豊島将之名人、53手目を封じ手 2日目は渡辺明二冠の手番から再開 難解な中盤の真っ只中/将棋・名人戦七番勝負

豊島将之名人、53手目を封じ手 2日目は渡辺明二冠の手番から再開 難解な中盤の真っ只中/将棋・名人戦七番勝負 | ABEMA TIMES

52手 4五同飛まで、豊島将之名人が53手目を封じる


2020.08.07 19:02

将棋の名人戦七番勝負第5局が8月7日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、豊島将之名人(竜王、30)が53手目を封じ手し、1日目を終えた。明日8日の午前9時から、挑戦者の渡辺明二冠の手番で、対局が再開する。形勢は、豊島名人がやや有利かと見られるが、難解な中盤の真っ只中で、2日目は午前中から勝負どころを迎える。

初防衛を目指す豊島名人、初の名人獲得を目指す渡辺二冠、両者譲らず2勝2敗で迎えた第5局は、相居飛車と思われた出だしから、後手の渡辺二冠が飛車を4筋に振る意表を突いた展開に。1日目から互いの玉周りが薄いまま、激しく駒がぶつかり合うと、難解な局面のまま封じ手の時間を迎えた。

豊島名人が封じ手の53手目に1時間の長考をしたことで、持ち時間では渡辺二冠が1時間10分リードする状況になった。

本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は豊島名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【封じ手時の残り持ち時間】

豊島将之名人 4時間14分(消費4時間45分) 渡辺明二冠 5時間24分(消費3時間36分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:豊島将之名人、53手目を封じ手 2日目は渡辺明二冠の手番から再開 難解な中盤の真っ只中/将棋・名人戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:豊島将之名人、53手目を封じ手 2日目は渡辺明二冠の手番から再開 難解な中盤の真っ只中/将棋・名人戦七番勝負 | ABEMA TIMES


2020年8月7日 20時48分

飯島七段の解説

見たことない手が何度も

挑戦者が「異形の振り飛車」に構え、玄妙な玉将の動きを見せれば、名人も異筋の桂跳ねや、一見初心者が指すような意表の王手で応じる。

2勝2敗で迎えた名人戦第5局は、無手勝流に見える一方でハイレベルな応酬が繰り広げられた。名人と挑戦者の読みと意地が1日目からぶつかり合った戦いに、副立会人の飯島七段は「見たことがない手が何度も出てきました」と驚きの声を上げた。(村瀬信也)

18:48

考え続けた名人

午後6時30分、和服姿に威儀を正した立会人の屋敷伸之九段(48)が「定刻になりましたので、豊島名人の封じ手番となります」。キッパリと宣言した。豊島名人は、なお、考え続けた。

午後6時33分ごろ、記録係の滝口勇作二段が「豊島先生、残り4時間と30分です」と告げたが、豊島名人は考え続けた。

豊島名人が53手目を封じる意思表示をしたのは午後6時48分だった。

 

1日目指了図
1日目指了図

1日目の消費時間は、豊島名人が4時間45分、渡辺挑戦者が3時間36分。

残り時間は、豊島名人が4時間15分、渡辺挑戦者が5時間24分。(佐藤圭司)

情報源:【詳報】えっ名人が初心者のような王手 何度も驚きの手:朝日新聞デジタル



豊島将之名人 vs △渡辺明二冠

17時47分、52手 4五同飛まで

18時30分 封じ手の時間

18時48分 封じ手記入へ

豊島将之名人が53手目を封じる


 



注目の封じ手は?