114手 8八銀打まで、△藤井聡二冠 の勝ち
2021.06.26 17:11
将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が6月26日、叡王戦本戦トーナメントの決勝にあたる挑戦者決定戦で斎藤慎太郎八段(28)に114手で勝利、自身初となる叡王挑戦を決めた。現タイトル保持者である豊島将之叡王(竜王、31)との五番勝負に進出。自己最多となる三冠をかけたシリーズに臨むことになった。
苦戦も跳ね返すタフネスで、3つ目のタイトル獲得のチャンスを手にした。対戦した斎藤八段は、タイトル経験もあり順位戦A級初参戦で、名人挑戦も果たした実力者。過去の対戦成績も藤井王位・棋聖の3勝2敗と拮抗しており、好勝負は必至と見られていた。
後手番からプロの間でもかなり研究が進んでいる角換わりを受けて立つと、序中盤は両者譲らずがっぷり四つ。終盤に入ったところで一時は斎藤八段にリードを許したかに見えたが、攻めの手番が回ってきたところで4筋を中心に斎藤陣に斬り込むことに成功。紙一重の攻防から形勢をひっくり返すと、最終盤はミスなく寄せ切った。
対局後、藤井王位・棋聖は「少し序盤で軽率なところがあって、タイミングよく仕掛けられてしまい、常に攻め込まれる形で苦しい時間が長い将棋だった気がします。4六角を打ったあたりでチャンスの多い展開になったのかなと思いました」と振り返ると、叡王初挑戦については「挑戦は1年ぶりになるのでうれしいですし、五番勝負を盛り上げられるようにやっていければと思います」とコメント。過去1勝6敗と負け越している豊島叡王については、「対戦成績をかなり負け越していて手強い相手と思っていますが、こちらが頑張れば番勝負を盛り上げられると思うので、まずはそれを目指したいです」と抱負を語った。
初の叡王挑戦権を得た藤井王位・棋聖だが、今後も大きな対局がいくつも控えている。中2日置いて、29日からは今度は豊島叡王を挑戦者に迎えての王位戦七番勝負が開幕。叡王戦と合わせて、愛知が生んだトップ棋士同士による合計“十二番勝負”がスタートする。また7月3日には、最年少での防衛と九段昇段に王手をかけている棋聖戦五番勝負の第3局で渡辺明名人(棋王、王将、37)と対戦。この後にも順位戦B級1組、竜王戦決勝トーナメントなどの重要局が控えている。
昨期も多忙な中で大活躍し、日本中を「第2次藤井フィーバー」とも言える盛り上がりに包んだ藤井王位・棋聖。今後も目を離せる対局は一つもない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、三冠挑戦決定!豊島将之叡王とは王位戦と合わせ“十二番勝負”に/将棋・叡王戦挑戦者決定戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、三冠挑戦決定!豊島将之叡王とは王位戦と合わせ“十二番勝負”に/将棋・叡王戦挑戦者決定戦 【ABEMA TIMES】
2021年6月27日 05:30
将棋の藤井聡太2冠(18)は26日、東京都内で行われた叡王戦本戦トーナメント決勝で斎藤慎太郎八段(28)を下し、豊島将之叡王(31)=竜王との2冠=に挑む5番勝負(7月25日開幕)進出を決めた。藤井にとっては現在進行中の棋聖戦、29日開幕の王位戦に続く3つ目のタイトル戦出場。過密スケジュールをこなしながら自身初の「3冠」に挑戦する。
終盤は、どこか見慣れない光景だった。先手の斎藤が85手目で持ち時間を使い切り1分将棋に突入。藤井は16分も余している。「形勢が苦しいまま1分将棋に入ると苦しくなる。少しでもアヤというか、勝負できるところを残しておく方がいいのかなという気持ちでした」と涼しい表情の藤井。普段は中盤から惜しげもなく持ち時間を消費する棋風だが、この日に関しては「余裕」を感じさせる指し回しだった。
戦型は角換わり腰掛け銀。5年ほど前に大流行したスタイルも、近年は矢倉や相掛かりに押され気味だ。その「渋い」戦いに導入されて駒組みを進めたものの、斎藤の巧妙な作戦を受け「タイミング良く攻め込まれ、苦しい瞬間が長い将棋だった」と回顧する。押される時間が続く中盤戦は、腰を低く構えてひたすら我慢。それでも受けばかりでは面白くない。隙あらば相手王に迫る態勢を築き上げてペースを握り返し「最後に勝負をかけて戦機をつかむことができました」と、会心の一譜を柔らかく総括した。
昨年12月3日に始まった段位別予選からトーナメントを一気に7連勝。1月末に高校を自主退学したことで「対局以外は(愛知県瀬戸市の)家で将棋に取り組む時間が多くなった。大きな変化です」と自らの充実ぶりを実感している。7月には最多で8局をこなさなければならないものの「なるべく同じ時間に眠り、同じ時間に起きるようにしています」。コンディションの整え方もちらりと明かした。
叡王戦で対戦する豊島とは過去1勝6敗で「手ごわい相手」と認める。だからこそなのか「こちらが頑張れば番勝負が盛り上がる。まずはそれを目指したい」と口元をきりりと締めた。王位戦を含めれば豊島との「12番勝負」が待つ。この日の対局後は早速叡王戦用のポスター撮影もこなし、3冠への一歩を踏み出した。
《棋聖戦もつれれば数日おきに移動→対極の可能性》藤井は棋聖戦、王位戦で7月は過密スケジュールだったが、叡王戦が加わったことで、さらに「密」になった。棋聖戦は2連勝で初タイトル防衛に王手をかけている。18日の第4局以降までもつれると、王位→棋聖→王位→叡王と数日おきに、移動を伴うタイトル戦の対局。棋聖戦が最終第5局に突入すると、棋聖、王位、叡王のトリプルタイトル戦に同時進行で臨むことになる。
