第4期叡王戦 七番勝負第3局 永瀬拓矢叡王 vs 豊島将之竜王・名人
永瀬叡王の先手で14時から始まった対局は、17時49分に持将棋が成立
19時30分から、第4局が行われます。
2020.07.19 17:59
将棋の叡王戦七番勝負第3局が7月19日、愛知県名古屋市「亀岳林万松寺」で行われ、永瀬拓矢叡王(王座、27)と豊島将之竜王・名人(30)の一局は、207手で持将棋が成立した。両者は第2局でも222手で持将棋が成立。長年の歴史を誇る将棋界においても、史上初というシリーズ内2度の持将棋成立という、大珍事が起きた。
永瀬叡王の先手から始まった対局は相矢倉のどっしりとした内容に。中盤まで永瀬叡王がリードをしていたが、双方うまく寄せきれず、するすると両者の玉が上部に脱出。つかまえる見込みもないまま、互いに入玉。駒によってつけられている点数が、両者とも24点以上を満たしていたことから、持将棋が成立、引き分けとなった。
第2局で持将棋が成立した際には、タイトル戦としては約6年ぶり、その前は22年ぶりというレアなものだったが、今回はなんと2局連続。日本将棋連盟の記録にも見当たらず、立会人を務めている永世名人の有資格者・森内俊之九段(49)も「記憶にない」という。
なお、中継をしていたABEMAでは、対局の勝率を表示する「SHOGI AI」では、同日から持将棋になることを想定して、点数のリアルタイムを表示。24点に到達しているかどうかを表示し続け、視聴者からは「わかりやすい」「想定していたのか」「準備いいな」など、大きな話題になっていた。
◆持将棋 双方(少なくとも片方)の玉が敵陣3段目以内に入り、どちらも相手玉を詰ます見込みがなくなった場合を指す。両対局者の合意によって成立し、玉を除く大駒1枚を5点、小駒1枚を1点として数え、両対局者の点数が各々24点以上ある時は、持将棋となる。
情報源:史上初!タイトル戦で2局連続“持将棋”成立 名棋士たちも「記憶にない」/将棋・叡王戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:史上初!タイトル戦で2局連続“持将棋”成立 名棋士たちも「記憶にない」/将棋・叡王戦七番勝負 | ABEMA TIMES
七番勝負第3局は17時49分、207手で持将棋が成立しました。消費時間は▲永瀬1時間0分、△豊島1時間0分(チェスクロック使用)。第4局は引き続き、19時開始予定を30分繰り下げて19時30分から、同所で豊島竜王・名人の先手で行われます。
(終局直後の様子)
・永瀬拓矢叡王インタビュー
―本局を振り返って?
永瀬 少し指せていたような気はするのですが、それが具体的なものかどうかよく分からなかったので。ただ、作戦としてはある程度はうまくいったんじゃないかな、とは思います。
―序盤から流れを作っていた印象でした。手応えは?
永瀬 対局者だと結構、難しい将棋なのかなと全体的に思っていました。△8六歩(86手目)から8七玉型になってからは、こちらもかなり受けに神経を使う展開になりましたので、嫌みがついてしまったのかなと思います。
―次局に向けて?
永瀬 1時間半後ぐらいですが、次の対局に集中できるようにして頑張りたいなと思います。
・豊島将之竜王・名人インタビュー
―本局を振り返って?
豊島 定跡形の将棋だったのですが、開戦のところの手順に工夫をされて、それにうまく対応できなくて。時間を使って考えたのですが、多分、あまりいい手を指せませんでした、基本的にずっと悪いというか自信がないというか、そういう感じで進んでいって。(120手目△2六銀以下)飛車を取ってからは入玉含みで粘るというか、持将棋になるかどうかみたいな感じだったかなと思います。
―次局に向けて?
