102手 4五銀打まで、△羽生九段 の勝ち
2020.08.13 22:30
将棋の竜王戦決勝トーナメント準決勝が8月13日に行われ、羽生善治九段(49)が梶浦宏孝六段(25)に102手で勝利、決勝にあたる挑戦者決定三番勝負への進出を決めた。対戦相手は、同トーナメント初戦で藤井聡太棋聖(18)に勝利した丸山忠久九段(49)。前人未到のタイトル通算100期達成に向けて、夢へと近づく大きな勝利を手にした。
2018年12月の竜王戦でタイトルを失い27年ぶりの無冠、そこからタイトル戦出場からも遠ざかっていた羽生九段だが、タイトル100期の大記録に向けて久々にビッグチャンスが到来した。挑決三番勝負進出をかけた一局は、5組ランキング戦優勝から本戦も破竹の勢いで勝ち上がってきた新鋭・梶浦六段。藤井棋聖を中心に若手の台頭著しい中、将棋界のレジェンドが迎え撃つという組み合わせになった。
横歩取りから始まった対局は、羽生九段の積極的な攻めが功を奏する展開に。午後6時からの夕食休憩までに49手だったものの、短手数で終盤の入り口まで達する激しい攻防戦。力強い踏み込みで主導権を握った羽生九段が、必死に食らいつく梶浦六段を振り切って、大事な一局を制した。対局後には「ずっといい勝負というか、よくわからない展開が続いていたと思います。ギリギリの勝負かなと思って指していました。(挑決は)すぐにあるので、コンディションを整えて臨めたいいなと思います」と語った。
羽生九段はタイトル通算99期、棋戦優勝45回、通算最多勝、七冠独占、永世七冠など数々の大記録を打ち立ててきたが、大きな節目となるタイトル100期はあと1勝のところまで迫りながら逃したもの。挑決三番勝負は、これまで何度も対戦してきた丸山九段が相手。同学年の強敵の先には、現タイトル保持者・豊島将之竜王(名人、30)が待っている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段、挑戦者決定三番勝負に進出決定!前人未到「タイトル100期」への夢つなぐ/将棋・竜王戦決勝T(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:羽生善治九段、挑戦者決定三番勝負に進出決定!前人未到「タイトル100期」への夢つなぐ/将棋・竜王戦決勝T | ABEMA TIMES
2020年8月13日 22時38分
将棋の羽生善治九段(49)が13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第33期竜王戦決勝トーナメント準決勝・梶浦宏孝六段(25)戦に後手の102手で勝ち、豊島将之竜王(30)=名人=への挑戦権を懸けて丸山忠久九段(49)との挑戦者決定3番勝負に臨むことになった。
タイトル通算100期への情熱、第一人者としてのプライドが盤上に現れた勝局だった。決勝トーナメント1回戦から高野智史五段、石井健太郎六段、木村一基王位、佐藤康光九段を連破する快進撃を続けて来た梶浦六段との大一番は、近年では採用数の少ない「横歩取り」に。序盤から飛車角が乱舞する華々しい展開になると、羽生九段は一気に飛車を切る踏み込みで相手陣を攻略した。
後手優勢となったが、梶浦六段も粘る。羽生九段は一手間違えれば必敗になる薄氷の終盤を冷静な読みで乗り越え、大きな1勝を手にした。最終盤では、着手の際に指先が震えるシーンが何度もあった。極限の重圧の中で勝利を確信した際に起きる現象に、本局への思いが見て取れた。
局後は「ずっといい勝負でよく分からない展開が続いていた。ギリギリの勝負かなと思って指していました。(梶浦六段は)そうそうたるメンバーを破ってこられたので、今日も鋭く攻められ、大変な感じになると思っていました」と振り返った。
羽生九段は現在、タイトル獲得通算99期(史上最多)としており、前人未到の100期の大台が迫っている。1989年に19歳で初タイトルを獲得して以来、7冠独占、永世7冠など数々の偉業を成し遂げてきたが、2018年の竜王失冠により27年ぶりの無冠に転落して以降、タイトル戦の舞台から遠ざかっている。再びの晴れ舞台を待ち望むファンは多い。
17日から始まる挑戦者決定3番勝負で戦う丸山九段は同学年。決勝トーナメントで藤井聡太棋聖、佐藤和俊七段、久保利明九段を破って絶好調の実力者との目の離せない決戦となる。
3番勝負に向け、羽生九段は「次もすぐあるので、コンディションを整えて臨めたら。(丸山九段とは)最近は対戦がなかったので、どんな感じになるのか、対戦してみないと分からないですね」と淡々と抱負を述べていた。
