117手 8八玉まで、▲豊島竜王 の勝ち
2021.3.15 16:56
将棋の現役最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)=王位=への挑戦権を懸けた第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント(本戦)の1回戦、豊島将之二冠(30)=竜王・叡王=-鈴木大介九段(46)戦が15日、大阪・関西将棋会館で指され、豊島二冠が117手で勝利し、準々決勝進出を決めた。
豊島二冠は次戦で、佐藤康光九段(51)-山崎隆之八段(40)戦の勝者と対戦する。
豊島二冠は愛知県一宮市出身。桐山清澄九段門下で平成19年、四段プロ入り。タイトル獲得は名人1期、竜王2期、王位1期、叡王1期、棋聖1期の計6期。棋戦優勝は3回。今年度の成績は32勝19敗(勝率6割2分7厘)、通算成績は512勝233敗(同6割8分7厘)。
棋聖戦では第89期の五番勝負をフルセットの末に制し、自身初となるタイトル戴冠を果たした。今期は決勝トーナメントからの出場で、本局が初戦となる。
鈴木九段は東京都出身。故大内延介九段門下で6年、四段プロデビュー。棋戦優勝は2回。今年度の成績は13勝16敗(同4割4分8厘)、通算成績は547勝433敗(同5割5分8厘)。
棋聖戦では第77期で挑戦者となった。今期は2次予選からの出場で、佐々木勇気七段(26)、石井健太郎六段(28)、三浦弘行九段(47)にそれぞれ勝ち、本戦入りを決めた。
両者のここまでの対戦成績は豊島二冠の4勝1敗。振り駒の結果、豊島二冠の先手で午前10時、対局が始まった。
振り飛車党の鈴木九段が四間飛車に構えると、豊島二冠は穴熊に囲った。両者とも指し手が速く、豊島二冠が角切りから緩急をつけた攻めをつなげる一方、鈴木九段も大駒を駆使した攻めを続けた。その後、豊島二冠は穴熊の堅さを生かした細い攻めを見せ、最後は鈴木九段の端からの猛攻をしのぎ、勝ち切った。
持ち時間は各4時間。残り時間は豊島二冠1時間35分、鈴木九段1時間52分。
情報源:【第92期ヒューリック杯棋聖戦】豊島二冠が鈴木九段下し、本戦8強(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
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決勝トーナメント
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豊島二冠は次戦で、佐藤康光九段(51)-山崎隆之八段(40)戦の勝者と対戦する。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 15, 2021
▲豊島将之竜王 vs △鈴木大介九段(棋譜DB)
117手 8八玉まで、▲豊島竜王 の勝ち
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次戦、佐藤康光九段-山崎隆之八段の勝者と対決。
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