92手 6九飛打まで、△里見女流四冠 の勝ち
2021年6月17日 21時18分
将棋の里見香奈女流四冠(29)=清麗(せいれい)、女流名人、女流王位、倉敷藤花(とうか)=が17日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第63期王位戦(新聞三社連合主催)の予選で有森浩三七段(58)に92手で勝利。男性棋戦における通算30勝目を挙げ、男性棋戦における女流棋士の勝ち数として歴代単独1位となった。
従来は清水市代(いちよ)女流七段(52)の29勝(186対局、29勝157敗、勝率0.1559)が1位で、里見女流四冠も29勝で並んでいた。本局の勝利で里見女流四冠の記録は30勝(74対局、30勝44敗、勝率0.4054)となり、歴代単独1位となった。
王位戦は全棋士のほか、女流棋士2人が参加する仕組み。終局後、里見女流四冠は「今日はずっと苦しい将棋だったので、もっと力をつけないといけないかなと思います。記録というよりは地力をつけられるように頑張りたいと思います」と謙虚に話した。清水女流七段の記録を追い抜いて単独1位になったことについて尋ねられると、「一つ結果を残せたことはうれしいことではあるんですけど、それよりも技術面や人間的に清水さんのようになれたらなと思います。清水さんは第一人者としてふさわしい立ち居振る舞いをされていて、(対戦した)タイトル戦を通じて学ばせていただきました」と先輩への敬意を語った。
将棋界では「棋士」と「女流棋士」という異なる制度がある。「女流棋士」は女性限定の制度で、女流棋士は女流棋戦に参加するほか、条件を満たせば女流棋士の出場枠がある男性棋戦にも参加できる。「棋士」は男性にも女性にも門戸は開かれ、棋士養成機関「奨励会」を卒業すれば棋士になれるが、これまでのところ棋士になった女性はいない。
以前は、棋士と女流棋士とでは実力差があるとされていたが、近年は里見女流四冠らが男性棋士相手の公式戦で勝ち星を挙げる活躍を見せている。(佐藤圭司)
情報源:将棋の里見女流四冠 男性棋士に30勝 歴代単独1位に:朝日新聞デジタル
2021年6月17日 18時23分
将棋の里見香奈女流名人=清麗・女流王位・倉敷藤花=が17日、大阪・関西将棋会館で指された第63期王位戦予選6ブロック1回戦で、先手の有森浩三七段に92手で勝ち、対男性棋士の通算30勝目を挙げ、29勝でタイだった清水市代女流七段を抜き、女流棋士の単独トップに躍り出た。
対男性棋士の初勝利は2009年1月、稲葉陽四段(現八段)戦。当時16歳10か月で女流棋士としては最年少記録だった。王位戦予選の次戦は黒田尭之五段と対戦する。
以下、女流棋士の対男性棋士勝ち星ベスト5
〈1〉里見香奈女流四冠 74戦30勝44敗(勝率0.4054)
〈2〉清水市代女流七段 186戦29勝157敗(0.1559)
〈3〉中井広恵女流六段100戦21勝79敗(0.21)
〈4〉石橋幸緒女流四段 43戦11勝32敗(0.2558)
〈4〉甲斐智美女流五段 59戦11勝48敗(0.1864)
情報源:里見香奈女流名人が対男性棋士30勝目!女流単独トップに(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:里見香奈女流名人が対男性棋士30勝目!女流単独トップに : スポーツ報知
2021年6月17日 20時3分
大阪・関西将棋会館で17日に指された第63期王位戦予選で、里見香奈女流名人=清麗・女流王位・倉敷藤花=が有森浩三七段を破り、対男性棋士の勝ち星で女流単独トップとなる通算30勝目(44敗)を挙げた。
清水市代女流七段(186戦29勝157敗)と並ぶタイ記録から1勝を上積み。レジェンドを抜いたが「一つの結果を残せたことはうれしいですけど、それより、技術面や人間的に清水先生のようになれたらなと思います。清水さんは第一人者にふさわしい立ち居振る舞いをされる方。タイトル戦を通して学ばせていただいた」と感謝を交えて話した。
男性棋戦については「持ち時間が長い(王位戦は各4時間)。私は長考派なので、純粋にたくさん考えられるので楽しい」と、各2、3時間が主流の女流棋戦との違いを説明。勝率は約4割とハイアベレージで「最初の一般棋戦では圧倒的に棋力が低かったが、なんとか今は考えられるようになった。(負けても)きっちり反省して次に挑めるような棋力が付いてきたかな」と振り返り「記録よりも地力を付けたい」と精進への気持ちを新たにした。
王位戦予選の次戦は黒田尭之五段と対戦する。
情報源:対男性棋士単独トップ30勝の里見香奈女流名人「純粋にたくさん考えられて楽しい」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:対男性棋士単独トップ30勝の里見香奈女流名人「純粋にたくさん考えられて楽しい」 : スポーツ報知
予選6組
将棋の里見女流四冠 男性棋士に30勝 歴代単独1位に https://t.co/oc3rKrlsCC
— 朝日新聞文化部 (@asahi_bunka) June 17, 2021
里見香奈女流名人が対男性棋士30勝目!女流単独トップに https://t.co/N91DHSkOSK #芸能ニュース #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) June 17, 2021
王位戦予選で里見香奈女流名人が有森浩三七段に勝利して一般棋戦で通算30勝目(44敗、勝率.405)を挙げ、清水市代女流七段の29勝を超えて歴代単独1位に。タイトル獲得歴代最多44期に続く新記録。〔写真提供・日本将棋連盟〕 pic.twitter.com/WBGPHkkNnn
— 北野新太 (@kitano_arata) June 17, 2021
里見香奈女流4冠が王位戦予選1回戦で有森浩三七段に勝ち、女流棋士で単独トップとなる公式戦(女流棋戦とは別の対男性プロ棋戦)30勝を達成しました。2009年の新人王戦本戦で稲葉陽四段(当時)から初勝利を挙げ、通算成績は30勝44敗となりました。勝数2位は清水市代女流七段の29勝(157敗)です。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) June 17, 2021
里見香奈女流王位、終局後の写真です(日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/ThjiBgIVDo
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) June 17, 2021
・(次戦への抱負)持ち時間を指せる。長考派なので楽しい。力を出し切れるように勉強したい
・(男性棋戦での成績は)最初に一般棋戦に出た時は圧倒的に棋力が低かったが、今は考えられるようになった。反省して次に挑める棋力はついてきた
・(課題は)中終盤で崩れない安定した将棋を目指したい— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) June 17, 2021
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▲有森浩三七段-△里見香奈女流四冠
92手 6九飛打まで、△里見女流四冠 の勝ち
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勝者は次戦、黒田五段と対決。
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