おめでとうございます。
2020年9月26日 19時3分
将棋の棋士養成機関「奨励会」の第67回三段リーグ(2020年6月~9月)の最終18、19回戦が26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、伊藤匠(たくみ)三段(17)が通算15勝3敗で優勝、冨田誠也三段(24)が14勝4敗で2位となり、10月1日付での四段(棋士)昇段を決めた。さらに古賀悠聖三段(19)が13勝5敗で2度目の次点(3位)となり、フリークラスでの四段昇段となる。
伊藤新四段は藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=と同学年で誕生日は10月10日。2016年10月に史上最年少の14歳2か月で四段に昇段した藤井2冠は7月19日生まれで、将棋界の最年少棋士が4年ぶりに入れ替わることになった。
伊藤三段は東京都世田谷区生まれ。宮田利男八段門下。5歳の時、父に教わって将棋を始めた。2013年9月、奨励会入会。18年4月から三段リーグ参加。得意戦法は相掛かり。
会見では「藤井2冠は第一線で活躍されているトップ棋士という印象です。一手一手の精度が高い。今は実力差があって現状では対戦することも想像できませんけど、まずは対戦できるように。追いつきたいという気持ちです」と述べ「タイトル戦で活躍できる棋士になりたいです」と目標を語った。
情報源:将棋の新・最年少棋士の伊藤匠新四段「藤井2冠に追いつきたい」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:将棋の新・最年少棋士の伊藤匠新四段「藤井2冠に追いつきたい」 : スポーツ報知
2020年9月26日20時57分
将棋の第67回奨励会三段リーグが26日、終了した。今月12日にすでに四段昇段を決めた伊藤匠(たくみ)(17)は15勝3敗でトップ通過。以下14勝4敗の冨田誠也(24)が昇段となった。また、古賀悠聖(19)は13勝5敗で2回目の次点となり、四段昇段を決めた。前回14勝4敗で次点となり、女性初の四段昇段が期待された西山朋佳(25)は7勝11敗に終わった。
伊藤は2002年(平14)10月10日生まれ。東京都世田谷区出身。5歳で父親から教わり、プロ棋士養成機関「奨励会」には13年9月に入会した。宮田利男八段門下で、今年の第45期棋王戦で挑戦者となった本田奎五段(23)は兄弟子でもある。
02年7月生まれの藤井聡太2冠(18)とは同い年だが、将棋界では後輩で、現役最年少棋士となる。「かなり差をつけられている。少しでも早く追いつきたいとの気持ちで頑張りました。同学年で2冠を取られている方なので、自分もそういった舞台で指したい」。早くも意識している。
今回はコロナ禍でスタートが約2カ月遅れて、6月20日に初戦を迎えた。「新しいパソコンを買って、外に出られない分、時間を有効に活用できた」と述懐する。得意戦法は相掛かり。「棋風は受け将棋。特徴を出せれば」。タイトル戦で活躍できる棋士を目指して、10月から戦う。
2位の冨田は96年2月13日生まれ。兵庫県三田市出身。やはり5歳で父親から教わり、07年9月に入会した。小林健二九段門下で四間飛車を得意としている。「17歳で三段になり、20歳までに(四段に)上がれると思っていた。前期は1勝7敗と成績がふるわず、退会も考えた」という。いろいろな職業について調べたが、好きな将棋を超える職業がないという結論に達した。
立命館大学経営学部を卒業して2年、コロナ禍で対局ができない時期に実家のある兵庫県三田市に戻り、自宅で将棋と向き合った。「将棋と向き合って、今までで一番心から楽しめた」と笑う。今年5月のリーグ開始前、大学のネット交流戦に参加して3連敗。「かえって気合が入りました」。この日午前の対局では苦しい局面になったが、「一瞬、頭がスッと軽くなる瞬間があって、勝負手が通った感じがした。今まで体感してない感覚になった」と話した。
同じ振り飛車党の菅井竜也八段(28)を尊敬する。タイトルを狙える棋士が目標だ。
古賀は01年1月1日生まれ。福岡市出身。3~4歳のころに祖父から教わり、11年9月入会。中田功八段門下。
来年4月に順位戦C級2組に格付けされる伊藤、冨田と違い、フリークラスからスタートする。規定の勝ち星を挙げれば、C級2組に入ることができる。過去、三段リーグ次点2回で四段に昇段した伊藤真吾(38)渡辺正和(34)渡辺大夢(32)佐々木大地(25=いずれも現五段)は、C2に入った。「僕は棋士になりたかったので、すぐに(フリークラスでも四段昇段を)決めました」。師匠も「自分の好きなようにしたらいい」とアドバイスしてくれた。
今月12日のリーグで連敗。気持ちを立て直して連勝した。「運が良かった」。高校卒業後、勉強の場を求めて大阪市に単身、出てきた。「空気になれて、大橋先生(大橋貴洸六段=28)に声をかけてもらった。いろいろな先生にも教えてもらえたのが生きた」と感謝を述べた。
