既報の通り、対局は藤井聡太二冠の勝ち
2021年3月23日23時15分
将棋の最年少2冠、藤井聡太王位・棋聖(18)が20年度最終局となった第34期竜王戦予選2組準決勝で松尾歩八段(40)を下し、決勝進出と同時に、本戦出場が決めた。本年度のラスト対局で再び「神の一手」を放ち、ネットをざわつかせた。
午後8時すぎ、藤井は約1時間の長考の末に先手4一銀を指した。このタダ捨ての絶妙手に、SNSのツイッターでは将棋ファンらが「鳥肌もの」「歴史的な妙手」「時が止まった」「この『4一銀』は伝説! 凄すぎて震える」の驚きの声が次々に殺到した。
藤井は終局後、「詰めろをかけるのが、先手3四桂、先手7五桂とかも際どいですが、詰めろになっていない気がしたので、詰めろを続けるなら先手4一銀かなと思った。ただ、ちょっとその後も難解なので、進んでみないとわからなかった」と振り返った。
情報源:藤井2冠が再び“神の一手”ネットざわつく「鳥肌」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井2冠が再び“神の一手”ネットざわつく「鳥肌」 – 社会 : 日刊スポーツ
4一銀の検討は16分35秒あたり~
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=2jIdnfcIl6o
初手からの解説
https://www.youtube.com/watch?v=3ckG3aw9bCg
2組
情報源:第34期竜王戦 2組ランキング戦
藤井2冠が再び“神の一手”ネットざわつく「鳥肌」#藤井聡太 #将棋 #shogihttps://t.co/wW4t05OryC
— 日刊スポーツ (@nikkansports) March 23, 2021
【第34期竜王戦2組準決勝・藤井聡太二冠-松尾歩八段】
難解な終盤戦。午後8時、藤井二冠は約1時間の長考の末に▲4一銀とタダ捨ての妙手を放ち、控室はどよめきに包まれました。
広瀬八段は「参りました。ここに至る思考が常人ではありません」と称賛しています。#竜王戦#藤井聡太#松尾歩 pic.twitter.com/GNn9nWxxvu
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) March 23, 2021
耕)藤井二冠は終盤で▲4一銀という妙手を放ちました。その手については「詰めろを続けるなら▲4一銀かなと思ったんですけど、ただその後もかなり難解なので、進んでみなければ分からない将棋だった」と振り返りました。 pic.twitter.com/60kdmkS11h
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) March 23, 2021
終盤、藤井聡太王位の捨て駒▲4一銀に、大きなどよめきが起こりました。また伝説の1手と言われそうです。記者室を訪れた飯島栄治八段は「こんな手で勝ちたいなぁ」と感嘆を漏らしていました。角のラインに自ら飛び込み、2枚換えを許しても指せるという構想も素晴らしく、非常に濃密な将棋でした。
— 東京新聞文化芸能部文化班 (@tokyobunkabu) March 23, 2021
棋士の反応
藤井ー松尾戦。長考してるから▲41銀やるかなとは思ったけどホントに打つとは!
普通の人は長考せずに▲84飛取ってから考えるから気づかないうちに通り過ぎまてしまいますよね💦— 阿久津主税 (@rsopx4U0BRTMQBx) March 23, 2021
AIの時代じゃなければ▲41銀なんじゃこりゃっ!!?ってなるのに今の時代だと予想手とかで先に知れてしまうのが少し残念。
自分が対局しててこういう妙手を発見したらめちゃくちゃ気持ちいい↗️ってなりますが。— 阿久津主税 (@rsopx4U0BRTMQBx) March 23, 2021
タラレバ検討会の収録が終了して控室に戻ってきて、リアルタイムで4一銀をみてしまいました。汗
凄くないですか?を遥かに越えています。今日は良いものを見れたと思いました。— 飯島栄治 (@eijijima) March 23, 2021
ここで長考するだけで、もうスゴイ。飛車が取れるのに。
果たして▲4一銀を指すのか。
ドキドキします。— 遠山雄亮(将棋プロ棋士、棋士会副会長) (@funnytoyama) March 23, 2021
▲4一銀を指せる人類がいるなんて😱😱😱😱😱😱😱
強すぎる🤭🤭🤭🤭
— 遠山雄亮(将棋プロ棋士、棋士会副会長) (@funnytoyama) March 23, 2021
その一手を指せば後は分かりやすいなら、気付けば指せるんです。問題は気付くかどうか。
でも▲4一銀はタダで捨てた後があまりに不透明。だから気付いても指せないです、普通は。
▲4一銀は気付きにくいし、指しにくい。
だから人類には普通指せない類の手なのです。もう、普通じゃない。
— 遠山雄亮(将棋プロ棋士、棋士会副会長) (@funnytoyama) March 23, 2021
昨日の竜王戦2組、藤井二冠-松尾八段戦についてYahoo!ニュースに書きました。
▲4一銀の衝撃は凄まじいものがありました。
なぜそれほど衝撃なのか、解説しています。藤井聡太二冠の▲4一銀は「人間には指せない手」のはずだった(遠山雄亮) – Y!ニュース https://t.co/kcsvH9PfpC
— 遠山雄亮(将棋プロ棋士、棋士会副会長) (@funnytoyama) March 24, 2021
人間は▲4一銀打っちゃいかんだろ…
— 勝又清和 (@katsumata) March 23, 2021
https://twitter.com/oohira0511/status/1374353064040099842
41銀、よい銀打ち。
— Daisuke Katagami (@shogidaichan) March 23, 2021
歴史に残る妙手がまたひとつ。
— Daisuke Katagami (@shogidaichan) March 23, 2021
記録もさることながら▲4一銀!
