二巡目がまさかの屋敷九段
2021.03.28 11:00
一緒に頂点に後輩に、今度は真正面からぶつかり合う。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の大会に先立ち行われたドラフト会議の模様が、3月27日に放送された。前回優勝チームのリーダー、永瀬拓矢王座(28)はチームメイトだった増田康宏六段(23)を1巡目に指名。2巡目にはベテラン屋敷伸之九段(49)の名を書いた。意識するのは、藤井聡太王位・棋聖(18)のチーム。「藤井チームに対抗できる布陣にしたつもり」と、しのぎを削って将棋界を盛り上げる。
前回、永瀬王座は1巡目に藤井王位・棋聖、2巡目に増田六段と、将棋界を席巻する若き才能を集めた優勝候補筆頭チームを作り上げた。予選こそ、やや苦戦した場面もあったが、本戦に入ると怒涛の快進撃。決勝では9本勝負を5-0のストレート勝ちで、団体戦初の優勝チームとなった。
最強のチームメイト、藤井王位・棋聖と戦うことになった時点で「厳しい戦いは免れない」。その中で、まずパートナーに選んだのが増田六段だ。「実力もありますし、去年一緒に戦ってお互いのことを少しわかってきた。信頼という部分で」と、ともに優勝候補というプレッシャーの中で戦い抜いた“同士”の力を求めた。
もう一人が屋敷九段。「過去にVS(1対1の練習将棋)で教えていただいた接点もあります。実力は存じ上げていますし、早指しが得意な印象もあります。すごく才能型、天才型で、そういう棋士が1人いた方がいいとも思いました」と、理由を明かした。屋敷九段は、第3回大会で解説を務め、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算という超早指し中にあっても、瞬時に指し手を理解し、的確なコメントをしたことでファンを驚かせたこともあった。早指し適性が高いというのも納得だ。
断トツの優勝候補だった昨年と比べ、今年は突出した優勝候補はいない。「出るからには優勝を目指したいですが、前回も予選が本当に大変でしたので、まずは予選を抜けてからいろいろ考えたいです。どのチームも戦力が分散している印象がありますので、どのチームにも優勝の目があります。最後まで頑張ります」と、混沌とする団体戦で連覇を目指す。その中で永瀬チームと藤井チームの直接対決が実現すれば、ファンの心はさらに踊る。
情報源:永瀬拓矢王座、新チームで藤井聡太王位・棋聖に挑戦「対抗できる布陣にした」/将棋・ABEMAトーナメント(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:永瀬拓矢王座、新チームで藤井聡太王位・棋聖に挑戦「対抗できる布陣にした」/将棋・ABEMAトーナメント 【ABEMA TIMES】
永瀬拓矢王座、新チームで藤井聡太王位・棋聖に挑戦「対抗できる布陣にした」/将棋・ABEMAトーナメント https://t.co/Jqr5rh2LMs
— kewpiehoney (@kewpie_honey) March 28, 2021
永瀬王座は開口一番、「(指名できる棋士の中に)藤井二冠という目玉がないと厳しい戦いを免れないという印象はある」。「増田六段は去年一緒に戦った。屋敷九段は過去にVSで教えていただいた」「藤井チームが優勝候補だと思うが、対抗できる布陣にしたつもり。勝負形になっているといいなと思う」 https://t.co/9n0WcTmK66
— 村瀬信也 (@murase_yodan) March 27, 2021
チーム永瀬(t)
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