「将棋好き芸人」として急成長中のサバンナ高橋、プロ団体戦にも興味津々「ドラフト予想に5時間。止まらなくなった」

「将棋好き芸人」として急成長中のサバンナ高橋、プロ団体戦にも興味津々「ドラフト予想に5時間。止まらなくなった」 【ABEMA TIMES】

ほぉ・・・


2021.03.18 11:00

プロ将棋界初となる団体戦として、将棋ファンの大きな注目を集めた「第3回AbemaTVトーナメント」。個人戦だった過去の2回と異なり、3人1組のチーム戦、さらにはドラフト会議で棋士が棋士を指名するという企画に、新型コロナウイルス感染拡大により、公式戦が中止・延期になった時期でも多くのファンが楽しんだ。この企画に、後からハマりまくったのがお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄だ。将棋ファンとしてのデビューは昨夏と、まだまだファン歴は浅いが、そのハマりぶりは自ら「受験生ぐらい勉強している」というほど。同大会も後追いでチェックし、隅々まで堪能した。「第4回ABEMAトーナメント」に先立ち、予想を兼ねたインタビューに対応すると「止まらなくなって、5時間ぐらいかけて全チーム予想しました!」と熱弁。そのハマりぶりと注目ポイントを聞いた。

藤井聡太王位・棋聖が、最年少でタイトル獲得、さらに二冠を獲得したあたりから、本格的に将棋に興味を持ち始めた高橋。それまで将棋そのものや、藤井王位・棋聖の活躍自体は知識の端に留めていたものの、見て楽しむのがメインの「観る将」として覚醒すると、その後は関連書籍や漫画を読みまくり、さらには対局中継もチェック。今や古参のファンからも、その知識量で一目置かれる存在になった。最近ではYouTubeでも棋士とのコラボ動画を公開するほどだ。

「観る将」としてデビューした時には、第3回AbemaTVトーナメントが終わりかけていたため、リアルタイムでは見ていなかった。ただ、将棋や棋士のおもしろさに目覚めた後に、過去の放送を見返すと、さらにハマった。出てくるコメントはまさにマニアレベルの詳しさだ。「団体戦という、なんとおもろい企画を考えたんだろうと。考えた人、天才ですよね」と絶賛。さらに持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算、1局が約20分で終わるフィッシャールールもお気に入りだ。「タイトル戦みたいに長い対局って、将棋ウォーズで6級の僕レベルの人って、序盤・中盤とかなかなか見続けるのが大変だと思うんですよ。でもこのルールならすぐに終盤になる」と、一気に勝負がつくスピード感がいいという。また、団体戦ならではのチームメイト同士で見せる素顔なども「この人とこの人、こんなに仲がいいのね、みたいなのがたまらない」とポイントをあげた。

インタビューでは、自身のドラフト予想を1つか2つ紹介することになっていたが、そこは“受験生”ばりに研究を重ねている高橋。1つだけ考えようと思ったら、次々とパターンを考えてしまい「止まらなくなって全14チーム予想しちゃいました」と大笑いした。もはや将棋の沼にどっぷりつかったファンだからこそ、注目ポイントも、予想の理由も淀みなく出てきた。

まず一番の注目ポイントは、やはりドラフト会議に初めて参加する藤井王位・棋聖と、羽生善治九段の2人。「これはものすごい出来事ですよね。『藤井聡太に選ばれし棋士』と、『羽生善治に選ばれし棋士』が誕生するわけですから」と口火を切ったが、いざ予想となると悩みに悩んだ。「藤井さんはホンマにわからないんですよ。年上の人と組むことに対して、どんな気持ちがあるのか。それがわからない。展開的に胸アツなのは、師匠の杉本昌隆八段を選ぶこと。でも、ないような気もするし…。順位戦でB1に一緒に上がった佐々木勇気七段もありますかね。今期、一番苦労した対局にも挙げられていたので」と、書籍だけでなくニュース記事もチェックしていることがわかるコメントが出てきた。