9年前、全国小学生倉敷王将戦高学年の部で優勝した。低学年の優勝者は藤井だった。「プロに入られてすさまじい活躍をされている。すごいとしか言いようがない」と評する。福岡県出身で元日生まれといえば、加藤一二三・九段(80=引退)と同じ。古賀は、それより森内俊之九段(49)のような居飛車の手厚い将棋を心掛けるという。
情報源:伊藤匠トップ通過、冨田誠也昇段 奨励会三段リーグ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:伊藤匠トップ通過、冨田誠也昇段 奨励会三段リーグ – 社会 : 日刊スポーツ
2020/9/26 18:45 (JST)9/26 19:03 (JST)updated
将棋棋士を養成する奨励会の第67回三段リーグ最終日は26日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、冨田誠也三段(24)が通算14勝4敗、古賀悠聖三段(19)が13勝5敗でプロとなる四段昇段を決めた。女性初の棋士を目指す西山朋佳三段(25)は7勝11敗に終わり、今回はプロ入りを逃した。
四段昇段は10月1日付。もう1人の新四段は、東京都出身の伊藤匠三段(17)が最終日を待たずに決めていて、藤井聡太二冠(18)より若い現役最年少棋士となる。冨田三段は兵庫県三田市出身。福岡市出身の古賀三段は、2回目の次点でプロ入りを決めた。
情報源:冨田、古賀が将棋棋士に 西山は女性初逃す(共同通信) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:冨田、古賀が将棋棋士に 西山は女性初逃す | 共同通信
9月26日(土)に東京・将棋会館で行われました第67回奨励会三段リーグ戦(2020年6月~2020年9月)19回戦において、すでに四段昇段を決めていた伊藤匠三段に続き、冨田誠也三段が四段昇段を決めました。最終成績は伊藤三段15勝3敗、冨田三段14勝4敗です。
次点は、13勝5敗で古賀悠聖三段です。古賀三段は第65回奨励会三段リーグ戦(2019年4月~2019年9月)に続いて2回目の次点獲得となり、規定によりフリークラス入りの資格を得てそれを行使しました。
これにより今回三段リーグは伊藤匠、冨田誠也、古賀悠聖の3人が四段昇段となります。四段昇段日は2020年10月1日付となります。伊藤 匠(いとう・たくみ) 棋士番号 324
- 生年月日
- 2002年10月10日生まれ (17歳)
- 出身
- 東京都世田谷区
- 師匠
- 宮田利男八段
- 奨励会入会
- 2013年9月
- 三段リーグ入り
- 2018年4月(第63回奨励会三段リーグ戦から)
- 得意戦法
- 相掛かり
- 趣味
- 野球観戦
- 将棋を始めたきっかけ
- 5歳の時に父から教わりました。
- 本人のコメント
- 一敗してしまったことは残念ですが、改めて昇段できてホッとしています。
冨田誠也(とみた・せいや) 棋士番号 325
- 生年月日
- 1996年2月13日生まれ(24歳)
- 出身
- 兵庫県三田市
- 師匠
- 小林健二九段
- 奨励会入会
- 2007年9月
- 三段リーグ入り
- 2013年4月(第53回奨励会三段リーグ戦から)
- 得意戦法
- 四間飛車
- 趣味
- ランニング、人と話すこと
- 将棋を始めたきっかけ
- 5歳の時に父から教わりました。
- 本人のコメント
- 今日の一局目は序盤で失敗してしまい、かなり苦しい将棋でした。諦めてしまいそうでしたが、最後に逆転できてよかったです。なんとか昇段できてうれしいです。
古賀悠聖(こが・ゆうせい) 棋士番号 326
- 生年月日
- 2001年1月1日生まれ(19歳)
- 出身
- 福岡県福岡市
- 師匠
- 中田功八段
- 奨励会入会
- 2011年9月
- 三段リーグ入り
- 2017年10月(第62回奨励会三段リーグ戦から)
- 得意戦法
- 居飛車
- 趣味
- 映画を見ること
- 将棋を始めたきっかけ
- 3、4歳の頃に祖父から教わりました
- 本人のコメント
- 前回の奨励会で連敗したので今回は厳しいかなと思っていましたが、連勝できてよかったです。
将棋の新・最年少棋士の伊藤匠新四段「藤井2冠に追いつきたい」 https://t.co/TgfK2A9R8i #芸能ニュース #芸能 #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) September 26, 2020
伊藤匠トップ通過、冨田誠也昇段 奨励会三段リーグ #伊藤匠 #冨田誠也 #古賀悠聖 https://t.co/dYC9oiZKcl
— 日刊スポーツ (@nikkansports) September 26, 2020
三段リーグ最終結果です。
15勝3敗≫●○10伊藤匠
14勝4敗≫○○23冨田
13勝5敗≫○○22古賀— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 26, 2020
