豊島将之竜王、永瀬拓矢叡王に快勝!記録的なロングシリーズ、史上初の第9局へ 合計手数記録も「1307手」に更新/将棋・叡王戦七番勝負

豊島将之竜王、永瀬拓矢叡王に快勝!記録的なロングシリーズ、史上初の第9局へ 合計手数記録も「1307手」に更新/将棋・叡王戦七番勝負 | ABEMA TIMES

75手 5五桂まで、▲豊島竜王 の勝ち、第9局開催決定
第9局の先後は永瀬叡王の振り歩先、と金が5枚で豊島竜王の先手
対局場は東京将棋会館、9月21日 朝10時から対局開始


2020.09.06 20:38

将棋の叡王戦七番勝負第8局が9月6日に行われ、豊島将之竜王(30)が永瀬拓矢叡王(王座、28)に勝利、シリーズ成績を3勝3敗2持将棋のタイに戻し、決着は最終第9局に持ち越された。

負ければ挑戦失敗と追い込まれていた豊島竜王だったが、角換わりの出だしとなった本局で、序盤から起きた攻め合いで主導権を握ると、その後もリードも拡大。持ち時間でも常に余裕を持って指し続けると、なんとか粘ろうとする永瀬叡王に逆転のきっかけを与えず、そのまま力強く勝ち切った。直近10局(公表分)では2勝8敗と大きく負け越すなどスランプ説も上がっていたが、史上4人目となる竜王・名人も達成した実力者が、土壇場で本来の力を見せる快勝劇を演じて見せた。対局後、豊島竜王は「2勝3敗という状況だったので、なんとか第9局に行けるようにと思っていました。フルセットになってホッとしました。盛り上げるという意味では、役目が果たせたというところでしょうか」と安堵の表情を見せていた。。

今回の叡王戦七番勝負は、対局数、手数が多いことで注目を集めている。次局の9局目が決定局となるが、第1局が千日手・指し直しとなっているため、実質的には“十番勝負”に。1982年の第40期名人戦、中原誠名人 対 加藤一二三十段(千日手2局、持将棋1局)と並ぶものとして話題になっている。また七番勝負の合計手数は、第7局終了時の1232手が、既に最多記録となっており、本局の75手を合わせて、1307手で記録を更新した。

なお、対局によって持ち時間が異なるという独自ルールの叡王戦だが、第9局の先手・後手、持ち時間は本局終了後に決められ、振り駒の結果、豊島竜王の先手、持ち時間は永瀬叡王が選んだ各6時間になった。これに豊島竜王は「なんとなく6時間かなという気がしていました。このシリーズは流れで、とことんやっていこうとなっているので、第9局も粘り強くと思っています。これだけたくさん戦って最後なので、悔いがないように指したいと思います」と抱負を述べた。第9局は9月21日、東京都渋谷区の将棋会館で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:豊島将之竜王、永瀬拓矢叡王に快勝!記録的なロングシリーズ、史上初の第9局へ 合計手数記録も「1307手」に更新/将棋・叡王戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:豊島将之竜王、永瀬拓矢叡王に快勝!記録的なロングシリーズ、史上初の第9局へ 合計手数記録も「1307手」に更新/将棋・叡王戦七番勝負 | ABEMA TIMES


2020年9月6日 22時13分

叡王戦第8局で勝った豊島将之竜王(右)。左は永瀬拓矢叡王(2020年9月6日午後8時16分、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」、日本将棋連盟提供)
叡王戦第8局で勝った豊島将之竜王(右)。左は永瀬拓矢叡王(2020年9月6日午後8時16分、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」、日本将棋連盟提供)

将棋の第5期叡王戦七番勝負(ドワンゴ主催)の第8局は6日、神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」で行われ、挑戦者の豊島将之竜王(30)が永瀬拓矢叡王(28)=王座とあわせ二冠=に75手で勝ち、対戦成績を3勝3敗(2持将棋)とした。第9局は9月21日に東京・将棋会館で行われる。

