実況席でびっくり！戸辺誠七段、まさかの指名に「聞き間違いでしょ！？」渡辺明名人「売り込まれたから。頑張れよ！」／将棋・ABEMAトーナメント【ABEMA TIMES】

売り込みがなかったら誰を指名していたんだろう？

2021.03.27 21:00

実況していた本人が、一番びっくりだ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の大会に先立ち行われたドラフト会議の模様が3月27日に放送された。14人のリーダー棋士が、次々と意中の棋士を指名していく中、前回準優勝した渡辺明名人（棋王、王将、36）は2巡目に戸辺誠七段（34）を指名した。この様子を実況席で伝えていた戸辺七段は、まさかの指名に「聞き間違いでしょ！？」と大慌てした。

期待はしていたが、本当に呼ばれるとは思わなかった。1巡目を終えて、14人のリーダー棋士から、戸辺七段の指名はなし。2巡目に向けて、ともに実況していた藤森哲也五段（33）から「（指名で）忘れちゃいけないのは戸辺誠。どうですか？戸辺さんの攻め将棋は、この大会にもってこい」とプッシュされたが、本人は「今、全然違うページを見ていますよ」と、各リーダーの手元にある棋士リストが七段ではないことを確認しながら話していた。ところが、名前はいきなり呼ばれた。渡辺名人の2巡目指名であることが明かされると「聞き間違いでしょ！？いやー、うれしいなぁ」と、思わず本音がこぼれた。

実は戸辺七段、完全に運を天に任せていたわけではない。指名理由を聞かれた渡辺名人が「（戸辺七段から）売り込みがあったんで。1回だけチャンスを与えようと」と、アピールがあったと暴露。さらに実況席に向かって「頑張れよ！」と発破をかけた。これには戸辺七段も「さらっとバラされましたね。へへへ」と照れ笑い。それでも売り込めば必ず選ばれるわけでもなく、当然立候補したからには相応の活躍が求められる。

これまで盤外で大会を盛り上げてきた振り飛車党。「名人から1回チャンスを、と言っていただいたので、このチャンスを活かしたいです」と気合を入れた。大会に入っても、この軽快トークが続いているようであれば、それはチーム渡辺の調子もいい証しだ。

【動画】大注目のドラフト会議

情報源：実況席でびっくり！戸辺誠七段、まさかの指名に「聞き間違いでしょ！？」渡辺明名人「売り込まれたから。頑張れよ！」／将棋・ABEMAトーナメント（ABEMA TIMES） – Yahoo!ニュース（コメント）

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サラッとバラされて？しまい、
笑っちゃいました(^^;;

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— 戸辺　誠 (@TobeMako) March 27, 2021

渡辺名人は１巡目に近藤誠也七段を指名。「１巡目、みんな（去年と）変えてきてたので、２人目は変えて戸辺君にしました」「（戸辺七段が）１回は出てみたい、と言っていたので。正直、１巡目に近藤誠也取れていなかったら指名していないんですけど」。仲のいい後輩とあって、辛口コメントが出ました。 https://t.co/CnbIACcsPo

— 村瀬信也 (@murase_yodan) March 27, 2021