26手 2七歩まで、▲羽生九段 が27手目を封じる
2020.10.09 18:10
将棋の竜王戦七番勝負第1局が10月9日、東京・渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われ、先手番の羽生善治九段(50)が27手目を封じ手し、1日目を終了した。2日目の午前9時に封じ手が開封され、豊島将之竜王(叡王、30)の手番から再開する。手数こそ、さほど進んでいないが局面は早くから激しい攻防に。両者、1日目から長考を重ねる一局になっている。
タイトル100期の大記録をかけ、2年ぶりのタイトル戦出場となった羽生九段は、先手番から矢倉を採用したが、早々に駒がぶつかる激しい展開に。一手のミスで一気に形勢が傾きかねない局面を迎えると、羽生九段は最長で1時間42分、豊島竜王も1時間39分と、長考で変化を読み合う1日目となった。形勢、持ち時間ともの互角で、がっぷり四つの状態から2日目を迎えることになる。
本局の持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
豊島将之竜王 4時間10分(消費3時間50分) 羽生善治九段 4時間6分(消費3時間54分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段が封じ手で1日目終了 短手数でも豊島将之竜王と激しい攻防/将棋・竜王戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:羽生善治九段が封じ手で1日目終了 短手数でも豊島将之竜王と激しい攻防/将棋・竜王戦 【ABEMA TIMES】
2020年10月9日 18時30分
将棋の豊島将之竜王(30)=叡王=に羽生善治九段(50)が挑戦する第33期竜王戦7番勝負第1局が9日午後6時、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で1日目の対局を終えた。
「生ける伝説」と語るにふさわしい羽生九段がタイトル獲得通算100期を目指す大注目シリーズが開幕した。振り駒で羽生九段の先手となった一局は矢倉の駒組みになり、重厚な序盤戦が展開される…かと思いきや、いきなり定跡を離れ、互いに相手陣へとアグレッシブに攻め込んでいく大胆な将棋になった。
2日制のタイトル戦の1日目は穏やかな進行で終わることが多いが、本局は一手のミスで一気に形勢が傾く展開。羽生九段が1手に1時間42分、豊島竜王が1時間39分と別の手に1時間17分を費やす長考合戦となった。わずか26手までで封じ手時刻を迎え、1日目を終えた。
2018年の竜王戦以来、2年ぶりのタイトル戦となる羽生九段は先月27日に50歳になり、50代として初めてのタイトル戦にもなる。豊島竜王は自身初のタイトル防衛を目指す。
情報源:羽生善治九段、1時間42分の大長考 竜王戦開幕局はわずか26手で封じ手に (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:羽生善治九段、1時間42分の大長考 竜王戦開幕局はわずか26手で封じ手に : スポーツ報知
図の26手目△2七歩の局面で18時になり、羽生九段はすぐに27手目を封じる意思表示をしました。1日目の消費時間は▲羽生3時間54分、△豊島3時間50分。
対局は10日9時に再開されます。
控室の封じ手予想は(1)▲2七同飛が本命です。対抗で(2)▲5八飛です。(3)▲3三角成は△4二銀打▲同馬△同玉で先手が大変とみられています。もっとも、▲3三角成で後手が悪いなら、豊島竜王は△2七歩と指さないともいえます。
森内九段は「豊島竜王が細い攻めを敢行しました。後手の攻め、先手の受けの展開ですが、後手陣は堅いわけではなく反動がきついのでリスクを負わずに攻めたいところです。
それにしても、△2七歩はよく指しましたね。歩切れになりますし、単に△4五桂▲1一角成△2七歩(参考図)として、▲1八飛と逃げてくれるならこちらを選びそうなところです。本譜は攻めきれないと負けになる恐れがありますから△4五桂とする人が多いと思います」、
佐藤康九段は「現代の最先端で、両者の研究と読み合いが非常に濃密な一日でした。すべての変化が読みに直結する、短手数ですが対局者は疲労する展開ですね」とコメントしました。1日目の更新は以上となります。
2日目の戦いもご期待ください。
羽生善治九段が封じ手で1日目終了 短手数でも豊島将之竜王と激しい攻防/将棋・竜王戦#将棋 #豊島将之 #羽生善治
https://t.co/ia4Ty3DSsi— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) October 9, 2020
【豊島将之竜王に羽生善治九段が挑む第33期竜王戦七番勝負】(第1局・渋谷対局)–初日
羽生九段の封じ手になります。
立会人は森内俊之九段、副立会は野月浩貴八段#竜王戦 pic.twitter.com/udjBYx67Np— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) October 9, 2020
#ShogiLive 紋蛇@東京>第33期竜王戦七番勝負第1局▲羽生善治九段-△豊島将之竜王戦は、羽生九段が次の一手を封じて1日目が終了しました。豊島竜王の桂の高跳びから乱戦になり、長考合戦で進んだ手数はわずか26手です。明日すぐに寄せ合いに突入してもおかしくありません。https://t.co/5F2DRtBOVR pic.twitter.com/W8Uf00m35s
— 日本将棋連盟モバイル【将棋連盟ライブ中継】 (@shogi_mobile) October 9, 2020
竜王戦は27手目が封じ手に!
一手一手が濃縮果汁!!😆
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) October 9, 2020
▲羽生善治九段 vs △豊島将之竜王(棋譜中継)
26手 2七歩まで
17時50分 羽生九段が封じ手の準備を指示
18時頃 立会人の森内九段が封じ手の時間を告げ、封じ手の記入へ
▲羽生九段 が27手目を封じる
【豊島将之竜王に羽生善治九段が挑む第33期竜王戦七番勝負】(第1局・渋谷対局)–初日
封じ手を書き終え、対局場に戻る羽生九段の映像です。
対局は明日9時から再開されます。#竜王戦 pic.twitter.com/aGtErM6rME
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) October 9, 2020
封じ手はどちらだ?