111手 4一銀打まで、▲斉藤慎八段 の勝ち
2020.10.02 00:27
将棋の順位戦A級4回戦が10月1日に行われ、斎藤慎太郎八段(27)が羽生善治九段(50)に111手で勝利した。A級初挑戦の斎藤八段は、無傷の4連勝で名人挑戦に向けて単独首位をキープ。羽生九段は1勝3敗と黒星が2つ先行し、残りの対局はA級からの降級危機も感じながら戦うことになった。
過去の対戦成績では、斎藤八段が1勝5敗と大きく負け越していたが、横歩取りから始まった一局は、両者じっくりとした戦いぶりで、夜戦に入ったところでも形勢は全くの互角。羽生九段が先に仕掛けたものの、攻め味を確実に消していった斎藤八段が徐々にペースを握る展開に。攻めの手番が回ってきたところで一気にペースアップすると、残りの持ち時間が残り数分という状況が続いても、正確な攻めに終始し、最後は華麗な即詰みに討ち取った。
今期のA級は現在4回戦が開催中で、4連勝は斎藤八段ただ一人。昨期は渡辺明名人(棋王、王将、36)が全勝で挑戦権を獲得、その後に初の名人奪取を成し遂げたが、斎藤八段の快進撃は折り返しを向かえる5回戦以降も続くか。一方、羽生九段は先日、竜王戦で挑戦権を獲得しタイトル100期の期待がかかるものの、今期のA級は苦戦。10人中2人の降級圏内にはまだ入っていないが、挑戦権獲得よりもまずは28期連続となっているA級以上維持が第一目標となりそうだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:斎藤慎太郎八段、無傷の4連勝で首位キープ 羽生善治九段は1勝3敗で黒星さらに先行…/将棋・順位戦A級(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:斎藤慎太郎八段、無傷の4連勝で首位キープ 羽生善治九段は1勝3敗で黒星さらに先行…/将棋・順位戦A級 【ABEMA TIMES】
2020年10月2日 9時24分
来春の将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)での渡辺明名人(36)=棋王、王将とあわせ三冠=への挑戦権を、トップ棋士10人で争う第79期将棋名人戦・A級順位戦の4回戦の全5局のうち、最初の一局として、斎藤慎太郎八段(27)―羽生善治九段(50)戦が10月1日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された。
先手番の斎藤八段が111手で勝ち、今期A級での成績を4勝0敗とした。
敗れた羽生九段は1勝3敗となった。終局は10月2日午前0時11分だった。(佐藤圭司)
情報源:斎藤慎太郎八段が無傷の4連勝 将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:斎藤慎太郎八段が無傷の4連勝 将棋名人戦・A級順位戦:朝日新聞デジタル
2020.10.01
斎藤八段が横歩取り勇気流を採用して勝利。羽生九段は1勝3敗に
第79期A級順位戦(主催:毎日新聞社・朝日新聞社)の4回戦、▲斎藤慎太郎八段-△羽生善治九段戦が10月1日に関西将棋会館で行われました。A級初参加ながらここまで3連勝の斎藤八段が連勝を伸ばすのか、それとも1勝2敗の羽生九段が成績を五分にするのか。注目の一戦は111手で斎藤八段が勝利を収めました。
横歩取りの将棋となった本局。斎藤八段は17手目に▲6八玉と上がる「勇気流」を採用しました。代えて▲5八玉と立つ「青野流」が近年の主流でしたが、「青野流」には後手にも有力な対策が生まれつつあります。先日の王将リーグ▲藤井聡太二冠-△羽生善治九段戦も藤井二冠の「青野流」を羽生九段が破った将棋でした。
一方の「勇気流」はまだ実戦例も少なく、未開拓な部分の多い戦型です。佐々木勇気七段が2015年から指し始め、得意とすることから「勇気流」と名付けられています。5年前に登場した戦型ですが、最近ではあまり見かけなくなっています。その訳は作戦が優秀ではなかったとか、勝率が悪かったからというものではありません。「青野流」の勝率がずば抜けていたこと、それにより棋士の興味が「青野流」に傾いたことがその理由です。
「青野流」栄華の時代が終わりを迎えようとしている現在、「勇気流」がこれから再流行する可能性は十分にあるでしょう。