伊藤匠新四段は藤井聡太王位と同学年で、誕生日の差で現役最年少になります。
「リーグ3期は結構長かった。今日1局目に負けてしまったのは残念ですが、今日はのびのび指せた。目標とする棋士は藤井2冠。一手一手の精度が高く、大分差を付けられたので少しでも近づいていきたい」 pic.twitter.com/hicB2ynSRP— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 26, 2020
冨田誠也新四段は、17歳でのリーグ入りから15期でプロ入りを果たしました。
「前期は負け越して退会も考えたが、中学の親友に『好きならあと2年頑張ってみろよ。あかんかったらみんなで笑ってやる』と言われ、頑張ろうと思った。いろいろ職業も考えたが、将棋を越えるものが見つからなかった」 pic.twitter.com/mcKV0do1n3— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 26, 2020
古賀悠聖新四段は、加藤一二三九段と同じ元日生まれで、出身地も同じ福岡県。
「前回の例会で連敗したが、自力昇段の目があったのは運が良かった。三段リーグの成績にムラがあるので、次点2回でも四段になると決めていた。師匠(中田功八段)にも確認して『好きなようにしたらいい』と言われました」 pic.twitter.com/wdksdIai0V— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 26, 2020
村)奨励会三段リーグ戦は、既に昇段を決めていた伊藤匠三段に続いて、冨田誠也三段、古賀悠聖三段が四段昇段を決めました。古賀三段は、次点2回での昇段です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 26, 2020
村)伊藤匠三段(17)は、15勝3敗という成績について「自分の実力からするとできすぎ。2年半ぐらいリーグにいて長かった」と語りました。同学年の藤井聡太二冠については「少しでも近づければ」。攻め将棋の佐々木勇気七段に将棋を教わっているうちに、受け将棋になったそうです。 pic.twitter.com/IVswJuTCAn
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 26, 2020
村)古賀悠聖三段(19)は13勝5敗で3位。対局後、師匠の中田功八段と電話で話した際、次点2回でフリークラス四段となるかどうかについては「好きなようにしたらいいい」と言われたそうです。奨励会で対戦経験がある藤井二冠については「どうしたらそんなに強くなれるのか」と驚いていました。 pic.twitter.com/LEcljP0nfQ
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 26, 2020
新四段誕生のお知らせ
今回三段リーグは伊藤匠、冨田誠也、古賀悠聖の3人が四段昇段となりました。四段昇段日は2020年10月1日付となります。
詳細はこちら⇒https://t.co/KAyfKJ177w#三段リーグ #新四段 pic.twitter.com/dES6CEaJdB— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) September 26, 2020
冨田君&古賀君昇段おめでとう😌
冨田君は昔から記録係もよく志願して取ってくれたね。
研究会の昼食時に俺の護摩行の昔話をしたら、「僕も行ってみたいです」と言って、
数ヶ月後に修行に行ってたのが実行力があって凄いなと感心しました。
二人の今後の活躍を期待します。— 久保利明 (@toshiaki_kubo) September 26, 2020
プロ棋士となった冨田新四段の護摩行の話はこれだな。
「さばきのマエストロ」「サウザー」「ハニーワッフル」……久保利明九段が好きなもの | 観る将棋、読む将棋
久保利明九段インタビュー『最後の鍵を探して』 #3 #shogi #久保利明 #りゅうおうのおしごと #文春オンライン https://t.co/2Nb8TnyefO— たむねこ (@akiratamcat) September 26, 2020
冨田新四段、プロ入りおめでとうございます!
研究会を一緒にやっていた久保利明九段の影響で護摩業までして精神を鍛えたという、ガッツのある方です。久保先生に黙って行ったので後から驚かれたとか笑
その根性をプロの世界でも見せてください!!https://t.co/3YBzV5vppv https://t.co/AQW7aKx0v0— 白鳥士郎 (@nankagun) September 26, 2020
これでようやく10代が3人になったか。
古賀新四段は元日生まれだから、来年にはまた2人になるけど。