147手 9七角打まで、▲豊島竜王 の勝ち
2020.12.10 05:00
将棋の順位戦A級5回戦が12月9日に行われ、豊島将之竜王(叡王、30)が斎藤慎太郎八段(27)に147手で勝利した。これにより豊島竜王は3勝2敗と白星先行。斎藤八段は今期初黒星で4勝1敗となり、全勝棋士がいなくなった。10人が参加するA級での名人挑戦権争いは混戦模様となってきた。
過去の対戦成績は2勝2敗と五分だった両者の対決は、角換わりからスタート。午前10時の対局開始から午後6時の夕食休憩まで、互いの出方を見極めながらじっくりとした進行となった。本格的な戦いが始まったのは夜戦から。先に豊島竜王の攻めをうまくしのいだ斎藤八段がペースを握っていたかに見られたが、厳しい攻めを続けたことで形勢は互角に。斎藤八段も反撃に出たが、徐々に豊島竜王のペースで進むと、終局時間は日をまたいで10日の午前1時に。熱戦の末に豊島竜王が大きな勝利を手にした。
【順位戦A級の成績】()内は前期成績をもとにした順位
4勝1敗 斎藤慎太郎八段(10)
4勝2敗 広瀬章人八段(2)※6回戦まで終了
3勝2敗 豊島将之竜王(1)、佐藤康光九段(3)、糸谷哲郎八段(6)
2勝3敗 佐藤天彦九段(4)、羽生善治九段(5)、菅井竜也八段(9)
2勝4敗 稲葉陽八段(8)※6回戦まで終了
1勝4敗 三浦弘行九段(7)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:豊島将之竜王、斎藤慎太郎八段下す 全勝棋士消え挑戦権争いは混戦へ/将棋・順位戦A級(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:豊島将之竜王、斎藤慎太郎八段下す 全勝棋士消え挑戦権争いは混戦へ/将棋・順位戦A級 【ABEMA TIMES】
2020年12月10日 9時27分
来春の将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)での渡辺明名人(36)=棋王、王将とあわせ三冠=への挑戦権を、トップ棋士10人で争う「第79期将棋名人戦・A級順位戦」の5回戦(全5局)のうち最後の対局として、豊島(とよしま)将之竜王(30)=叡王とあわせ二冠=と斎藤慎太郎八段(27)の対局が12月9日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された。先手番の豊島竜王が147手で勝ち、今期A級での成績を3勝2敗とした。敗れた斎藤八段は4勝1敗となった。終局は、12月10日午前1時00分だった。
斎藤八段の開幕からの連勝を、前名人の豊島竜王が止め、自らも名人挑戦権争いに踏みとどまった形だ。
本局の結果、5回戦終了時点での今期A級の成績は以下の通りとなった(棋士名の前の丸囲みの数字は、今期A級での順位。末尾の括弧内の数字は、12月9日時点での年齢)。
ただし、5回戦の終了を待たず、6回戦が1局(広瀬章人(あきひと)八段-稲葉陽(あきら)八段戦で、広瀬勝ち)指されており、その結果も含む。
【4勝1敗〈1人〉】⑩斎藤慎太郎八段(27)
【4勝2敗(1人)】②広瀬章人八段(33)
【3勝2敗〈3人〉】①豊島将之竜王(30)、③佐藤康光九段(51)、⑥糸谷哲郎八段(32)
【2勝3敗〈3人〉】④佐藤天彦(あまひこ)九段(32)、⑤羽生(はぶ)善治(よしはる)九段(50)、⑨菅井竜也(たつや)八段(28)
【2勝4敗〈1人〉】⑧稲葉陽八段(32)
【1勝4敗〈1人〉】⑦三浦弘行九段(46)(佐藤圭司)
情報源:豊島将之竜王が3勝目 斎藤慎太郎八段の連勝止める:朝日新聞デジタル
第79期順位戦A級で、豊島将之竜王VS斎藤慎太郎八段の対局が12月9日(水)に行われ、
豊島竜王が147手で斎藤八段に勝ち、3勝2敗としました。敗れた斎藤八段は4勝1敗です。
情報源:豊島将之竜王VS斎藤慎太郎八段 第79期順位戦A級 豊島将之竜王が勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
村)A級順位戦の豊島将之竜王―斎藤慎太郎八段戦は、豊島竜王が勝ちました。ここまで4連勝だった斎藤八段は初黒星で4勝1敗になりましたが、1敗は斎藤八段だけなので首位はキープしています。6回戦は28日の三浦弘行九段戦です。3勝2敗になった豊島将之竜王は、25日に羽生善治九段と対戦します。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 9, 2020
▲豊島将之竜王 vs △斎藤慎太郎八段(棋譜DB)
100手 8四角打まで、△斎藤慎八段 53%→37%
147手 9七角打まで、▲豊島竜王 の勝ち
|
|
- 名人戦・順位戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 第79期名人戦・順位戦 七番勝負/A級
- 名人戦棋譜速報│将棋・名人戦順位戦棋譜速報サイト
- 名人戦棋譜速報(@meijinsen)さん | Twitter
- 第78期将棋名人戦七番勝負 ライブ中継:朝日新聞デジタル
斎藤慎太郎八段、全勝維持ならず、今季初黒星。
|
|
|
|
|
★