△渡辺明名人 が54手目を封じる
2021.05.04 19:44
将棋の名人戦七番勝負の第3局が5月4日、愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われ後手の渡辺明名人(棋王、王将、37)が54手目を封じ手とし1日目が終了した。翌5日に行われる2日目は、午前9時ごろに封じ手が開封となり、挑戦者の斎藤慎太郎八段(28)の手番から再開となる。形勢は互角で、封じ手の局面では本格的な戦闘開始か、さらに駒組みを続けるかという分岐点になっている。
第1局を斎藤八段、第2局を渡辺名人と、いずれも先手番が勝利して迎えた第3局。第1局と同じく戦型は矢倉になったものの、じっくりとした進行となった第1局とは異なり、形は急戦矢倉に。封じ手前には、両者とも長考を入れ、序盤の考えどころになっている。
本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は斎藤八段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
渡辺明名人 4時間47分(消費4時間13分) 斎藤慎太郎八段 5時間11分(消費3時間49分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:注目の第3局 形勢互角のまま1日目が終了 渡辺明名人が54手目を封じ手/将棋・名人戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:注目の第3局 形勢互角のまま1日目が終了 渡辺明名人が54手目を封じ手/将棋・名人戦 【ABEMA TIMES】
18:45
封じ手、激戦か回避か
斎藤八段が▲4五同銀(53手目)と歩を取り返した局面で1日目が終わった。何げない手だが、杉本八段によると、渡辺名人の対応次第では激しい展開に突入するという。
「次の手は△4四歩か△5五歩しかないと思います。△5五歩なら先手は暴れるしかない。両者、ただではすまない展開になります」
△4四歩で穏やかな駒組みが続くのか、△5五歩で後戻りできない戦いへと進むのか。5日午前9時の対局再開から目が離せない局面を迎えていると言えそうだ。(村瀬信也)
18:30
54手目を封じる
立会人の淡路九段が「渡辺名人、次の手を封じ手ください」と告げると、渡辺名人は即座に封じる意思を示した。第1局、第2局に続き、斎藤八段の「初封じ手」はお預けになった。
渡辺名人は別室で封じ手の記入を終え、再び対局室へ。斎藤八段が封筒にサインした後、渡辺名人が淡路九段に手渡す。両者は一礼した後、退室した。
渡辺名人は封じ手の54手目に37分を投じた。消費時間は斎藤八段が3時間49分、渡辺名人が4時間13分。第1局、第2局とは違い、渡辺名人の方が多く消費した状態で1日目が終わった。5日午前9時に再開する。(村瀬信也)
情報源:【詳報】37分投じた封じ手、ほぼ2択 大激戦か回避か:朝日新聞デジタル
2021/5/4 20:30(最終更新 5/4 20:30)
渡辺明名人(37)に斎藤慎太郎八段(28)が挑戦し、1勝1敗のタイで迎えた第79期名人戦七番勝負第3局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、亀岳林万松寺協力)は4日、名古屋市中区の万松寺で始まり、午後6時半、渡辺が54手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各9時間のうち、消費時間は斎藤3時間49分、渡辺4時間13分。5日午前9時に再開される。
同所での名人戦は第76期の佐藤天彦名人―羽生善治竜王戦(肩書はいずれも当時)以来3年ぶり。今回、同市は新型コロナウイルスの感染拡大でまん延防止等重点措置の対象区域となっており、万全の感染対策を施して開催された。
斎藤の先手番で始まった対局は第1局に続く矢倉戦に。ただ、第1局は終盤の逆転勝ちだったため、斎藤は序盤に工夫を加え、6六銀(31手目)と上がって急戦矢倉を目指した。
早い攻めをうかがう斎藤は金銀3枚で中央に厚みを築き、渡辺は丁寧に守りの陣を敷く。渡辺が6四角(50手目)と角を出た手に対し、斎藤は51分考えて4五歩と突っかけた。渡辺の角は遠く斎藤の飛車をにらんで4筋からの攻撃をけん制しており、斎藤の一手には検討陣も意表を突かれた。4五同歩、同銀と進んだところで渡辺が37分考えて指し手を封じた。このまま戦いに突入するか、中盤戦の分岐点を迎えた。
解説の大石直嗣七段は「斎藤八段の4五歩は積極的な指し方です。渡辺名人の封じ手次第で激しい戦いも、穏やかな進行も、どちらも予想され注目です」と話した。【新土居仁昌、武内亮】
情報源:名人戦第3局 渡辺が中盤の分岐点で封じ手 斎藤、序盤で工夫(毎日新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:名人戦第3局 渡辺が中盤の分岐点で封じ手 斎藤、序盤で工夫 | 毎日新聞
