今回もベスト4以上を目指すには豊島竜王に勝たないといけない。
まぁ、飯島七段が勝つ可能性もあるから絶対ではないけど。
2020年12月21日 16時30分
第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)は18日までに2次予選が終了し、本戦出場者16人が出そろった。抽選の結果、トーナメントで藤井聡太二冠をはじめ現タイトル保持者4人が2回戦(準々決勝)までにあたるブロックに集まった。実力者同士がつぶし合う形で、優勝はおろかベスト4すら予想するのが難しい組み合わせになった。
本戦は、シードの8人と2次予選を勝ち抜いた8人が1回戦で当たるよう、抽選で組み合わせが決まる。
■2回戦で?
シード勢はまず、前回優勝の千田翔太七段と準優勝の永瀬拓矢王座、ベスト4の藤井二冠と阿久津主税八段が、準決勝まで進まないとあたらない四つのブロックに分かれて配置された。そこから今年4月時点でタイトル保持者だった渡辺明名人と豊島将之竜王、木村一基九段、NHK杯選手権者の深浦康市九段が、その四つのブロックに振り分けられた。
その結果、藤井と豊島、渡辺と永瀬がそれぞれ、1回戦を勝てば対局することになった。これまで藤井は豊島に公式戦で6回戦って勝ったことがない。藤井は第11回、第12回と連続優勝の実績があるが、今回は厳しいブロックに入った。
渡辺―永瀬戦も実現すれば、注目カードだ。対戦成績は渡辺が10勝3敗とリードしているが、永瀬はこの1年余り、めざましい活躍を見せており、過去の成績はあてにならない。
■「いい将棋を」
この4人のいるブロックの1、2回戦の対局は来年1月16、17日に名古屋市で公開で行われる。4年連続となる恒例イベントだ。この公開対局で過去3回とも勝ち上がった藤井は「大変な状況の中で名古屋対局が開催され、うれしく思う。いい将棋を指したい」。初めて参加する渡辺は「お客さんの前でいい将棋が見せられるように頑張りたい」。2回目の永瀬は「前回の名古屋対局は1回戦で敗退してしまったので、今回はそれ以上を目指して頑張る」とコメントした。
■前回覇者は
残るブロックも本命不在だ。前回、藤井と永瀬を破って優勝した千田は、勝因について「どの対局も学習している展開になり、素早く判断し決断することができた」ことにあると言う。今回も「新しい戦型を採り入れます」と意気込む。同じブロックには48歳にして早指しのNHK杯戦で優勝した深浦がいる。別のブロックで同じになった木村と阿久津は、ともに朝日杯の優勝経験者だ。だれが勝ち上がってもおかしくない。
■羽生らA級棋士、次々敗退
2次予選は、1次予選から勝ち上がった16人とシードの16人が8組に分かれて本戦出場権を争ったが、シードのA級棋士が次々と姿を消した。羽生善治九段もその一人だ。1回戦で優勝経験のある八代弥七段に快勝したものの、決勝で野月浩貴八段に敗れた。秒読みの中、終盤で自玉の詰めろを回避できず、急転直下の終局。野月は対羽生戦7戦目にして初勝利を挙げた。
他にも稲葉陽(あきら)八段、糸谷哲郎八段が大石直嗣(ただし)七段に続けて敗れた。今期A級初参戦の若手、斎藤慎太郎八段と菅井竜也八段も1回戦で姿を消した。広瀬章人八段、佐藤康光九段もそれぞれ1回戦で敗退。A級棋士は10人中9人が2次予選にシードされたが、勝ち上がったのは佐藤天彦九段と三浦弘行九段だけだ。
一方で1次予選からは6人が勝ち上がった。いずれも本戦初出場だ。そのうちの一人、野月は「トップの方と公開対局で指せるのはうれしい。自分の力を発揮して指せれば」と話している。(村上耕司)
■観戦申し込みは特設サイトで
朝日杯将棋オープン戦本戦のうち、藤井二冠や豊島竜王、渡辺名人が登場するブロックは1月16、17日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で公開で行われます。森内俊之九段と杉本昌隆八段が解説を務めます。観戦申し込みと詳細は特設サイト(https://www.asahi.com/ads/asahihai-nagoya/)で。チケット発売は12月22日正午。コロナ感染予防のため、来場者にはマスクの着用や消毒、検温などにご協力をお願いします。
また、準決勝と決勝は2月11日に東京都千代田区の有楽町朝日ホールで公開で行われます(観戦申し込みの詳細は後日、ご案内します)。
情報源:タイトル保持者、名古屋の陣 朝日杯将棋、本戦16人決定 同ブロックに藤井・豊島、渡辺・永瀬:朝日新聞デジタル
第14回 #朝日杯将棋オープン戦 本戦T
村)朝日杯本戦の展望記事です→「前回の名古屋対局は1回戦で敗退してしまったので、今回はそれ以上を目指して頑張る」「トップの方と公開対局で指せるのはうれしい」
タイトル保持者、名古屋の陣 朝日杯将棋、本戦16人決定 同ブロックに藤井・豊島、渡辺・永瀬https://t.co/p5qmzF8JIM— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 22, 2020
記事を書きました。
永世棋聖・羽生善治九段(50)若手実力者・高見泰地七段(27)を降して棋聖戦二次予選決勝進出(松本博文) – Y!ニュース https://t.co/wTaQlcSGxh— mtmt (@mtmtlife) December 22, 2020
今年は誰が有楽町に行くのか・・・
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