0時15分
163手 5三銀打まで、▲斎藤慎八段 の勝ち、挑戦権獲得。
2021.02.27 00:20
将棋の順位戦A級最終局(第9局)が2月26日に一斉に行われ、斎藤慎太郎八段(27)が佐藤天彦九段(33)に163手で勝利、今期成績を8勝1敗とし、渡辺明名人(棋王、王将、36)への挑戦権を獲得した。斎藤八段はA級初参戦での挑戦権獲得。端正なルックスでも知られる“西の王子”が、“現役最強”と名高い渡辺名人という大きな壁に挑む。
斎藤八段は、2012年4月に四段昇段。2015年度、2016年度に2年連続で勝率一位賞を獲得するなど、早い段階から高勝率を誇ると、2018年度には王座のタイトルを獲得。今期は初めてA級に参戦すると、開幕から4連勝。第5局で初黒星を喫するも、その後もすぐに立て直し、またも4連勝とし、後続に2差をつける堂々たる成績で、初の挑戦権を獲得した。
最終局は、対戦相手の佐藤九段が得意とする横歩取りからスタート。中盤まで互角の戦いを繰り広げたが、動きが難しかった飛車をうまくさばきバランスを整えると、徐々に優勢に。先に自陣を崩されたかに見えたが、絶妙なタイミングで攻めに転じると、さらにリードの拡大に成功。最終盤でも難しい寄せ合いになったが、息詰まる1分将棋の中でも逆転を許さず、名人挑戦を自ら祝う勝利を手にした。
対局後、斎藤八段は今期8勝1敗について「1期目で実力以上の成績になったかなと思います。急所で集中力を切らさずに出来た」と語ると、名人戦に向けては「初めての2日制のタイトル戦ですので、まずはしっかり準備や対策を整えて、雰囲気に飲まれず自分の将棋で戦いと思っています」と、凛々しく語った。
名人戦は、佐藤九段が2016年度から3連覇を果たしたが、2019年度は豊島将之竜王(叡王、30)、2020年度は渡辺名人と、2年連続で新名人が誕生している。
【順位戦A級 最終成績】※()内は順位
8勝1敗 斎藤慎太郎八段(10)=挑戦権獲得
6勝3敗 豊島将之竜王(1)、広瀬章人八段(2)
5勝4敗 糸谷哲郎八段(6)、菅井竜也八段(9)
4勝5敗 佐藤康光九段(3)、佐藤天彦九段(4)、羽生善治九段(5)
2勝7敗 稲葉陽八段(8)=降級
1勝8敗 三浦弘行九段(7)=降級
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:“西の王子”斎藤慎太郎八段、A級初参戦で8勝1敗 堂々の成績で名人初挑戦決定/将棋・順位戦A級(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:“西の王子”斎藤慎太郎八段、A級初参戦で8勝1敗 堂々の成績で名人初挑戦決定/将棋・順位戦A級 【ABEMA TIMES】
2021年2月26日 21時19分
渡辺明名人(36)=棋王・王将と合わせ三冠=への挑戦権を争う第79期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終9回戦が26日、静岡市葵区の料亭「浮月楼」で一斉に指され、斎藤慎太郎八段(27)の優勝が決まった。斎藤八段の名人挑戦は初めて。
斎藤八段は7勝1敗の単独首位でこの日を迎えた。6勝2敗で2番手だった広瀬章人八段(34)が豊島将之竜王(30)に敗れ、斎藤八段の優勝が決定。斎藤八段は27日未明、佐藤天彦九段(33)に勝利した。渡辺名人に挑む名人戦七番勝負は、4月7日に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で開幕する。
斎藤八段は奈良市出身。2012年にプロ入りし、18年に初タイトルの王座を獲得した。今期初めて、棋士10人が総当たりで名人への挑戦権を争うA級順位戦に参加した。開幕から4連勝して、首位を譲ることはなかった。(村瀬信也)
情報源:斎藤慎太郎八段が名人に挑戦へ 将棋・A級順位戦優勝:朝日新聞デジタル
2021年2月26日 21時46分
「西の将棋王子」の異名を持つ関西の俊英、斎藤慎太郎八段(27)が名人初挑戦を決めた。平成生まれの棋士の名人戦登場は、豊島将之竜王(30)=叡王と合わせ二冠=以来2人目となる。
26日、静岡市で第79期将棋名人戦・A級順位戦の最終9回戦が一斉に指された。「将棋界の一番長い日」と称され、トップ棋士10人が深夜まで熱戦を繰り広げる。2番手の広瀬章人八段(34)が豊島竜王に敗れ、斎藤八段の優勝が決定。斎藤八段自身も日付をまたぐ熱戦を制した。終局後、名人戦に向けて「雰囲気にのまれず、自分の将棋で戦いたい」と話した。
斎藤八段は2012年に18歳でプロ入りし、毎年勝率6割以上の活躍を続けてきた。五つのクラスがある順位戦でも順調に出世し、20年にA級に昇級。渡辺明名人(36)=棋王・王将と合わせ三冠=に挑戦する名人戦では、18年に獲得した王座に続く二つ目のタイトル獲得を目指す。
将棋は正統派で、詰将棋で培った鋭い終盤力を持ち味とする。師匠の畠山鎮(まもる)八段(51)は「以前は荒々しさ、迫力に欠ける印象を受けたが、最近は自分の読みを信じて決断よく指していると感じる」と話す。
