第6期叡王戦段位別予選 藤井聡太二冠-広瀬章人八段
藤井聡二冠の振り歩先、歩が3枚で藤井聡二冠の先手
初手は、▲藤井聡二冠 2六歩、△広瀬八段 8四歩
2021.04.09 22:30
将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が4月9日、叡王戦段位別予選(八段戦)で広瀬章人八段(34)に75手で勝利し、2021年度初戦を白星で飾った。この勝利で八段戦Cブロックを突破し、本戦出場が決定。前年度から続いていた連勝は「18」まで伸ばした。
新年度も活躍を予感させる勝利だ。タイトル経験もあるA級棋士・広瀬八段との対戦は、相掛かりの出だしに。持ち時間1時間と、短めの対局ながら積極的に時間を消費。長時間の対局同様に序盤からしっかりと読みを入れると、じりじりと有利、優勢に。先に持ち時間を使い果たして1分将棋に入ってもミスなく相手を追い詰め、隙のない将棋に終始した。「こちらがどう対応するか一手一手難しいと思っていました。うまく(相手の)飛車角を抑え込みながら攻めていければと。判断が難しい局面が多かった気がします」と対局を振り返ると、本戦出場には「いい内容にできるように精一杯指したいです」と意気込みを述べた。
藤井王位・棋聖は2020年度に棋聖戦で最年少タイトル獲得記録を更新。さらに王位も獲得し、最年少二冠・八段昇段を果たした。さらに朝日杯将棋オープン戦、銀河戦と全棋士参加の棋戦で2度優勝。年間表彰にあたる将棋大賞では最優秀棋士賞にも輝き、部門賞も受賞した。
2021年度は棋聖、王位で防衛戦が控えるほか、今回本戦出場を決めた叡王戦では豊島将之叡王(竜王、30)への挑戦を目指す。また竜王戦でも本戦出場が確定しており、三冠、四冠とタイトルを増やしていく可能性もある。デビュー直後から打ち立てた最多連勝記録は「29」。これに向けて連勝が伸びれば伸びるほど、次のタイトルへの距離はさらに縮む。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、新年度も白星発進 三冠へ叡王戦本戦出場が決定 公式戦18連勝(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太王位・棋聖、新年度も白星発進 三冠へ叡王戦本戦出場が決定 公式戦18連勝 【ABEMA TIMES】
2021.04.09
広瀬章人八段相手に相掛かりの将棋で完封勝利
第6期叡王戦(主催:株式会社不二家)の段位別予選八段戦決勝、▲藤井聡太二冠-△広瀬章人八段戦が4月9日に東京都「シャトーアメーバ」で行われました。19時から行われた対局を制したのは藤井二冠。昨年度から続いている連勝を18に伸ばすとともに、叡王戦本戦進出を決めました。
長沼洋八段、杉本昌隆八段を破って決勝に進出した藤井二冠。予選決勝の広瀬八段戦は、振り駒の結果藤井二冠が先手となり、相掛かりの将棋となりました。
藤井二冠は飛車を下段に引き、さらに▲6六歩と角道を止めて穏やかな展開を目指します。それに対し広瀬八段は34手目に△6五歩と突いて開戦。さらに飛車で横歩を取って攻めていきました。
38手目、藤井二冠が飛車取りに銀を上がった局面で、広瀬八段の手が止まります。選択肢は2つ。穏やかに飛車を引くか、飛車をいきなり切り飛ばすかです。持ち時間1時間のうち18分を使う長考の末、広瀬八段は飛車を引いて決戦を見送りました。
広瀬八段のここまでの若干無理気味な動きに対し、藤井二冠は自然な手を重ねていきます。相手の攻めに乗じて左桂をさばくことに成功し、わずかながらリードを奪いました。
金銀4枚がしっかりと連結し、のびのびとした陣形の藤井陣に対し、広瀬陣はなかなか駒が前に出ていきません。藤井二冠は銀を前線へと繰り出し、角と交換することに成功します。
そして自陣の角と持ち駒の角を用いて敵陣をあっという間に攻略。最後は手にした飛車で王手をかけた局面で、広瀬八段が投了を告げました。手数はわずか75手。完封勝利と言っていい内容でした。
これで藤井二冠は2021年度白星発進。叡王戦本戦入りを決めました。また、連勝を18に伸ばしています。
前年度は棋聖と王位のタイトルを獲得。一般棋戦では朝日杯と銀河戦で優勝。将棋大賞で最優秀棋士賞、名局賞、名局特別賞、勝率1位賞、最多勝利賞を受賞と、大活躍だった藤井二冠。
今年度は年度初めから大勝負が続きます。次の戦いは竜王戦ランキング戦2組の決勝戦です。さらには棋聖戦と王位戦の防衛戦も控えています。藤井二冠は本局終局後のインタビューで「今年度は防衛戦もあるので、いいコンディションで臨めるようにしたいと思っています」と今年度の意気込みを語りました。
