107手 6二銀打まで、▲糸谷八段 の勝ち、2016年以来のタイトル挑戦
勝利者インタビュ
2020.12.28 19:15
将棋の棋王戦挑戦者決定二番勝負の第2局が12月28日に行われ、糸谷哲郎八段(32)が広瀬章人八段(33)に107手で勝利、渡辺明棋王(名人、王将、36)への挑戦権を獲得した。糸谷八段のタイトル戦出場は、2016年度の王座戦以来。
早見え早指しにして独特な指し手が特徴の糸谷八段が、年末の大一番で持ち味全開の一局を繰り広げた。角換わりの出だしから、両者居玉のまま指し手がどんどん進む展開になると、先に敵陣深く切り込んだのは広瀬八段だったが、ペースを握っていたのは糸谷八段。中盤以降、相手に攻めさせながらも自玉の安全を確保、戦力を蓄えると、手番が回ってきたところで猛攻開始。優勢になってからは、ほとんど持ち時間を使わない豪快かつ迅速な戦いぶりで力強く勝ち切った。終局時は、持ち時間4時間のうち、ほぼ半分の1時間59分を残していたことからも、快勝ぶりがうかがえる結果となった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:糸谷哲郎八段が挑戦権獲得 8連覇中の渡辺明棋王との対決へ/将棋・棋王戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:糸谷哲郎八段が挑戦権獲得 8連覇中の渡辺明棋王との対決へ/将棋・棋王戦 【ABEMA TIMES】
2020/12/28 17:55 (JST)12/28 18:13 (JST)
将棋の渡辺明棋王(36)への挑戦権を争う第46期棋王戦(共同通信社主催)挑戦者決定戦第2局は28日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、先手の糸谷哲郎八段(32)が107手で広瀬章人八段(33)を破り、棋王初挑戦を決めた。
糸谷八段は広島市出身で、森信雄七段門下。1998年に棋士養成機関の奨励会に入会し、2006年にプロ入り。06年、若手棋士らが対象の新人王戦で初優勝を飾った。14年には、竜王戦7番勝負で森内俊之九段を破り、初タイトルを奪取した。角換わり戦法を得意としている。
9連覇が懸かる渡辺棋王との5番勝負は来年2月7日、宇都宮市で開幕する。
情報源:将棋、糸谷八段が棋王初挑戦 2月、渡辺棋王と対戦(共同通信) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:将棋、糸谷八段が棋王初挑戦 2月、渡辺棋王と対戦 | 共同通信
糸谷八段が広瀬八段に勝ち、挑戦者決定二番勝負を2連勝で制して自身初の棋王挑戦を決めました。タイトル戦登場は2016年の第64期王座戦五番勝負以来です。渡辺明棋王との五番勝負は2月7日(日)、栃木県宇都宮市「宇都宮グランドホテル」で開幕します。
(初の棋王挑戦を決めた糸谷八段)
(敗れた広瀬八段)
(終局直後、インタビューが行われた)
【勝った糸谷八段の談話】
ーー本局を振り返っていかがでしたか。
糸谷 ▲7五角が工夫というか変化した手なんですが、どうだったかわからないんですけど、▲8五金から何とか飛車と馬を押さえ込むのに成功してちょっとよくなったかなと。
ーー優勢を意識したのはどの辺りですか。
糸谷 ▲4八玉と上がったところは少し指しやすいのかと思いました。
ーー棋王戦本戦を振り返って印象深い対局はありましたか。
糸谷 対局という形ではないんですけど、最後のほうは角換わり早繰り銀を採用してある程度結果が出せたので、ちょうどよくこの戦法がなじんできてよく指せたのではないかと思います。
ーー棋王戦は初めての挑戦になります。
糸谷 そうですね、タイトル戦自体が久しぶりなので、またタイトル戦の舞台に出られることに感謝ですね。時間も短いので、普段と変わらないような心持ちでやれればと思います。
ーー渡辺明棋王の印象は。
糸谷 ますます充実されているイメージです。前回のタイトル戦(竜王戦)でも1勝4敗で負かされた先生ですので、渡辺明棋王の強さは骨身に染みてわかっているほうだと思います。挑戦者として堂々とやっていければと思います。
【敗れた広瀬八段の談話】
ーー残念な結果となりましたが、一局を振り返っていかがでしたか。
広瀬 激しい将棋になって難しいと思ったのですが、▲7五角は△6七歩が入るので危ないのかなと思っていたんですけど、大長考してもいい変化が見つからなかったです。タイミングを誤って組み合わせの中でいちばん悪いものを選んでしまったかもしれないです。
ーー1時間45分の長考がありましたが、相当難しかったですか。
広瀬 何かあると思って調べていたんですが、あの局面になってみると発見できなかった。もうちょっと難しい順はあったかもしれません。
情報源:棋王戦中継plus : 終局直後
渡辺明棋王と糸谷哲郎八段の五番勝負日程は以下の通りです。
