藤井聡太二冠、杉本昌隆八段と3度目の師弟対決に勝利 初の上座に「こちらで失礼します」/将棋・叡王戦

藤井聡太二冠、杉本昌隆八段と3度目の師弟対決に勝利 初の上座に「こちらで失礼します」/将棋・叡王戦 【ABEMA TIMES】

第6期叡王戦 段位別予選 藤井聡太二冠 vs 杉本昌隆八段
藤井聡二冠の振り歩先、歩が3枚で藤井聡二冠の先手
初手は、▲藤井聡二冠 7六歩、△杉本昌八段 3四歩


2020.12.03 21:37

将棋の藤井聡太二冠(18)が12月3日、叡王戦段位別予選(八段戦)で杉本昌隆八段(52)に勝利、本戦出場にあと1勝とした。過去2勝していた杉本八段と3度目の師弟戦にも勝利。今回も“恩返し”を果たした。

2018年に初対決、今年6月には竜王戦3組ランキング戦の決勝という場でも行った藤井二冠と杉本八段の師弟戦。この日は、両者1局勝利して、同日2局目同士という状況で戦った。対局前には、弟子ながら序列で上を行く藤井二冠が、「こちらで失礼します」と頭を下げてから、3度目にして初めて上座につくという点でも注目を集めた。

将棋界では、タイトルホルダーや高段者が上座につくのが慣例。過去2度の対戦では杉本八段の方が高段だったため上座についたが、本局では藤井二冠がタイトルを保持しているために、慣例どおりに上座についた。

出だしは藤井二冠が居飛車、杉本八段が四間飛車の対抗形になると、1時間の持ち時間を両者じっくり使って、中盤戦までにほとんどを使い果たす進行に。陣形を整えあった状況から攻めの糸口を探り合うと、藤井二冠が少しずつ局面の打開に成功。最年少で二冠を達成した力を師匠に存分にぶつけ、師匠相手に3連勝を果たした。

対局後、藤井二冠は「序盤は失敗してしまったかなと思って指していました」と振り返ると、師匠との対戦については「序盤から機敏に動かれて、こちらがうまく対応できないところがあったので、そのあたりがうまく指されたのかなと思いますし、自分にとっては課題だと思います」と語った。また杉本八段は「今年はもう当たらないと思っていたんですが、こんなに早く当たるとは。前回はまだ藤井二冠が七段の時だったかと思いますが、改めてわずか半年でタイトルを2つ取っている成長、活躍を感じました」と噛み締めた。

また上座・下座については、先に杉本八段が「当たり前のことなので。間違えないように早めに来て荷物を置きました」と微笑むと、藤井二冠は「下座につくつもりだったんですけど、先に荷物を置かれていたので、打つ手がないという感じでした」と微笑み返した。

両者は同時に昇級を果たした竜王戦で、2組ランキング戦に参加。ここで2人とも決勝まで勝ち上がる、もしくは昇級者決定戦で戦う可能性がある。また、その他の棋戦でぶつかる可能性もあり、ファンも4度目の師弟戦に期待するところだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2020年12月3日 21時44分

将棋の高校生棋士、藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が3日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第6期叡王(えいおう)戦(不二家主催)の段位別予選八段戦で、師匠の杉本昌隆八段(52)に73手で勝った。杉本八段と藤井二冠の師弟戦は3回目で、藤井二冠が3連勝。弟子が師匠に勝つ「恩返し」を3度、果たした。

終局後、勝った藤井二冠は「序盤から(師匠の杉本八段に)機敏に動かれて、こちらがうまく対応できないところもあった。そのあたりは自分にとって課題なのかなと思いました」と反省を口にした。敗れた杉本八段は「(6月にあった)前回(の師弟戦)はまだ藤井二冠が七段の時だったかと思います。わずか半年でタイトルを二つ獲(と)って……。成長、活躍を感じましたね」と話した。

この日はまず、午前10時からの対局で杉本八段が畠山鎮(まもる)八段(51)に116手で勝ち、午後2時からの対局では藤井二冠が長沼(ながぬま)洋(ひろし)八段(55)に102手で勝利。午後7時開始の勝者同士の対局が師弟戦となった。終局は午後9時23分。藤井二冠は予選通過まで、あと1勝と迫った。「まだ先は長いですけど、挑戦を目指して頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。

叡王戦は将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。主催がドワンゴから不二家に交代して第6期がスタートしたばかり。予選が四段から九段まで段位別に実施されるのが特徴の一つ。今期の八段戦には28人が参加し、このうち本戦入り出来るのは3人だけ。予選通過者12人にシード者4人を加えた計16人で本戦を行い、優勝者が来年7~9月に予定される五番勝負で豊島将之叡王(30)=竜王とあわせ二冠=に挑戦する。(佐藤圭司)