実力者の広瀬八段相手に、この完璧な内容での勝利。今年度はどのような活躍を藤井二冠は見せてくれるのか。ワクワクが止まりません。
情報源:藤井聡太二冠が2021年度開幕戦で勝利! 前年度から継続中の連勝を18に伸ばし、叡王戦本戦入りを決める(マイナビニュース) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太二冠が2021年度開幕戦で勝利! 前年度から継続中の連勝を18に伸ばし、叡王戦本戦入りを決める|将棋情報局
2021年4月9日23時27分
将棋の最年少2冠、藤井聡太王位・棋聖(18)が2021年の初戦を白星で飾った。9日午後7時から都内で行われた第6期叡王戦八段予選決勝で、午後9時19分、75手で広瀬章人八段(34)を下した。これで17年の第3期四段予選、18年の第4期七段予選に続いての本戦トーナメント入りとなった。
本戦参加枠は16人。四段~九段までそれぞれの段位別予選を行い、四・五段は各1人、六・七段は各2人、八・九段は各3人が本戦に進出。これに前期本戦ベスト4の永瀬拓矢王座、渡辺明名人、青嶋未来六段、佐々木大地五段が加わった勝ち抜き戦で、豊島将之叡王(竜王=30)への挑戦権を目指す。
終局後の一問一答は以下の通り
-本局を振り返って
藤井 後手8六歩と動かれてどう対応するか、一手一手難しかったです。8九にある桂をさばいてからペースをつかめた気がします。その後、うまく飛車、角を押さえ込みつつ攻めていければと思っていました。
-持ち時間1時間については?
藤井 中盤まででかなり使ってしまった。難しい局面が多かったです。
-八段予選を突破して、本戦入りです
藤井 いい内容にできるよう、精いっぱい指したいです。
-本年度の初対局を白星で飾りました
藤井 (この先、棋聖と王位の)防衛戦もありますし、それに向けていいコンディションで臨めるようにしたいです。
-先日、将棋大賞の最優秀棋士賞に初めて選ばれました
藤井 とても光栄なことです。それに見合う内容の将棋が指せるよう、精進していきたいです。
-次は16日に竜王戦2組決勝。相手は八代弥(やしろ・わたる)七段です
藤井 2組準決勝で渡辺名人に勝たれての進出でもあり、充実されている印象があります。大きな対局ですし、持ち時間が5時間ありますから、しっかり考えて指していきたいです。
情報源:藤井聡太王位・棋聖が21年初戦白星「難しい局面が多かった」一問一答(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太王位・棋聖が21年初戦白星「難しい局面が多かった」一問一答 – 社会 : 日刊スポーツ
第6期叡王戦段位別予選八段予選、4月9日(金)は、広瀬章人八段VS糸谷哲郎八段 戦、藤井聡太王位・棋聖VS広瀬章人八段 戦がシャトーアメーバで行われ、広瀬八段VS糸谷八段は広瀬八段が108手で勝ち、藤井王位・棋聖VS広瀬八段戦は、藤井王位・棋聖が75手で勝ち、本戦進出を決めました。
情報源:藤井聡太王位・棋聖が勝ち進む 第6期叡王戦段位別予選|棋戦トピックス|日本将棋連盟
八段Cブロック
情報源:第6期叡王戦予選
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=NP7K5x7h0pY
初手からのの解説
https://www.youtube.com/watch?v=qfwDVg9CDYQ&hd=1
藤井聡太王位・棋聖、新年度も白星発進 三冠へ叡王戦本戦出場が決定 公式戦18連勝 【ABEMA TIMES】https://t.co/4rJomrZZtm
— kewpiehoney (@kewpie_honey) April 9, 2021
藤井聡太二冠勝利、公式戦18連勝です。 https://t.co/8Bne3Shl4p
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) April 9, 2021
村)叡王戦の藤井聡太二冠―広瀬章人八段戦は藤井二冠が75手で勝ち、本戦進出を決めました。藤井二冠は年度をまたいで18連勝。自身2度目で、歴代8位タイの記録です。気が早いですが、今回の連勝が今年度の連勝賞となるかもしれません。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) April 9, 2021
藤井聡太二冠、叡王戦本戦進出決める 公式戦18連勝に https://t.co/cVtDeRUixv
— 朝日新聞文化部 (@asahi_bunka) April 9, 2021
