チーム永瀬:○○●○○●●●○
2021.06.27 08:17
プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Dリーグ第3試合、チーム永瀬とチーム広瀬の対戦が6月26日に放送され、チーム永瀬がフルセットの末5-4で勝利、Dリーグ1位での本戦出場を決めた。相手のリーダー広瀬章人八段(34)に3連勝を許すなど苦しめられたが永瀬拓矢王座(28)、増田康宏六段(23)、屋敷伸之九段(49)がそれぞれ勝利を挙げて競り勝ち。前年優勝チームが連覇に向けて苦しい勝負をものにした。
ベテランと若手の力がうまく噛み合っての勝利だった。初のフィッシャールールということもあってか、今ひとつ調子に乗れなかった屋敷九段だが、この第2試合では徐々に感覚を掴み始め、第1局で北浜健介八段(45)に勝利。これに「素晴らしい!」と気を良くした永瀬王座が連投を提案すると、屋敷九段も「あ、大丈夫です」と即答。続く第2局、丸山忠久九段(50)に後手番から十八番の一手損角換わりで挑まれるも、終盤の切れ味が鋭く連勝。永瀬王座も「文句なし」と絶賛した。一気に3連投した第3局では広瀬八段に敗れたものの、本来の早見えがフィッシャールールと噛み合っての2勝1敗は、本人にとっても本戦に向けて弾みをつけるものになった。
一方で、苦戦したのは増田六段だ。第1試合では2戦2勝と活躍したが、この試合では第5局で北浜八段に逆転勝利を収めたものの、連投した第6局では広瀬八段に力負け。第8局では再び北浜八段と戦い、終盤まで優勢に進めていたものの、よもやの逆転負けを喫することになった。これには「いやー、ひどかったですね」と対局後も言葉少な。連覇を目指す本戦を前に、課題を見つける3局となった。
予選1位通過への踏ん張りどころで力を出したのは、やはりリーダーだった。永瀬王座は第4局から発進。丸山九段を相手に、リードを奪った終盤は入玉も見えるほど自玉の安全度を高めてから、快勝を収めた。チームの勝利がかかった第7局では広瀬八段に最終盤、痛恨の逆転負けを喫したが、決定局の第9局では気を取り直し、丸山九段に押し込まれながらも粘り勝ち。「広瀬八段に諦めないことの大切さを教えていただいたので、その教訓を活かして最後まで手をつなぎました」と、その日の痛い経験をすぐに糧とするたくましさも見せた。
昨年から絶対的エース、藤井聡太王位・棋聖(18)が抜け、新たにベテラン屋敷九段を迎えた新生・チーム永瀬。振り返れば予選は2勝0敗、得失点差+5と堂々の成績で本戦出場を果たした。絶対に負けない将棋を指す永瀬王座、若さと巧みさを併せ持つ増田六段、そしていよいよ本領を発揮してきた屋敷九段。本戦までにチームの成熟度が増せば、2度目の栄冠への距離はさらに短くなる。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:チーム永瀬 フルセットの激闘制し1位通過 屋敷伸之九段は気迫の3連投/将棋・ABEMAトーナメント(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:チーム永瀬 フルセットの激闘制し1位通過 屋敷伸之九段は気迫の3連投/将棋・ABEMAトーナメント 【ABEMA TIMES】
対戦成績
振り駒
チーム永瀬の振り歩先、と金が3枚でチーム広瀬の先手
第1局 ▲北浜健介八段-△屋敷伸之九段
142手 9七玉まで、△屋敷伸之九段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=hcK7vjWMKOg&t=3s&hd=1
第2局 ▲屋敷伸之九段-△丸山忠久九段
127手 4三飛車まで、▲屋敷伸之九段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=rcaasQ1Yxaw&hd=1
第3局 ▲広瀬章人八段-△屋敷伸之九段
127手 5三馬まで、▲広瀬章人八段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=yAR-WSiEPvM&hd=1
第4局 ▲永瀬拓矢王座-△丸山忠久九段
107手 6四角打まで、▲永瀬拓矢王座 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=KhkGJRzAji8&hd=1
第5局 ▲北浜健介八段-△増田康宏六段
114手 2七金打まで、△増田康宏六段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=HTwvAoEpwjI&hd=1
第6局 ▲増田康宏六段-△広瀬章人八段
120手 8七龍まで、△広瀬章人八段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=zMq_oVX2aOQ&hd=1
第7局 ▲広瀬章人八段-△永瀬拓矢王座
141手 5五玉まで、▲広瀬章人八段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=q3VtaXDaaL0&hd=1
第8局 ▲増田康宏六段-△北浜健介八段
130手 5八成銀まで、△北浜健介八段 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=yeC9ATu9fpM&hd=1
第9局 ▲永瀬拓矢王座-△丸山忠久九段
チーム永瀬の振り歩先、歩が3枚で永瀬王座の先手
初手は、▲永瀬拓矢王座 2六歩、△丸山忠久九段 3四歩
141手 8六玉まで、▲永瀬拓矢王座 の勝ち
https://www.youtube.com/watch?v=LzXYSdFNp0U&hd=1
情報源:第4回ABEMAトーナメント 予選Dリーグ 第三試合 | 新しい未来のテレビ | ABEMA
チーム永瀬 フルセットの激闘制し1位通過 屋敷伸之九段は気迫の3連投/将棋・ABEMAトーナメント 【ABEMA TIMES】https://t.co/2H9kBlpkDW
— kewpiehoney (@kewpie_honey) June 27, 2021
チーム永瀬、ぎりぎり踏みとどまって勝利!
最後は頼りになるリーダー。
即座に反省する増田先生。
フォローする屋敷先生。いいチーム😃😃
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) June 26, 2021
遅くまでご視聴ありがとうございました🙇♂️7局目、8局目の連続大逆転勝ちでチームの雰囲気も盛り上がりましたが最後は永瀬リーダーに意地を見せられました😅個人的には途中から予想が2分の1になったにも関わらず当たらないところが情けなかったです💦(広瀬)
— チーム広瀬 (@abT_hirose) June 26, 2021
チームメイトの丸山九段、北浜八段とは控え室でも雰囲気よく過ごせたと思うので引き続きよろしくお願いします😊また本戦での大暴れも期待してます😆✨応援していただいた方々どうもありがとうございました❗️(広瀬)
— チーム広瀬 (@abT_hirose) June 26, 2021
長時間のご視聴お疲れ様でした、
どの対局も見所が多すぎて、またフルセットと言うこともあり皆様もお疲れだと思います🤭ゆっくり休んでくださいね😊
今回千葉先生にはすごく優しくしていただき本当に感謝しかないです😭
来週以降の熱い戦い、私もテレビの前で正座待機で見守りたいと思います✨✨— 長谷川優貴 (@yuukichi0913) June 26, 2021
ABEMAトーナメント
激闘でしたね!!お疲れ様でした〜
終盤の叩き合いは
観ていて思わず声が出てしまう余韻が凄くてなかなか寝れない
あるある^ ^(戸辺)
— チーム渡辺 (@abT_watanabe) June 26, 2021
お疲れ様でした。フルセットの熱戦でした。#ABEMAトーナメント
— 西尾明 (@nishio248) June 26, 2021
https://twitter.com/oohira0511/status/1408798946294571010
チーム永瀬(t)
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