木村一基王位 vs 藤井聡太棋聖|第61期王位戦七番勝負第4局2日目

第61期 王位戦 七番勝負 第四局 2日目 木村一基王位 対 藤井聡太棋聖
西日本新聞の特設ページから、大盤解説映像を視聴できるらしい
藤井聡太棋聖の封じ手、42手目は「8七同飛成」


2020.08.20 09:06

将棋の王位戦七番勝負第4局が8月20日に2日目を迎えた。前日19日に藤井聡太棋聖(18)が封じた42手目が開封され、木村一基王位(47)の手番で午前9時過ぎから再開した。藤井棋聖は大駒の飛車を切って強く踏み込む決断の一手を選択。一気の4連勝で最年少二冠&八段昇段を達成するか。また、木村王位の逆襲は見られるか。注目の一局の形勢は、全くの互角だ。

相掛かりの出だしから始まった将棋は、木村王位が終盤までリードしていた第2局と途中まで同じ進行。それでも対策が練られていると想定してか、木村王位の方から変化し、新たな局面へと誘導した。藤井棋聖は飛車で横歩を取るさばきを見せたが、1日目の封じ手時点では、動きの苦しい飛車を切って打開するか、安全に逃げるかという二者択一とも言えるところだった。安全策を推す声も多い中、じっくり考えてから封じ手した藤井棋聖の選択は積極策。激しい勝負を予感させる一手となった。

今シリーズは開幕から激闘の連続ながら藤井棋聖が3連勝。本局に勝利すると、羽生善治九段(49)が持つ二冠の最年少記録(21歳11カ月)と、加藤一二三九段(80)が持つ八段昇段(18歳3カ月)を同時に塗り替える18歳1カ月が達成される。木村王位は、昨年46歳3カ月という最年長での初タイトルで涙しただけに、初防衛に向けてとにかく1勝したいところだ。

本局の持ち時間は各8時間の2日制。先手は木村王位。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【封じ手時の残り持ち時間】

木村一基王位 4時間14分(消費3時間46分) 藤井聡太棋聖 3時間53分(消費4時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:藤井聡太棋聖、決断の一手で対局再開 勝てば最年少二冠&八段昇段 木村一基王位は逆襲なるか/将棋・王位戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)

情報源:藤井聡太棋聖、決断の一手で対局再開 勝てば最年少二冠&八段昇段 木村一基王位は逆襲なるか/将棋・王位戦七番勝負 | ABEMA TIMES


2020年8月5日

将棋の第61期王位戦第4局が8月19日(水)、20日(木)に福岡市の大濠公園能楽堂で行われる。昨年、史上最年長でタイトルを獲得した木村一基王位に、7月に史上最年少でタイトルを獲得した藤井聡太棋聖が挑む。

これにあわせて、大盤解説会を8月20日(木)14時から終局まで、オンライン生中継で行う。解説は豊川孝弘七段、聞き手は武富礼衣女流初段。本ページから視聴可能。

情報源:王位戦 大盤解説会を特設サイトで中継


動画配信情報(2日目)

▼西日本新聞特設サイト

西日本新聞ホームページ内にある「王位戦特設サイト」では、20日(木)14時から終局まで、オンラインによる大盤解説があります。解説は豊川孝弘七段、聞き手は武富礼衣女流初段。下記のリンク先から配信予定です。

【王位戦特設サイト – 西日本新聞】
https://specials.nishinippon.co.jp/cp/oban/

 


▼ABEMA

インターネットテレビ「ABEMA」の動画配信情報です(08:30~24:00)。

【第61期 王位戦七番勝負第4局2日目 木村一基王位 対 藤井聡太棋聖】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DHNLDdxzAAepHD

解説:藤井猛九段、村山慈明七段
聞き手:中村桃子女流初段、和田あき女流初段

   

情報源:王位戦中継Blog : 動画配信情報(2日目)





木村一基王位 vs △藤井聡太棋聖(棋譜中継

藤井聡太棋聖の封じ手、42手目は「8七同飛成」


 



藤井棋聖のストレート勝ちか、木村王位が待ったをかけるか。