《大谷も刺激に》叡王戦は今期から菓子メーカーの不二家が主催。同社CMにも出演中の藤井は「家で『(カントリーマアム)チョコまみれ』をいただき、とてもおいしかった。また食べてみたい」とPRした。5番勝負の食事に関しては「地元のおいしいものをいただけるのは楽しみ」とニコリ。記者会見では藤井同様、大活躍中のMLBエンゼルス・大谷に関しても「野球自体は詳しくないのですが、名前を見かける機会が多くて刺激になってます。二刀流も知ってます」と話した。
情報源:藤井2冠 3冠挑戦でタイトル戦ラッシュ 叡王戦5番勝負進出決定 7月は最多8局(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井2冠 3冠挑戦でタイトル戦ラッシュ 叡王戦5番勝負進出決定 7月は最多8局― スポニチ Sponichi Annex 芸能
五番勝負日程
第1局 7月25日(日)
東京都千代田区「江戸総鎮守 神田明神」第2局 8月3日(火)
山梨県甲府市「常磐ホテル」第3局 8月9日(月・祝)
愛知県名古屋市「か茂免」第4局 8月22日(日)
愛知県名古屋市「名古屋東急ホテル」第5局 9月13日(月)
東京都渋谷区「将棋会館」
第6期叡王戦挑戦者決定戦、藤井聡太王位・棋聖VS斎藤慎太郎八段の対局が6月26日(土)に行われ、藤井聡太王位・棋聖が114手で斎藤慎太郎八段に勝ち、挑戦権を獲得しました。
藤井聡太王位・棋聖は初の叡王挑戦となります。
豊島将之叡王との五番勝負第1局は7月25日(日)に東京都千代田区「神田明神」で行われます。
情報源:藤井聡太王位・棋聖VS斎藤慎太郎八段 第6期叡王戦挑戦者決定戦 藤井聡太王位・棋聖が勝利し豊島将之叡王へ挑戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟
本選トーナメント
情報源:第6期叡王戦本戦
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=NYuToioyeuI
初手からの解説
https://www.youtube.com/watch?v=lzJhXlDwY_M
藤井聡太王位・棋聖、三冠挑戦決定!豊島将之叡王とは王位戦と合わせ“十二番勝負”に/将棋・叡王戦挑戦者決定戦#将棋 #叡王戦 #藤井聡太二冠
【記事本文はこちら】https://t.co/WCwWPYE6xY pic.twitter.com/UXqGvVLEJ6
— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) June 26, 2021
村)叡王戦の挑戦者決定戦は、藤井聡太二冠が斎藤慎太郎八段に勝ち、豊島将之叡王への挑戦権を獲得しました。豊島叡王とは、王位戦七番勝負とのダブルタイトル戦となります。五番勝負は7月25日に東京都千代田区の神田明神で開幕します(写真は対局前の様子、日本将棋連盟提供)。 pic.twitter.com/pvE5kbEihq
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 26, 2021
村)叡王戦五番勝負の日程は次の通りです。
第1局 7月25日(日)神田明神
第2局 8月3日(火)常磐ホテル
第3局 8月9日(月・祝)か茂免
第4局 8月22日(日)名古屋東急ホテル
第5局 9月13日(月)東京・将棋会館— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 26, 2021
藤井2冠 3冠挑戦でタイトル戦ラッシュ 叡王戦5番勝負進出決定 7月は最多8局― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/i5p8roOkEz
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) June 27, 2021
叡王戦中継ブログ : 藤井王位・棋聖が挑戦者にhttps://t.co/8gAY6j5pZ7
— kewpiehoney (@kewpie_honey) June 26, 2021
#藤井聡太 王位・棋聖が勝利
【第6期 #叡王戦 挑戦者決定戦】
○藤井聡太王位・棋聖 VS ●斎藤慎太郎八段
第6期叡王戦挑戦者決定戦、藤井聡太王位・棋聖VS斎藤慎太郎八段の対局が6月26日(土)に行われ、藤井聡太王位・棋聖が斎藤慎太郎八段に勝ち、挑戦権を獲得しました。https://t.co/hZz6hKUx2c
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) June 26, 2021
▲斎藤慎太郎八段-△藤井聡太王位・棋聖(棋譜中継)
114手 8八銀打まで、△藤井聡二冠 の勝ち
|
|
- 第6期 叡王戦 | 株式会社不二家
- 【不二家×日本将棋連盟 共同主催】不二家が将棋タイトル戦「叡王戦」を主催!(PDF)
- 将棋タイトル戦「叡王戦」への特別協賛について | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社
- 将棋タイトル戦「叡王戦(えいおうせん)」への特別協賛について(レオス・キャピタルワークス)- PR情報|SBIホールディングス
開幕は7月25日
|
|
|
|
|
|
★