藤井聡太王位・棋聖が21年初戦白星「難しい局面が多かった」一問一答 #藤井聡太 #将棋 https://t.co/WaG4kmj39c
— 日刊スポーツ (@nikkansports) April 9, 2021
叡王戦予選で藤井聡太二冠が今年度の初対局に臨み、広瀬章人八段に勝利しました。年度をまたいで18連勝中です。
藤井二冠の次戦は16日の竜王戦2組決勝で、八代弥七段と対戦します。「八代七段は渡辺名人に勝って充実している。一手一手、考えて指したい」と話しました。#竜王戦#叡王戦#藤井聡太 pic.twitter.com/2D9G8cuTr6
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) April 9, 2021
藤井聡太2冠 新年度白星スタート 連勝18に伸ばす― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/4dLu2yNSkx
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) April 9, 2021
藤井聡太二冠、今期初対局を白星で飾る 叡王戦予選で広瀬章人八段を破って18連勝「最優秀棋士賞は光栄。見合う内容の将棋を」 : スポーツ報知 https://t.co/TSJAFnLiWG pic.twitter.com/oD8hwEfLXm
— 北野新太 (@kitano_arata) April 9, 2021
藤井聡太二冠対広瀬章人八段戦。
感想戦の様子です(写真提供・日本将棋連盟)。 pic.twitter.com/h9v7NBNdNy— 北野新太 (@kitano_arata) April 9, 2021
藤井聡太二冠勝利!
叡王戦本戦トーナメント進出、そして18連勝😆
今日も強すぎました。優勢なってからはあっという間でしたね。広瀬八段相手にこの内容って、逆にいつ負けるんだろうっていう。
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) April 9, 2021
藤井聡太二冠が2021年度開幕戦で勝利! 前年度から継続中の連勝を18に伸ばし、叡王戦本戦入りを決めるhttps://t.co/ZH9k4CCxrd
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) April 9, 2021
#藤井聡太 二冠が勝利
【第6期 #叡王戦 段位別予選】
○広瀬章人八段 VS ●糸谷哲郎八段
○藤井聡太二冠 VS ●広瀬章人八段第6期叡王戦段位別予選八段予選が行われ、広瀬八段VS糸谷八段は広瀬八段が勝ち、藤井二冠VS広瀬八段戦は、藤井二冠が勝利しました。https://t.co/GN6dNm0aRO
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) April 9, 2021
今日の結果は糸谷八段戦はまずまずの内容で勝ち、藤井二冠戦は全くいいところなくの負けでした😂準備不足で見どころのない将棋にしてしまって楽しみにしていた方々に申し訳なかったです…。今年度も後手番が大きな課題になりそうです😣(広瀬)
— チーム広瀬 (@abT_hirose) April 9, 2021
藤井二冠の快勝は流石です。相手の切れ味鋭い強さを知ってるだけに、はあという感想になります。
傷に塩みたいなものを消して書き直してたので投了直前の変なタイミングのツイートになり失礼しました。
(山崎)— チーム糸谷 (@abT_itodani) April 9, 2021
▲藤井聡太王位・棋聖-△広瀬章人八段
藤井聡二冠の振り歩先、歩が3枚で藤井聡二冠の先手
初手は、▲藤井聡二冠 2六歩、△広瀬八段 8四歩
75手 6二飛打まで、▲藤井聡二冠 の勝ち
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- 第6期 叡王戦 | 株式会社不二家
- 【不二家×日本将棋連盟 共同主催】不二家が将棋タイトル戦「叡王戦」を主催!(PDF)
- 将棋タイトル戦「叡王戦」への特別協賛について | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社
- 将棋タイトル戦「叡王戦(えいおうせん)」への特別協賛について(レオス・キャピタルワークス)- PR情報|SBIホールディングス
本戦進出、おめでとうございます。
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