デビュー戦を白星で飾ることは出来なかったけど・・・
2020年11月20日 9時00分
将棋のプロ棋士が今秋、3人誕生しました。そのうち2人は日本将棋連盟関西本部(大阪市)所属の関西勢。兵庫県三田市出身、在住の冨田誠也さん(24)が、苦労の末に念願のプロ棋士になった喜びを語ってくれました。
「5歳で将棋を覚えて20年ほど。この半年が一番楽しかった」。10月1日付で将棋棋士になった喜びをこう語るが、苦労もにじむ。
兵庫県三田市出身。小学6年の時、棋士養成機関「奨励会」に入会した。県立有馬高校3年になる直前、奨励会最上位の三段に。ここから棋士になるまで7年半かかった。
最終関門の「三段リーグ」は30人ほどが、ほぼ半年がかりで18局指し、プロの四段になれるのは原則上位2人だけの狭き門。2018年春に立命館大学経営学部を卒業し、将棋に専念したが、三段リーグの成績は下降気味だった。「奨励会を辞め、他の道へ」とも考えていたが、地元の中学時代の友人から「昔のように大きな夢を語ってほしい。あと2年頑張れ」と励まされ、奮起した。
今年度上半期、自身にとって15回目のリーグで14勝4敗、31人中2位の好成績だった。リーグ最後の対局では、勝利を確信した後、日頃は笑顔を絶やさないこの人が、涙を流しながら指し続けたという。苦労を乗り越え、20日にプロデビュー戦を迎える。
関西若手棋士が将棋普及のために結成したユニット「西遊棋」にも参加。12月12日にはオンラインクリスマスイベント(有料)に出演する。同学年の古森(こもり)悠太五段(25)、出口若武(わかむ)四段(25)、長谷川優貴女流二段(25)、北村桂香女流初段(25)との共演で、トークショーや目隠し将棋トーナメントなど。西遊棋のHP(http://shogi.osaka/別ウインドウで開きます)から申し込む。12月8日締め切り。(佐藤圭司)
情報源:7年半がかりでプロ棋士に 冨田誠也四段がデビュー:朝日新聞デジタル
横から失礼します。
今日の朝日新聞デジタルで12月12日の西遊棋イベントが紹介されています。
是非ご覧ください。(管理人)https://t.co/m1tCzp3NY2— 西遊棋実行委員会 (@kansaishogi) November 20, 2020
四段予選
情報源:第6期叡王戦予選
▲服部慎一郎四段 vs △冨田誠也四段(棋譜DB)
服部四段の振り歩先、歩が3枚で服部四段 の先手
初手は、▲服部四段 7六歩、△冨田四段 3四歩
97手 7七玉まで、▲服部四段 の勝ち
- 第6期 叡王戦 | 株式会社不二家
- 【不二家×日本将棋連盟 共同主催】不二家が将棋タイトル戦「叡王戦」を主催!(PDF)
- 将棋タイトル戦「叡王戦」への特別協賛について | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社
- 将棋タイトル戦「叡王戦(えいおうせん)」への特別協賛について(レオス・キャピタルワークス)- PR情報|SBIホールディングス
まぁ、気を取り直して実の対局に臨もう。
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