情報源:藤井聡太2冠 3度目の師弟対決制す「下座に座るつもりだった」けど…杉本師匠が気遣い(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋の藤井聡太二冠、3度目の師弟戦も勝利 叡王戦予選:朝日新聞デジタル


2020年12月3日 21時29分

将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が3日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第6期叡王戦段位別予選八段戦Cブロック2回戦で師匠・杉本昌隆八段(52)を先手の73手で下した。

2018年3月の王将戦1次予選、今年6月の竜王戦3組ランキング戦決勝に続く3度目の師匠対決を制して、3連勝。藤井2冠が先に1分将棋となったが、杉本八段も秒読みに入ると、大きく差を広げ、押し切った。

杉本八段は午前10時開始の畠山鎮八段(51)との同1回戦で、最終盤に大逆転し、まな弟子の勝ち上がりを待った。藤井2冠は、午後2時開始の同1回戦で、初手合いだった長沼洋八段(55)の粘りを振り切っり、約5か月半ぶりに師匠と対峙(たいじ)した。

藤井2冠にとって、対師匠では初めて上座での対局。杉本八段がタイトルホルダーになった弟子に敬意を払い、あらかじめかばんを下座に置いて“予約”し、開始の23分前に先に入室した。藤井2冠は5分遅れで入った。

情報源:藤井聡太2冠が対師匠初の上座で杉本昌隆八段に3連勝(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太2冠が対師匠初の上座で杉本昌隆八段に3連勝 : スポーツ報知


2020年12月3日 22時12分

将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が3日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第6期叡王戦段位別予選八段戦Cブロック2回戦で師匠・杉本昌隆八段(52)を相手に、先手の73手で快勝した。

それぞれ当日の1回戦を突破して、2018年3月の王将戦1次予選、今年6月の竜王戦3組ランキング戦決勝に続く3度目の師匠対決が実現。藤井2冠はタイトルホルダーになってから初めて師に対峙(たいじ)した。「序盤は失敗したかと思った」という藤井だったが、中終盤の飛車交換から手ごたえをつかみ、互いに1分将棋になると大きくリードを広げた。師に3連勝としたが「対応できないところもあった。自分にとっての課題なのかな」と、師に学んだ様子で話した。

一方の杉本八段は師弟対決について「しばらくないと思っていたが、改めて(前回の対局から)わずか半年で2つ(タイトルを)取っている成長を感じた」とマスク越しにうれしそうな表情をのぞかせた。

師匠は対局開始前、2冠の弟子に敬意を払い、あらかじめ自分のかばんを下座に置いて“場所取り”。「当たり前のことなので、何も。早めに来て、荷物を置いて確保した」と、タイトルホルダーとは言え、上座は遠慮したいはずの弟子を誘導した。師とは初めて上座で盤を挟んだ藤井2冠は「どちらも空いていたら下座に座るつもりだったんですが、先に荷物を置かれてしまっていたので…」と申し訳なそうにしたが「師匠の優しさを感じた?」との問いには、「はい」とうなずいた。

情報源:藤井聡太2冠「先に荷物を置かれていたので…」初めて上座で師匠と対局(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太2冠「先に荷物を置かれていたので…」初めて上座で師匠と対局 : スポーツ報知


2020年12月3日 21:33

将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が3日、大阪市の関西将棋会館で指された第6期叡王戦の段位別予選準決勝で杉本昌隆八段(52)に73手で勝利。前回、前々回に続いて3度目の師弟対決も制した。

藤井がタイトルホルダーになってから初めての対局。過去2回、2018年3月の王将戦1次予選2回戦と今年6月の竜王戦3組ランキング戦決勝はいずれも弟子の藤井が勝っていた。

情報源:藤井聡太2冠、杉本昌隆八段(52)に73手で勝利 3度目の師弟対決も制す(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太2冠、杉本昌隆八段(52)に73手で勝利 3度目の師弟対決も制す― スポニチ Sponichi Annex 芸能


八段C組

情報源:第6期叡王戦予選




藤井聡太二冠 vs △杉本昌隆八段(棋譜DB

藤井聡二冠の振り歩先、歩が3枚で藤井聡二冠の先手

初手は、▲藤井聡二冠 7六歩、△杉本昌八段 3四歩

73手 6四桂打まで、▲藤井聡二冠 の勝ち



 

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予選突破まであと1勝。


  

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