1巡目の指名は杉本八段としたが、「僕の知っている情報レベルだと、深浦康市九段はデビュー当時に名古屋まで藤井さんと対局しに行ったとかあったような…。それとも若手の人を選ぶのか。そのへんがちょっと見えないですね」と悩んだ。最終的には杉本八段、深浦九段とベテラン2人で固めると予想した。

続いて注目の羽生九段。「僕は森内俊之九段を指名するかなと思っているんです。まず森内さんは絶対に誰かが選ぶ。永瀬拓矢王座とか、先輩、後輩関係なく、選びそうな気もするし、このルールで勝つための盤石の布陣を築こうとするんじゃないですか」と語った。森内九段は前回、佐藤康光九段に指名され、谷川浩司九段と3人で「チームレジェンド」を結成。永世名人有資格者の実力を見せつけ、超早指し棋戦ながら若手有利の定説を揺るがすほどの活躍を見せた。それだけに、子どものころからライバルとして戦ってきた羽生九段だけでなく、若手実力者からも指名がかかるのでは、という予想だ。

2巡目候補として名前を出したのは、松尾歩八段。「研究会を一緒にやっている方とかを選ばれるんじゃないかと思っています。あの人と仲がいいとか、指してみたいとかいう気持ちはあまりないんじゃないかなと」。突出した成績の持ち主ゆえに、弟子も取らない意向を明確にしている羽生九段。余計な思いが滲み出るような指名をしないとの読みか、研究会というシンプルな理由で予想を立てた。

この他、糸谷哲郎八段に対しては「絶対に森一門っていうのを作っていただきたい」と、山崎隆之八段と千田翔太七段のチームを作ってほしいと希望。また、昨年は久保利明九段が結成した「チーム振り飛車」の後継者として、チームメイトだった菅井竜也八段の指名にも注目。「今度は菅井さんが久保さんを指名するっっていうのが激アツ。もう一人、個人的には窪田義行七段の、対局前の準備が見たいんです。番組スタッフがどこまで時間を割いてくれるのか(笑)」と、業界内で「巣作り」とも呼ばれる事前準備にも期待した。また、全チームを通して人気になる棋士としては、藤井王位・棋聖の時にも振れた佐々木勇気七段に重複が出るのではとも考えた。

最後に気になったのが、今回から採用された15チーム目。ドラフト指名から漏れた棋士がトーナメントで戦い、上位3人が最後の1チームを結成するという「選抜チーム」だ。「それがまたおもしろいですよね。言ってみれば、ジャイアントキリングが起こせるチーム。この15チーム目から、次回の第5回大会があった時に、指名される人が出るとかもドラマがある。新しく四段になられた方々とか、めちゃくちゃ楽しみにしているんじゃないでしょうか」と、若手棋士の気持ちまで代弁した。

さすが5時間考えただけあって、インタビュー時間だけでは語り尽くせないものがまだまだあった。最近では自身のSNSなどでも積極的に将棋関連の発信を行っている高橋。3月末に明かされるドラフト結果を前に、その予想の一片が明かされることもあるかもしれない。

◆第4回ABEMAトーナメント 前回までは「AbemaTVトーナメント」として開催。第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦になった。チームはドラフト会議により決定。リーダー棋士が2人ずつ順番に指名、重複した場合はくじ引きで決定する。第3回は12チームが参加し永瀬拓矢王座、藤井聡太王位・棋聖、増田康宏六段のチームが優勝、賞金1000万円を獲得した。第4回は全15チームが参加。14チームは前年同様にドラフトで決定。15チーム目はドラフトから漏れた棋士によるトーナメントを開催、上位3人がチームを結成する。対局のルールは持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チーム同士の対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負に変更された。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。

情報源:「将棋好き芸人」として急成長中のサバンナ高橋、プロ団体戦にも興味津々「ドラフト予想に5時間。止まらなくなった」(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:「将棋好き芸人」として急成長中のサバンナ高橋、プロ団体戦にも興味津々「ドラフト予想に5時間。止まらなくなった」 【ABEMA TIMES】



サバンナ高橋によるドラフト予想ライブ(アーカイブ)



さて・・・


  

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