先に4勝した方がシリーズを制する七番勝負は、新型コロナウイルスの影響で開幕が2カ月以上遅れて6月に開幕した。第1局は千日手で即日指し直し、第2局と第3局が連続して持将棋(じしょうぎ)(引き分け)になるなど、異例の進行をたどった。2勝2敗で迎えた第7局を永瀬叡王が勝って初防衛まであと1勝としたが、豊島竜王が土壇場で踏ん張り、異例の第9局が行われることになった。

第8局終了後の振り駒で、第9局は先手が豊島竜王、持ち時間は各6時間で行われることが決まった。(村上耕司)

情報源:引き分け2度経た将棋・叡王戦 七番勝負なのに第9局へ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:引き分け2度経た将棋・叡王戦 七番勝負なのに第9局へ:朝日新聞デジタル


豊島竜王が勝ってフルセットに

七番勝負第8局は豊島竜王が勝ち、シリーズ成績を3勝3敗としました。終局時刻は20時8分、消費時間は▲豊島竜王3時間37分、△永瀬叡王5時間0分。第9局は9月21日(月・祝)、東京・将棋会館で行われます。

情報源:叡王戦中継ブログ : 豊島竜王が勝ってフルセットに


第9局の先後と持ち時間

感想戦終了後、第9局の振り駒が行われました。記録係の齊藤三段による振り駒の結果は、「と金」が5枚。豊島竜王の先手に決まりました。後手になった永瀬叡王は、持ち時間に「6時間」を選択しました。


第9強の振り駒

第9局の先後は永瀬叡王の振り歩先、と金が5枚で豊島竜王の先手

対局場は東京将棋会館、9月21日 朝10時から対局開始


情報源:叡王戦中継ブログ : 第9局の先後と持ち時間


勝利者インタビュー

第9局の振り駒後、豊島竜王に勝利者インタビューが行われました。

――いまの感想をお願いします。
豊島 フルセットになったのでホッとしたというか、盛り上げるという意味では役目を果たせたのかなと。
――本日の対局を振り返って。
豊島 あの形になったら仕掛けてみようと思っていました。後手がまとめづらいのかなという展開が続いて、最後は一手勝ちを読みきることができたと思います。
――準備期間で研究を深めて本局でぶつけられたのでしょうか。
豊島 いろいろな形を指されるので、どうなるかはわかりませんでした。深く研究できていたわけではないんですけど、たまたまうまくいった感じです。
――第9局の先後と持ち時間が決まりました。
豊島 (持ち時間は)なんとなく6時間かな、という気はしていました。このシリーズはとことんいこうという流れになっているので、第9局も粘り強くやれたらと思っています。
――自分が時間を選ぶとしたら長い時間というイメージでしたか?
豊島 勝たないと第9局にならないですし、勝ったとしても振り駒で先手が出ることもあるので、ちゃんと考えられてはいなかったです。
――第9局に向けて。
豊島 これだけたくさん戦ってきて最後なので、悔いのない将棋を指せればと思います。

以上で第8局の中継を終了いたします。ご観戦くださいまして、ありがとうございました。

情報源:叡王戦中継ブログ : 勝利者インタビュー


永瀬拓矢叡王に豊島将之竜王が挑戦する第5期叡王戦七番勝負の第8局が9月6日(日)に神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で行われ豊島竜王が永瀬叡王を75手で破り、七番勝負の成績を3勝3敗2持将棋としました。

第9局は9月21日(月・祝)に東京・将棋会館で行われます。

情報源:豊島将之竜王が永瀬拓矢叡王に勝利 第5期叡王戦第8局|将棋ニュース|日本将棋連盟




豊島将之竜王 vs △永瀬拓矢叡王(棋譜中継コメ付棋譜DB

75手 5五桂まで、▲豊島竜王 の勝ち、第9局開催決定



 



第9局の開催が決まった・・・
まさか、三度目の持将棋で第10局とかないよね?