本局は飛車で歩を取り合った後に角を打ち合い、駒組み合戦となりました。相振り飛車のような形から両者銀で飛車を圧迫していきます。先に飛車を入手したのは羽生九段でした。敵陣に飛車を打ち下ろしますが、斎藤八段は手持ちの金をがっちりと受けに投入して崩れません。
羽生九段が1筋の端攻めを狙う間に、斎藤八段は自陣の桂を活用。桂交換から飛車取りに桂を打ちます。これで羽生九段の飛車を取ることに成功しました。金銀4枚が自陣にいる斎藤陣は飛車を打ち込まれてもびくともしませんでしたが、羽生陣は守りの金駒が実質銀1枚。飛車の打ち込みにすこぶる弱く、斎藤八段が飛車を入手したことで大勢が決しました。
斎藤八段は詰めろで飛車を敵陣深くに打ち込みます。羽生九段は9分考え、もはや受けが利かないと判断。詰めろを受けずに形を作りました。そして、111手目の▲4一銀の王手を見て、羽生九段が投了。斎藤八段の勝利となりました。
これで斎藤八段は4連勝。リーグ唯一の全勝をキープしています。ここ数年はB級1組から昇級してきた棋士の好調が目立っており、過去5期で佐藤天彦八段(74期)、稲葉陽八段(75期)、渡辺明三冠(78期)と、5期で3人も挑戦権を勝ち取っています。彼らに斎藤八段も続くことができるでしょうか。
一方、敗れた羽生九段は1勝3敗の成績に。開幕戦は勝利したものの、そこから3連敗。早く連敗を止めないと、降級の2文字がちらついてきてしまいます。
情報源:斎藤慎太郎八段が羽生善治九段を破って4連勝! 名人挑戦へ視界良好 第79期A級順位戦(マイナビニュース) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:斎藤慎太郎八段が羽生善治九段を破って4連勝! 名人挑戦へ視界良好 第79期A級順位戦|将棋情報局
第79期順位戦A級で、羽生善治九段VS斎藤慎太郎八段の対局が10月1日(木)に行われ、
斎藤八段が111手で羽生九段に勝ち、4勝0敗としました。
敗れた羽生九段は1勝3敗です。
情報源:羽生善治九段VS斎藤慎太郎八段 第79期順位戦A級 斎藤慎太郎八段が勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
斎藤慎太郎八段、無傷の4連勝で首位キープ 羽生善治九段は1勝3敗で黒星さらに先行…/将棋・順位戦A級 #将棋 #斎藤慎太郎https://t.co/RXnoHfunhr
— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) October 1, 2020
村)A級順位戦の斎藤慎太郎八段ー羽生善治九段戦は、斎藤八段が勝ちました。羽生九段が横歩取りに誘導しましたが、斎藤八段の手堅い指し回しが光りました。A級初参加の斎藤八段は4連勝で首位を快走しています。羽生九段は1勝3敗。竜王戦では挑戦者になりましたが、順位戦では星が伸びません。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) October 1, 2020
村)糸谷八段、広瀬八段、菅井八段、羽生九段に勝ちました。5回戦では、豊島竜王と対戦します。
斎藤慎太郎八段が無傷の4連勝 将棋名人戦・A級順位戦:朝日新聞デジタル https://t.co/69MzDEnI4F— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) October 2, 2020
【 #順位戦 A級 】
●羽生善治 九段 VS ○斎藤慎太郎 八段
第79期順位戦A級で、羽生善治九段VS斎藤慎太郎八段の対局が10月1日(木)に行われ、
斎藤八段が111手で羽生九段に勝ち、4勝0敗としました。https://t.co/KF563drNkN— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) October 1, 2020
▲斎藤慎太郎八段 vs △羽生善治九段(棋譜DB)
111手 4一銀打まで、▲斉藤慎八段 の勝ち
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- 第79期名人戦・順位戦 七番勝負/A級
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斎太郎八段、無傷の4連勝
羽生九段、苦しくなってきたな・・・