2021年5月4日 18:56
渡辺明名人(37)=王将、棋王の3冠=に斎藤慎太郎八段(28)が挑む第79期名人戦7番勝負第3局は4日、名古屋市の万松寺で開幕し、戦型は相矢倉になった。昼食休憩前から天王山を巡る押し引きが展開され、54手目を渡辺が封じて1日目が終了した。
お互いが先手番をキープし合って、対戦成績1勝1敗。相矢倉は、先手斎藤が過去28勝15敗の勝率・651。名人戦初勝利を挙げた第1局に続く採用で、シリーズの主導権を再び奪いに行った。一方、渡辺も矢倉は得意戦法。後手番でも77勝40敗とこちらも・658の高率を誇る。
初手から快調に指し手を重ねた両者。31手目、斎藤が銀を4段目へ進出させ、急戦矢倉を志向する。さらに天王山へ歩を突き出し、開戦を告げると、さらに銀を進出させて挑戦者らしい積極性を指し手に示した。
午後はさらに角道を通して2枚銀による中央制圧を目指す斎藤に対し、渡辺も角を4段目まで進出させ、斎藤の飛車をにらむ迎撃態勢を敷いた。午後3時ごろに渡辺が1時間4分、すると斎藤も1時間12分と長考を重ね合い、持ち時間9時間の名人戦らしい濃密な時間が経過した。
前日3日、現地での開幕式。「3局目4局目と進むと1局の重みが増してくる。精一杯頑張りたい」と渡辺が意気込みを語った。現地には今回も体重計を持ち込み、食事前後にこまめにチェック。「ビール1杯飲むかどうかを決める。それが分からないと物が食べられない」と厳しい自己管理術を披露した。
斎藤は「第3局は大きな一番。自分としてもより一層準備して臨みたい」と抱負を語り、料理を趣味とするグルメだけに「名古屋は大好きな街。(食事の)選択肢も多く、それを考えられるくらいリラックスしている」と笑顔で語った。
昼食には「浅ひろ」の味噌煮込みうどんとライスを注文した渡辺に対し、斎藤は「大須万松寺 五代目橋本」の最高級黒毛和牛ロースビフテキとヒレカツをチョイスした。
情報源:名人戦 1勝1敗で迎えた第3局は相矢倉 2枚銀の斎藤に渡辺は角で対抗 天王山を巡り、早くも攻防(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:名人戦 1勝1敗で迎えた第3局は相矢倉 2枚銀の斎藤に渡辺は角で対抗 天王山を巡り、早くも攻防― スポニチ Sponichi Annex 芸能
注目の第3局 形勢互角のまま1日目が終了 渡辺明名人が54手目を封じ手/将棋・名人戦 【ABEMA TIMES】https://t.co/daFNI5Myi1
— kewpiehoney (@kewpie_honey) May 4, 2021
#将棋名人戦 七番勝負の第3局、熱戦が続き #渡辺明名人 が扇子を手にする場面がありました。午後6時半過ぎには渡辺名人が #封じ手 を行いました。(留)
ライブ中継はこちらのリンクからhttps://t.co/Cpm5ltYJMH pic.twitter.com/izFt6M8Saw
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) May 4, 2021
第79期名人戦七番勝負第3局1日目は、渡辺名人が54手目を封じて終えました。斎藤八段の4五同銀に対し、渡辺名人が37分考慮して封じました。急戦矢倉の斎藤八段対矢倉の渡辺名人の対決の行方はどうなるか。1日目は落ち着いた流れとなりましたが、2日目は午前から激しい戦いとなりそうです。 pic.twitter.com/zOPbWcOKC9
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) May 4, 2021
名人戦棋譜速報・会員サイトにて「封じ手予想」の受付を開始いたしました。
正解者の中から抽選で両対局者の揮毫や記念扇子、立会人棋士による直筆色紙などをプレゼント。奮ってご参加ください。https://t.co/4Ewc1PltCY #shogi #meijinsen pic.twitter.com/078bTTDeau— 名人戦棋譜速報 (@meijinsen) May 4, 2021
渡辺明名人が封じ手するのを待つ対局室。#名人戦 #万松寺 #渡辺明 #斎藤慎太郎 #淡路仁茂 pic.twitter.com/HjxlcIJG6w
— 桑高克直(くわっち) (@shallvino) May 4, 2021
第3局の1日目が終わろうとしている。#名人戦 #万松寺 #渡辺明 #斎藤慎太郎 pic.twitter.com/jXuCLC03h0
— 桑高克直(くわっち) (@shallvino) May 4, 2021
▲斎藤慎太郎八段 vs △渡辺明名人
51手 ▲4五歩、△渡辺明名人 47%→54%
53手目 ▲斎藤慎八段 4五同銀まで
封じ手の記入へ
53手 4五同銀まで、△渡辺明名人 が54手目を封じる
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