将棋界の八つのタイトルは渡辺名人、豊島竜王、藤井聡太二冠(18)、永瀬拓矢王座(28)の4人が分け合っている。斎藤八段がそこに割って入れるか、注目される。(村瀬信也)
情報源:名人に挑む「西の将棋王子」 豊島竜王以来の平成生まれ:朝日新聞デジタル
2021年2月27日 12時16分
渡辺明名人(36)への挑戦権を争う第79期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終9回戦が26日、静岡市葵区の料亭「浮月楼」で行われた。終盤での逆転、日付をまたぐ熱戦――。トップ棋士の戦いが長時間繰り広げられる「将棋界の一番長い日」に、今年も多くのファンの熱い視線が注がれた。
午前9時、A級棋士10人による全5局が一斉に始まった。戦型はがっぷり四つの相矢倉があれば、アマチュアに人気の振り飛車もあるなど全て異なり、見どころの多い展開になった。
9回戦を迎えた時点での首位は、7勝1敗でA級初参加の斎藤慎太郎八段(27)。自身が勝つか、6勝2敗で2番手の広瀬章人八段(34)が敗れると名人初挑戦が決まる。稲葉陽(あきら)八段(32)と三浦弘行九段(47)の降級は既に決まっていた。
午後8時22分。糸谷哲郎八段(32)が稲葉八段に93手で勝った。そして午後9時15分。広瀬八段が前名人の豊島将之竜王(30)に108手で敗れた。この瞬間、斎藤八段の名人挑戦が決まった。広瀬八段は「あまり見どころのない内容で、ファンの方に申し訳ない」と肩を落とした。
現地では渡辺名人らによる大盤解説会が開かれていた。斎藤八段と対戦することについて渡辺名人は取材に対し、「丁寧な将棋という印象がある。傾向を分析して対策を練っていきたい」と語った。
午後10時5分。羽生善治九段…
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情報源:将棋「一番長い日」に幕 西の王子・斎藤八段が有終の美:朝日新聞デジタル
A級9回戦
七番勝負の日程
- 第一局:4月7日・8日:東京都文京区「ホテル椿山荘東京」
- 第二局:4月27日・28日:福岡県飯塚市「麻生大浦荘」
- 第三局:5月4日・5日:愛知県名古屋市「亀丘林 万松寺」
- 第四局:5月19日・20日:長野県高山村「緑霧山宿 藤井壮」
- 第五局:5月28日・29日:神奈川県箱根町「ホテル花月壮」
- 第六局:6月14日・15日:山梨県甲府市「常盤ホテル」
- 第七局:6月24日・25日:山形県天童市「天童ホテル」
投了までの10分
https://www.youtube.com/watch?v=eJXziRsHEnE&hd=1
ポイント解説
https://www.youtube.com/watch?v=EpgcHyZGL54&hd=1
“西の王子”斎藤慎太郎八段、A級初参戦で8勝1敗 堂々の成績で名人初挑戦決定/将棋・順位戦A級 【ABEMA TIMES】https://t.co/3c61QVH9ea
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 26, 2021
村)佐藤天彦九段が斎藤慎太郎八段に「斎藤さん、おめでとうございます」と声をかける場面、この動画の「6:23:50」過ぎでご覧になれます。佐藤康光九段の「強くなるしかない」は「5:10:00」過ぎに。
【対局ライブ】一番長い日、全局中継【第79期将棋名人戦・A級順位戦最終局】 https://t.co/o280e9hKx4— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 27, 2021
村)A級順位戦、斎藤慎太郎八段が佐藤天彦九段に勝ちました。これで8勝1敗での優勝。既に名人挑戦は決まっていましたが、有終の美を飾りました。 pic.twitter.com/CO3DSK0ADv
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 26, 2021
村)A級順位戦最終局、全5局が終了しました。今年も「長い日」が終わりました。斎藤八段―佐藤天九段戦の感想戦を中継しています。
【対局ライブ】一番長い日、全局中継【第79期将棋名人戦・A級順位戦最終局】 https://t.co/o280e9hKx4 @YouTubeより pic.twitter.com/r1Owkgn9XL— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 26, 2021
村)斎藤八段は27歳。渡辺名人とタイトル戦を戦うのは初めてです。現在、タイトル保持者は渡辺名人、豊島竜王、藤井二冠、永瀬王座と4人いますが、そこに割って入れるでしょうか
名人に挑む「西の将棋王子」 豊島竜王以来の平成生まれ:朝日新聞デジタル https://t.co/qqHg9aCx7H— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 26, 2021
