JTプロ公式戦いよいよ明日開幕！｜公益社団法人日本将棋連盟のプレスリリース

開幕局は、丸山忠久九段－広瀬章人八段

一回戦第一局は6月12日（土）15時からABEMAで生中継

昨年のJT杯覇者、タイトルホルダー、前年度賞金ランキング上位者を合わせた計12名のみが出場できる第42回「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」（以下JT杯）が今年も開幕。本局は無観客対局となったが、対局の模様はABEMAで生中継される。
一回戦第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/EN5m3qjdQ2ZAwH

丸山忠久九段

広瀬章人八段

一回戦第一局は、居飛車党で、角換わり腰掛け銀を得意としている丸山九段と、詰将棋を得意とし、振り飛車党から居飛車党にスイッチした広瀬八段の対決。戦型は、広瀬八段が居飛車に転換してからの最近5局はすべて角換わりの将棋となっている。今回の対戦でも最有力とされる戦型はこれで間違いないだろう。角換わりも通常の腰掛け銀以外に、早繰り銀、棒銀、右玉等いろいろな戦い方があり、当日の振り駒で先手番をどちらが握るのかにより、異なってくるだろう。戦法は日々進化しており、その成果を踏まえて、対局者はどこかで独自の工夫を見せる。序盤からいきなり仕掛ける可能性もあり、目の離せない緊迫した進行が予想される。

注目の対局を盛り上げるのはこの3人

（写真）左から解説／谷川浩司九段　聞き手／真田彩子女流三段　読み上げ／伊藤明日香女流初段

解説はJT杯最多6回優勝の谷川浩司九段。丸山九段とは名人戦でも戦っており、その時代の話も聞けるのではないか。一方、広瀬八段とは、最近の対局はないが、お互い詰将棋を得意とし、早指しでの終盤力に定評があるため、その部分について語ってくれるだろう。

【JTプロ公式戦トーナメント表】

※タイトル段位は2021年6月11日現在のものです。シリーズ途中に他棋戦の結果により変更となる場合がございます。

【ABEMAでの生中継スケジュール】

※ABEMAについて：ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレット
からご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/

【開催趣旨】
2021年度「将棋日本シリーズ　JTプロ公式戦／テーブルマークこども大会」
本シリーズは、今年で42回目の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、 20回目の“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化」および「青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから開催してまいります。
■タイトル／将棋日本シリーズ　JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会
■主　　催／公益社団法人日本将棋連盟、各地区新聞社(東京・大阪は日本将棋連盟のみ)
■後　　援／文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
■協　　賛／ JT、テーブルマーク
＜大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください＞ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html