指し手でもまたひとつ伝説!— 豊川孝弘 (@Toyokawa_shogi) March 23, 2021
しかし藤井王位・棋聖の▲4一銀は凄い手でした。対局相手の松尾八段に惜しみない称賛が送られていることも、将棋界っていいな、と思います。
— 上野裕和 (@hirokazuueno) March 23, 2021
「4一銀」理解するのに五時間では短すぎる。
— 中村修 (@aromaosamu) March 23, 2021
対局が終わってスマホの電源を入れたら、▲4一銀の意味を理解するのとAndroidアプリエラー続出で混乱しました。
— 西尾明 (@nishio1979) March 23, 2021
今更感ありますが41銀スゴい手でしたね。電車乗っていたらTLに「名手出るかも!?」とあり、急いで帰ってABEMA点けて指す瞬間に間に合いました。AI解析はこういう利点もあるのですね。
— 瀬川晶司 (@ShojiSegawa) March 23, 2021
女流棋士の反応
ひえええー
— 上田初美 (@ueda823) March 23, 2021
41ギンミエナイ。ニンゲンダモノ。
— 武富礼衣 (@ReiShogi) March 23, 2021
明日は対局。夕食をとってのんびりしながらABEMAを観ていましたが、▲4一銀打ちましたね!!
— 渡部 愛(わたなべまな) (@nanu_ke) March 23, 2021
41銀のような手を指したいと思いながら、明日の対局頑張ってきます🤨
— 塚田恵梨花 (@erika_hana_) March 23, 2021
緊急事態宣言が解除となり、久しぶりに大先輩とご一緒させて頂く事に。
携帯中継で▲4一銀を見て、これはどういう手なの⁇ と、直ぐにABEMAへ。
「はぁ〜っ。やっぱりAIは凄いねー!」
先生、凄いのはAIじゃなくて・・😅— 中井広恵 (@HIROE624) March 23, 2021
おはようございます。今日は早起きでお仕事がんばって参ります☀️
昨日の4一銀はすごい反響でしたね…!— 香川愛生 Manao Kagawa ☗ (@MNO_shogi) March 23, 2021
棋士以外の反応
いつから、こんな手を読んでいたのか……。
— 銀杏(ぎんなん)@将棋ライター (@ginnan81) March 23, 2021
▲4一銀は見えないし、棋譜コメでどう書いていいか分かんない。笑
— 夏芽 (@natsume_shogi) March 23, 2021
TLも驚きで包まれていて安心しました。人間でした。
— 生姜 (@shoga_shogi) March 23, 2021
よんいちぎん、って日本語?
— すわ! (@55swkk) March 23, 2021
▲4一銀はいい手なのかどうか、中継を見ている棋士や女流棋士、関係者から電話がかかってきた。「ソフトによれば妙手。これはもう歴史的名手」と伝えると、みなさんずっとゲラゲラ笑っていた。そりゃもう笑うしかないよね。
— mtmt (@mtmtlife) March 23, 2021
4一銀! これは後世まで記憶に残る手ですね。似た筋も見たことがないんですが。。さすが絶妙手メーカー、いや、鬼手メーカーかな。
— 村瀬信也 (@murase_yodan) March 23, 2021
「藤井聡太二冠が歴史的妙手を指した!」と言うと、「そんなに歴史的な手がしょっちゅう出るのはおかしい」と言われることがあるんですけど、出てしまうのでしょうがない。藤井二冠だから何かやってくれるかも、と思ってはいますが、やはり驚かされますね。
— 村瀬信也 (@murase_yodan) March 23, 2021
朝日新聞の囲碁担当の大出さんが「将棋界は『10年に一度の手』という表現を連発しすぎ。毎月出てるじゃないか」みたいなこと言ってたけど、毎月こっちの10年分の予想を覆しちゃうような棋士が実在するんだから仕方ないよね…
— 白鳥士郎 (@nankagun) March 23, 2021
飛車取る手以外0.1秒も考えない。
・・・まさか本当に▲4一銀・・・!?
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) March 23, 2021
将棋史に残るであろう歴史的妙手
「藤井聡太の▲4一銀」
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) March 23, 2021
馬を作られながら飛車と金銀の2枚換え、ただでさえ駒損になる変化。一刻も早く飛車を取りたいと(人間なら)思ってしまう場面で、さらに銀を捨てる▲4一銀。
しかしその銀の効果で相手玉が悪形になり寄せが加速する。これが最善手。
もう人外。
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) March 23, 2021
▲藤井聡太王位・棋聖 vs △松尾歩八段(棋譜DB)
75手 7五桂打まで、△藤井聡二冠 の勝ち
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勝者は決勝トーナメント進出
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