斎藤ー佐藤天戦は斎藤八段が勝ち、8勝1敗と星を伸ばしてリーグ戦を終了。勢いを加速させて渡辺名人に挑むことになりました。佐藤天九段は4勝5敗の負け越しとなって終わりました。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 26, 2021
斎藤八段は終局後、「初めての2日制のタイトル戦なので、しっかり準備して対策を整え、雰囲気にのまれず、自分の将棋で戦いたい」と名人戦への抱負を述べました。 pic.twitter.com/2UJXnzkeOt
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 26, 2021
Q)勝ちを意識した場面は?
A)最後まで分かっていなくて、8二飛車成の詰みが見えたところでようやく、というところでした。Q)8勝1敗のリーグ成績を振り返って
A)大変な対戦相手しかいないところなんですが、気持ちの面では臆しないで一局一局集中して戦えたことが良かった。— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 26, 2021
Q)どのような戦いをしたいか
A)2日制のタイトル戦も初めてで、名人戦で戦うのも初めてなので、気持ちの面や準備、対策は念入りにしないといけないと思っています。今期A級順位戦で良かった点は継続して、自分の将棋を指したいなと思っています。— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 26, 2021
Q)渡辺将棋はどんな将棋?
A)私が奨励会にいて、渡辺さんがタイトル保持者だった時は攻めの突破力、堅い玉形で細い攻めでも突破できる技術が、本当にマネしたくなる印象はすごくあった。この数年はスタイルを変えて、バランス型に柔軟に対応されていて、違う印象があります。— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 26, 2021
Q)挑戦権獲得を誰に伝えたいですか
A)師匠(畠山鎮八段)かな。順位戦以外はなかなか苦戦している年でもありましたので、師匠にハッパをかけてもらったこともありました。「将棋に悩みすぎじゃない」みたいにフランクに言ってくださった。そのお礼を言っておかないといけないと思います(おわり)— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 26, 2021
斎藤慎太郎八段、初の名人挑戦決定! 順位戦A級、広瀬八段が敗れて斎藤の首位確定― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/hr6u9k1sFZ
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) February 26, 2021
将棋、斎藤八段が名人に初挑戦 A級順位戦で1位確定:中日新聞Web https://t.co/RKFWYL2U34
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 26, 2021
A級初参加で名人挑戦権を獲得した斎藤慎太郎八段。
渡辺明名人に挑む七番勝負は4月7日、「ホテル椿山荘東京」にて開幕します。https://t.co/4Ewc1PD4uw #shogi #meijinsen pic.twitter.com/AIU7CrDbHr— 名人戦棋譜速報 (@meijinsen) February 27, 2021
▲斎藤慎太郎八段-△佐藤天彦九段の対局は斎藤八段の勝ちとなりました。斎藤八段は8勝1敗で名人戦挑戦者となりました。#A級順位戦最終局 #浮月楼 #斎藤慎太郎 #佐藤天彦 pic.twitter.com/XfeOued1Cs
— 桑高克直(くわっち) (@shallvino) February 26, 2021
斎藤八段はA級初参加で挑戦権を得ました。 pic.twitter.com/edCF538qYp
— 桑高克直(くわっち) (@shallvino) February 26, 2021
▲斎藤慎太郎八段 vs △佐藤天彦九段(棋譜DB)
0時15分
163手 5三銀打まで、▲斎藤慎八段 の勝ち
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- 名人戦・順位戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 第79期名人戦・順位戦 七番勝負/A級
- 名人戦棋譜速報│将棋・名人戦順位戦棋譜速報サイト
- 名人戦棋譜速報(@meijinsen)さん | Twitter
- 第78期将棋名人戦七番勝負 ライブ中継:朝日新聞デジタル
斎藤慎太郎八段、挑戦権獲得おめでとうございます。
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