第14回朝日杯将棋オープン戦本選T 三浦弘行九段 vs 木村一基九段
三浦九段の振り歩先、歩が4枚で三浦九段の先手
初手は、▲三浦九段 2六歩、△木村九段 8四歩
2021.01.21 21:02
将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント準々決勝が1月21日に行われ、三浦弘行九段(46)が木村一基九段(47)に111手で勝利した。三浦九段は渡辺明名人(棋王、王将、36)、藤井聡太王位・棋聖(18)に続き、ベスト4入りを果たした。
タイトル経験、棋戦優勝経験がある実力派のベテラン同士の対決となったが、相掛かりの出だしになると、序盤の桂頭攻めから少しずつ有利になり始めると、木村陣が乱れたところを逃さずリードを拡大。受けに定評のある木村九段に、有効な反撃の機会を与えず快勝を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:三浦弘行九段、同世代・木村一基九段に勝利 初優勝へベスト4進出/将棋・朝日杯(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:三浦弘行九段、同世代・木村一基九段に勝利 初優勝へベスト4進出/将棋・朝日杯 【ABEMA TIMES】
2021年1月21日 21時14分
第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が21日、東京都渋谷区のスタジオで指され、三浦弘行九段(46)が2回戦で木村一基九段(47)を111手で破り、初の4強入りを決めた。
この日行われた1回戦で三浦九段は阿久津主税八段(38)に78手で勝った。木村九段は船江恒平六段(33)に47手で勝利した。
本戦は、予選を勝ち抜いた8人とシード8人の計16人がトーナメントで戦う。16、17日に名古屋市で行われた公開対局で、藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=と渡辺明名人(36)=棋王・王将と合わせ三冠=が4強に勝ち上がり、2月に行われる準決勝で対戦する。今月29日に4強が出そろう予定。棋譜は朝日新聞デジタル(https://digital.asahi.com/shougi/asahicup_live/)で見られる。(村上耕司)
情報源:三浦弘行九段が木村一基九段を破り4強入り 朝日杯将棋(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:三浦弘行九段が木村一基九段を破り4強入り 朝日杯将棋:朝日新聞デジタル
2021年1月21日 23時01分
第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が21日、東京都渋谷区のスタジオ「シャトーアメーバ」で行われ、三浦弘行九段(46)が2回戦で木村一基九段(47)を111手で破って初のベスト4入りを果たした。
同学年対決となった午後7時からの本戦2回戦は、相懸かりの戦型に。角交換から角を打ち合ったところから互いに一歩も引かない、激しい駒の取り合いになった。
A図は△8六歩に対し8七にいた馬を▲6五馬と出た局面。ここで三浦が大きくリードを奪った。次に▲7三歩成が厳しい。木村は△6二香と打ったが、三浦は構わず▲7三歩成。以下△6四香▲8三馬△7一金▲7四馬△4二玉▲5二飛△3三玉▲2五桂△2四玉▲3二飛成となったところで後手玉に受けがなくなり、木村が投了した。
三浦は「木村さんの粘りに手を焼いたんですけど、リードはかろうじて奪われなかったみたいです。朝日杯はなかなかベスト8の壁を破ることができなかったので、初めてベスト4に進出することができて、幸せに思っています。(相手は)どなたが勝ち上がっても厳しい対局になると思っている。しっかり準備して、恥ずかしくない将棋をお見せしたい」と話した。
木村九段と船江恒平六段(33)の1回戦は午前10時から行われた。
先手となったのは木村。横歩取りの出だしで木村が▲3四飛と横歩を取ったのに対し、船江は△4二玉と上がり、経験のある形に持ち込もうとする。これに対する▲2四飛が前例のない手で、角交換から一気に激しくなった。
B図は木村が▲8二歩と打った局面。この手が木村が用意していた手だった。△8二同銀なら、▲2四桂△2二金に▲同竜△同銀▲3二飛から8二の銀が取れるため、後手はこの歩を取りにくい。船江は15分以上考えて△4五桂としたが、以下▲5八金△2八歩▲8一歩成△2九歩成▲2四桂と進み、木村が勝勢を築いた。その後は一直線に進み、木村が47手という短手数で勝った。
持ち時間を9分残しての快勝に木村は「まずまずうまく指せたのではないかと思います」と話した。
もう一方の1回戦は午後2時から、三浦九段と阿久津主税八段(38)の対戦。
阿久津の先手で角換わり腰掛け銀の戦型になった。互いに角を打ち合って戦機をうかがう展開から三浦が△6五歩から仕掛け、迎えたC図の局面は、三浦が△3八銀と打ち込んだところだ。金銀3枚の堅陣で隙がない後手に対し、先手は2九飛型が銀の打ち込みを許して傷になっている。もっとも有利な条件で戦端を開いた三浦が機敏で、仕掛けたところですでに後手が優勢になっている。
C図以下は▲2六飛△4七銀成▲5五角△5七成銀▲6六銀△6七成銀▲同金△5七金▲同銀△同桂成と進み、三浦の攻めが決まった。78手で阿久津が投了。三浦は持ち時間を12分残しての快勝だった。
終局後、三浦は「すべての条件が整っているので攻めが成立している。阿久津さんが感想戦で『よくて千日手』と言っていたので、そういう展開にできたのは、自分としてはうまく指せたと思います」と話した。(村上耕司)
情報源:三浦九段、初めての4強進出 「幸せに思っています」:朝日新聞デジタル
第14回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントで、三浦弘行九段VS阿久津主税八段 戦と木村一基九段VS船江恒平六段 戦の対局が1月21日(木)に東京都渋谷区の「ABEMAスタジオ シャトーアメーバ」で行われ、三浦九段と木村九段がそれぞれ勝ちました。
情報源:三浦弘行九段が勝ち進む 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟
本選トーナメント
三浦弘行九段、同世代・木村一基九段に勝利 初優勝へベスト4進出/将棋・朝日杯 https://t.co/HDUZIHWiZt
— kewpiehoney (@kewpie_honey) January 21, 2021
耕)敗れた木村九段は4強入りならず。 pic.twitter.com/httD4bQgwI
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) January 21, 2021
#三浦弘行 九段が準決勝へ
【 第14回 #朝日杯将棋オープン戦 本戦 】
第14回朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント、1月21日(木)は、三浦弘行九段が阿久津主税八段と木村一基九段に勝ち、準決勝に進出しました。https://t.co/tARg5KFrMv
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) January 21, 2021
▲三浦弘行九段 vs △木村一基九段(棋譜DB)
三浦九段の振り歩先、歩が4枚で三浦九段の先手
初手は、▲三浦九段 2六歩、△木村九段 8四歩
111手 3二飛成まで、▲三浦九段 の勝ち
|
|
- 朝日杯将棋オープン戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 朝日杯将棋オープン中継サイト
- 第13回 朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局|朝日新聞デジタル
- 第14回朝日杯将棋オープン戦中継|本戦トーナメント:朝日新聞デジタル
ベスト4は残り一枠・・・
|
|
|
|
|
★