カリスマ性感じる」 藤井棋聖の師匠・杉本八段(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【第92期ヒューリック杯棋聖戦】「カリスマ性感じる」 藤井棋聖の師匠・杉本八段 – 産経ニュース
2021.07.04
将棋の藤井聡太棋聖(王位との二冠=18)が渡辺明名人(棋王、王将との三冠=37)の挑戦を受ける第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が3日、静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で指され、藤井棋聖が100手で勝利した。3連勝でタイトル初防衛を決め、史上最年少となる18歳11カ月で、タイトル初防衛と九段昇段を達成した。
最年少でのタイトル初防衛と九段昇格を成し遂げた弟子の姿に師匠である杉本昌隆八段(52)は喜びを隠せなかった。「3連勝で決められて大変うれしく思います」と祝福した。
最年少九段については「自分も最終目標だった九段をいとも簡単に達成してしまうのはちょっとずるい(笑い)。でもそれだけ彼の成長が早いということですよね」と笑いながら答えた。
棋聖戦の初防衛に成功したが、これからもハードな日程が続く。それでも「学生時代は大変そうでしたが、(今は)将棋やってることが楽しいでしょうから、疲労度は若いですし影響はないと思う」と心配はない。
渡辺名人をストレートで倒し、豊島竜王との王位戦、叡王戦へ集中できる環境に。「仮に豊島さんにも勝つようであればタイトルホルダーとして一歩ぬきんでるのでは。でも名人竜王というビッグタイトルに届いてないので、まだまだ戦いは長く続くのかな」。スターへ駆け上がる弟子の姿を見守っていく。
情報源:藤井聡太棋聖の師匠・杉本昌隆八段 喜び隠せず 九段を先に達成され「ずるい」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太棋聖の師匠・杉本昌隆八段 喜び隠せず 九段を先に達成され「ずるい」/芸能/デイリースポーツ online
#藤井聡太 棋聖を師匠・杉本昌隆八段が祝福「ぴよりんアイスに見た弟子の変化と成長」 https://t.co/RY3DUknOd9 #芸能ニュース #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) July 3, 2021
藤井棋聖の師匠・杉本八段が談話 ヒューリック杯棋聖戦https://t.co/8eqVbvabZS
杉本昌隆八段「若手タイトル保持者が初防衛に苦労している近年、最年少記録の防衛劇に藤井棋聖のカリスマ性を感じます。最年少防衛も九段昇段も藤井棋聖には通過点。さらなる活躍を楽しみにしています」
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 3, 2021
藤井聡太棋聖の師匠・杉本昌隆八段 喜び隠せず 九段を先に達成され「ずるい」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/W2KF9S2OTT @Daily_Onlineより
— kewpiehoney (@kewpie_honey) July 3, 2021
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五番勝負の結果
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=IHrMb9mjkXM&t=16s&hd=1
終局直後のインタビュー&感想戦
初手からの解説
https://www.youtube.com/watch?v=BqU_YT57aHo&t=18s&hd=1
記者会見
一夜明け会見
村)渡辺明名人がブログを更新しています。有望な局面があったものの、ものにできなかったようです。序盤の研究のぶつかり合いから中終盤の競り合いまで、見応えのある将棋でした。https://t.co/UiKXjxHURI
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) July 3, 2021
対局についてはブログに書きました。https://t.co/Mz6DdoprrF
第2局、第3局は内容は悪くなかったと思いますが、終盤で競り負けました。
対局間隔もあいていて準備としては万全だったと思います。(続く)
— チーム渡辺 (@abT_watanabe) July 3, 2021
敗因を分析して、というのは昨年と同じことを言っていますが、次は競ったスコアに出来るように考えていきたいと思います。
総括するには早いんですが、今年のタイトル戦出場はこれで終わりです。ご声援を頂いた皆さま、ありがとうございました。(渡辺)
— チーム渡辺 (@abT_watanabe) July 3, 2021
▲渡辺明名人-△藤井聡太棋聖(棋譜中継)
96手 「△7一飛」
100手 3六桂打まで、△藤井聡棋聖 の勝ち
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杉本昌隆八段は、順位戦のB級1組時代に、頭ハネでA級を逃したのが響いてる。
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