情報源:震えた指先 100期目指す羽生善治九段が竜王挑戦者決定3番勝負に進出「次もすぐにある」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:震えた指先 100期目指す羽生善治九段が竜王挑戦者決定3番勝負に進出「次もすぐにある」 : スポーツ報知
羽生九段が挑戦者決定三番勝負に進出
図の局面で梶浦六段が投了を告げました。終局時刻は22時23分。消費時間は▲梶浦4時間59分、△羽生4時間57分。勝った羽生九段は丸山九段と挑戦者決定三番勝負を戦います。
情報源:竜王戦中継plus : 羽生九段が挑戦者決定三番勝負に進出
第33期竜王戦決勝トーナメント、8月13日(木)は、羽生善治九段VS梶浦宏孝六段 戦が東京・将棋会館で行われ、羽生九段が102手で梶浦六段に勝ち、挑戦者決定戦に進出しました。
丸山忠久九段と、豊島将之竜王への挑戦権を懸け、挑戦者決定三番勝負を行います。
情報源:羽生善治九段が梶浦宏孝六段に勝ち挑戦者決定三番勝負へ 第33期竜王戦決勝トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟
決勝トーナメント
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【第33期竜王戦】豊島竜王・名人への挑戦権をかけた決勝トーナメント
きょう13日の準決勝は通算タイトル100期を目指す1組優勝・羽生善治九段が、5組優勝から「竜王戦ドリーム」を突き進んできた梶浦宏孝六段に勝利
羽生九段と丸山九段が17日から始まる挑戦者決定三番勝負で挑戦権を争います#竜王戦
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) August 13, 2020
村)羽生善治九段と丸山忠久九段の対戦成績は、羽生九段の38勝19敗です。タイトル戦は2度あり、1999年の王座戦は3勝1敗で羽生九段が、2003年の棋王戦は3勝2敗で丸山九段が制しています。直近の対戦は昨年のNHK杯ですが、同棋戦では8回も対戦しています(羽生九段の7勝1敗)。竜王戦では3勝3敗です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 13, 2020
#羽生善治 九段が挑戦者決定三番勝負進出
【 #竜王戦 決勝トーナメント】
○羽生善治 九段 VS ●梶浦宏孝 六段第33期竜王戦決勝トーナメント、羽生善治 九段 VS 梶浦宏孝 六段が8月13日(木)に行われ、羽生九段が梶浦六段に勝ち、挑戦者決定三番勝負進出を決めました。https://t.co/JVQFTNVBWL
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) August 13, 2020
うーん、強かった。
挑戦者決定三番勝負も楽しみです。
去年は「タイトル戦に羽生世代が登場しなかった年」でしたが、今期は竜王戦の挑戦者がどちらになっても登場が確定しました。— 文春将棋🐧@「読む将棋2022」は好評発売中! (@bunshun_shogi) August 13, 2020
羽生-郷田は王将戦のプレーオフ、羽生-深浦は棋王戦、羽生-藤井猛は竜王戦や王位戦で挑戦者決定戦はあるので、羽生-丸山はこれまで0というのは対局数からすると意外な気がする。
— 銀杏(ぎんなん)@将棋ライター (@ginnan81) August 13, 2020
羽生善治九段、勝利。
ここまで破竹の進撃をしてきた梶浦六段を止め、竜王戦挑戦者決定戦三番勝負に進出です!前人未到のタイトル100期を目指す羽生九段と三番勝負を戦うのは、同世代の丸山九段。
史上最強のこの世代は、まだまだ将棋界で暴れ回ります! pic.twitter.com/TCKI6txCzD
— 白鳥士郎 (@nankagun) August 13, 2020
羽生九段に敗れた梶浦六段ですが、竜王戦で5組から準決勝まで進んだのは、まさに快進撃でした。
『りゅうおうのおしごと!』で銀子が桂香さんに「もっと自信持って指しなよ!」と言う名シーンがありますが…その元ネタは奨励会時代の梶浦先生と、その師匠である鈴木大介先生のやり取りです。 pic.twitter.com/M93RhFmhxe
— 白鳥士郎 (@nankagun) August 13, 2020
▲梶浦宏孝六段 vs △羽生善治九段(棋譜中継・棋譜DB)
102手 4五銀打まで、△羽生九段 の勝ち
丸山忠久九段との三番勝負か・・・