第1局 2月7日(日)栃木県宇都宮市「宇都宮グランドホテル」
第2局 2月20日(土)石川県金沢市「北國新聞会館」
第3局 3月7日(日)新潟県新潟市「新潟グランドホテル」
第4局 3月17日(水)東京都渋谷区「東郷神社」
第5局 3月30日(火)東京都千代田区「都市センターホテル」以上で本局の中継を終了します。ご観戦いただきありがとうございました。
第46期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局、12月28日(月)は、広瀬章人八段VS糸谷哲郎八段 戦が東京・将棋会館で行われ、糸谷八段が107手で広瀬八段に勝ち、渡辺明棋王への挑戦権を獲得しました。
情報源:広瀬章人八段VS糸谷哲郎八段 第46期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局|棋戦トピックス|日本将棋連盟
挑戦者決定トーナメント
耕)第46期棋王戦挑戦者決定二番勝負の第2局が28日に東京・将棋会館で指され、糸谷哲郎八段が広瀬章人八段に107手で勝って、渡辺明棋王への挑戦権を獲得しました。勝者組の決勝で広瀬八段に敗れましたが、敗復活戦で勝ち上がり、変則二番勝負で広瀬八段に連勝しました。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 28, 2020
村)渡辺明棋王への挑戦を決めた糸谷哲郎八段、タイトル戦は2016年の王座戦以来となります。「今回の棋王戦は振り駒が強かった」「厳しい戦いになると予想している方が多いと思うが、そういうのを覆すのが勝負の醍醐味。覆せるように頑張りたい」。コロナ禍以降、オンラインの研究会が増えたそうです。 pic.twitter.com/pAHaMaR8hf
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 28, 2020
村)奨励会時代、ネット対局で腕を磨いた糸谷八段。オンラインでの研究会に違和感はないそうです→「もともと盤駒よりパソコンに触っていた方なので」
糸谷哲郎八段、渡辺明棋王への挑戦権獲得~厳しい戦い?「予想を覆すのが醍醐味」~【第46期棋王戦】=村上耕司撮影 https://t.co/tOuoLhuxSi pic.twitter.com/Dr5qwqt49b— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 28, 2020
棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局は、糸谷哲郎八段が広瀬章人八段に勝ち、2連勝で挑戦権をつかみました。タイトル登場は羽生善治九段に挑戦した2016年の王座戦以来となります。
渡辺明棋王との五番勝負第1局は来年2月7日に宇都宮市の宇都宮グランドホテルで指されます。
(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/wWqlM7TFMQ— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) December 28, 2020
棋王挑戦は糸谷八段!らしさ全開の力強い駒運びでしたね。
挑戦記念のご紹介。糸谷八段が変則ルールの詰将棋でプロの凄みを見せつける動画はこちらです。
糸谷八段も大苦戦!『駒余らせ詰将棋』にチャレンジ https://t.co/JgI0Htlg8S @YouTubeより
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) December 28, 2020
#糸谷哲郎 八段が勝利
【 #棋王戦 挑戦者決定二番勝負第2局】
●広瀬章人 八段 VS ○糸谷哲郎 八段
第46期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局、12月28日(月)は、広瀬章人八段VS糸谷哲郎八段 戦が行われ、糸谷八段が広瀬八段に勝ち、渡辺明棋王への挑戦権を獲得しました。https://t.co/flqk1bfJzO
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) December 28, 2020
▲広瀬章人八段 vs △糸谷哲郎八段(棋譜中継・JavaScript版・棋譜DB)
107手 6二銀打まで
▲糸谷八段 の勝ち、2016年以来のタイトル挑戦
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久しぶりのタイトル戦だな。
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