132手 3六歩打まで、△渡辺明名人 の勝ち
2021.3.26 19:50
将棋の現役最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)=王位=への挑戦権を懸けた第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント(本戦)の準々決勝、渡辺明三冠(36)=名人・棋王・王将=-出口若武(わかむ)五段(25)戦が26日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、渡辺三冠が132手で勝ち、ベスト4一番乗りを決めた。
渡辺三冠は次戦で、豊島将之二冠(30)=竜王・叡王=-山崎隆之八段(40)戦の勝者と、挑戦者決定戦進出を懸けて戦う。
渡辺三冠は東京都葛飾区出身。所司和晴七段門下で平成12年、四段プロデビュー。タイトル獲得は竜王11期(永世竜王)、名人1期、王座1期、棋王9期(永世棋王)、王将5期、棋聖1期の計28期。棋戦優勝は11回。今年度の成績は25勝15敗(勝率6割2分5厘)、通算成績は682勝346敗(同6割6分3厘)。
本棋戦では五番勝負に4回登場し、第90期に棋聖の座に就いている。前棋聖の渡辺三冠は今期、本戦から出場。1回戦で斎藤慎太郎八段(27)に勝った。
出口五段は兵庫県明石市出身。井上慶太九段門下で31年4月、四段プロデビュー。今年度の成績は32勝10敗(同7割6分2厘)、通算成績は61勝29敗(同6割7分8厘)。
今期は1次予選からの出場で、竹内雄悟五段(33)、今泉健司四段(現五段)(47)、安用寺孝功六段(現七段)(46)、阪口悟六段(42)を破り、2次予選に進出。北浜健介八段(45)と澤田真吾七段(29)に勝って本戦入りし、1回戦で村中秀史七段(40)を破って本局を迎えた。
両者は本局が初手合い。振り駒の結果、出口五段の先手で午前10時、対局が始まった。
戦型は角換わり腰掛け銀。お互いに指し手は早く、昼食休憩までに62手まで進んだ。ここまでの消費時間は出口五段の1時間14分に対し、渡辺三冠はわずか19分。午後1時を回った段階で70手まで進み、いつ終盤戦になってもおかしくない展開となった。中盤以降、渡辺三冠も徐々に時間を使いながら先手陣に迫り、優位を築いた。その後も的確な指し回しを見せた渡辺三冠が押し切り、午後7時17分、出口五段が投了した。
持ち時間は各4時間。残り時間は出口五段1分、渡辺三冠22分。
情報源:【第92期ヒューリック杯棋聖戦】渡辺三冠、本戦ベスト4一番乗り(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【第92期ヒューリック杯棋聖戦】渡辺三冠、本戦ベスト4一番乗り – 産経ニュース
第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント、3月26日(金)は、渡辺明名人VS出口若武五段 戦が東京・将棋会館で行われ、渡辺名人が132手で出口五段に勝ちベスト4に進出しました。
情報源:渡辺明名人VS出口若武五段 第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント 渡辺明名人の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
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渡辺三冠は次戦で、豊島将之二冠(30)=竜王・叡王=-山崎隆之八段(40)戦の勝者と、挑戦者決定戦進出を懸けて戦う。
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#渡辺明 名人が勝利
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○渡辺明名人 VS ●出口若武五段
第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメントは、渡辺明名人VS出口若武五段戦が東京・将棋会館で行われ、渡辺名人が出口五段に勝ちベスト4に進出しました。https://t.co/DQUx9vlAGI
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対局結果。 – 渡辺明ブログhttps://t.co/XiQPWZvRqN
>今年度の対局は終了しました。竜王戦は残念でしたが、最後は良い形で締めくくれたので、少し休んで、また新年度に頑張りたいと思います。
— kewpiehoney (@kewpie_honey) March 26, 2021
▲出口若武五段 vs △渡辺明名人(棋譜DB)
渡辺名人の振り歩先、と金が3枚で出口五段の先手
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ベスト4、一番乗り。
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