池永天志四段が1勝目|第51期新人王戦三番勝負第1局

88手 7二玉まで △池永四段 の勝ち


第51期新人王戦、10月12日(月)に行われた決勝三番勝負第1局の池永天志四段VS齊藤優希三段戦は、池永四段が88手で齊藤三段に勝ちました。

第2局は10月19日(月)に東京・将棋会館で行われます。

情報源:池永天志四段VS齊藤優希三段 第51期新人王戦三番勝負第1局 池永四段が勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟


決勝三番勝負第1局の▲齊藤-△池永戦は、16時14分、88手で池永四段の勝ちとなりました。消費時間は▲齊藤2時間40分、△池永2時間9分。勝った池永四段は新人王まであと1勝としました。第2局は10月19日(月)に、東京・将棋会館で行われます。

情報源:新人王戦中継ブログ: 池永四段が先勝


終局後は、感想戦の前にインタビューが行われました。

【池永天志四段】

(勝ったものの反省が多かったのか、眉間にシワを寄せることが多かった)

――本局を振り返って
池永 序盤の対応がまずかったです。途中からは下駄を預けるような形になって、やられたらしょうがないかなと思っていました。

――そういう意味では逆転の将棋だったと
池永 そうですね、苦しい局面はあったと思うので。どこで難しくできたのかは分かりませんが。本譜は駒損を受け入れる展開にしましたけど、そこはよくなる理屈がなかったです。

――次局に向けて
池永 本局は序盤が準備不足というか、まずかったので、次までに修正していければと思います。

【齊藤優希三段】

(丁寧に回答するも、「ひどい」と自身を戒める言葉も)

――研究の出だしでしたか
齊藤 そうですね。経験のある形だったのですが、そのあとは思った以上に手の作り方が難しかったです。途中で攻め方を間違えてしまったということが敗戦につながった気はします。そこがいちばんの反省点ですけど、具体的にどうすればよかったのかはまだ分かりません。

――68手目△2四歩を▲同馬と取りました
齊藤 あのあたりはもう自信がありませんでした。と金を無条件で作られていましたし、ひどい状態でした。

――次局に向けて
齊藤 本局はひどい将棋になってしまったので、次局は接戦の面白い将棋にできればと思います。

情報源:新人王戦中継ブログ: 局後インタビュー



https://twitter.com/takashi5420/status/1315601226248060928


▲齊藤優希三段 vs △池永天志四段(棋譜DB

88手 7二玉まで △池永四段 の勝ち



 



池永四段の先勝、このまま優勝するか?