豊島 切り替えというか、しっかり頭が働くようにして頑張りたいと思います。
(関係者より、次局以降の説明を受ける両者)
以上で、第3局の中継を終了します。
第4局は予定開始時間を遅め、19時30分から開始です。
ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。
情報源:叡王戦中継ブログ : 第3局終局
前代未聞!タイトル戦で2局連続“持将棋”成立 名棋士たちも「記憶にない」/将棋・叡王戦七番勝負 #将棋 #永瀬拓矢 #豊島将之https://t.co/YMNkFrPR3x
— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) July 19, 2020
【第5期 #叡王戦 七番勝負】
「第3局も #持将棋」
7/19(日) 永瀬拓矢叡王(先手) vs.豊島将之竜王・名人(後手)の第3局は、207手までで持将棋が成立。
(引分で指し直し無し)叡王戦七番勝負、2回目の持将棋は史上初。
第4局は19時より放送いたします。
▼視聴https://t.co/yR3oNd9UBc pic.twitter.com/YMdN7Ii7wP
— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) July 19, 2020
【第5期 #叡王戦 七番勝負】
このあと19時(対局開始は19時30分)より、永瀬拓矢叡王(後手) vs.豊島将之竜王・名人(先手)の第4局を生放送いたします。引き続き、解説は藤井猛九段、聞き手に加藤桃子女流三段でお送りします。
2局連続 #持将棋 の激闘に注目です。
— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) July 19, 2020
村)永瀬拓矢叡王に豊島将之名人・竜王が挑戦する叡王戦七番勝負の第3局は、第2局に続いて持将棋になりました。一つのタイトル戦で持将棋が2回生じるのは初めて。第1局でも千日手になっており、3回目の「引き分け」となります。中原誠十六世名人―加藤一二三九段の名人戦を思わせる激闘です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) July 19, 2020
村)第3局まで、下記のような結果となっています。午後7時30分から第4局です。
第1局 113手で千日手→115手で豊島名人の勝利
第2局 222手で持将棋
第3局 207手で持将棋
将棋の叡王戦、異例の事態に 2局連続で引き分け成立:朝日新聞デジタル https://t.co/NdDocOEmRD— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) July 19, 2020
叡王戦第4局は、午後7時半から行われることになりました。
本日は持ち時間各1時間で、第3、4局が予定され、元のスケジュールでは第4局は午後7時からとなっていました。https://t.co/fnA97jZsMW— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) July 19, 2020
というわけで、まさかの持将棋でした。
観ているだけでも疲労感があるのに、1時間半の休憩でもう1局指すことになる対局者はすさまじいですね。#叡王戦— 文春将棋🐧@「読む将棋2022」は好評発売中! (@bunshun_shogi) July 19, 2020
決着つけたくない!
って気持ちなんでしょうか(笑)タイトル戦で持将棋2回とは。
今月は破られなさそうな記録が次々と生まれますね。#叡王戦— 遠山雄亮(将棋プロ棋士、棋士会副会長) (@funnytoyama) July 19, 2020
17歳でタイトル獲得
1タイトル戦で2度持将棋
フィクション?
ノンフィクション?— 勝又清和 (@katsumata) July 19, 2020
持将棋って何度もこんな簡単になるものなのですね。将棋奥深い。笑#叡王戦
— 野月 浩貴 (@nozuki221) July 19, 2020
https://twitter.com/toshikazu_shogi/status/1284772760481222656
https://twitter.com/konsen1208/status/1284760134531440641
七番勝負で第8局とか、第9局とか、数字が7からはみ出しますけど、先に4勝目を挙げた側がタイトル戦の勝者です。
— 銀杏(ぎんなん)@将棋ライター (@ginnan81) July 19, 2020
記事を書きました。
将棋史上初!番勝負2回目の持将棋成立!第3局終了時点で1千日手2持将棋!伝説確定の叡王戦七番勝負(松本博文) – Y!ニュース https://t.co/8WmNRMswb4— mtmt (@mtmtlife) July 19, 2020
同一対局者で2回連続千日手はごくまれにあるけれど、2回連続持将棋はスーパーレアでは。すぐに思い浮かばない。ないのかな。
— mtmt (@mtmtlife) July 19, 2020
叡王戦で2度目の持将棋が成立しましたね!
タイトル戦では史上初の事態ですが…例のごとく『りゅうおうのおしごと!』は9巻でそのネタを登場させていました。
しかしこの二人の勝負なら、3度目の持将棋もありそうですね…現実ぅー!!! pic.twitter.com/42CyT8rHSN
— 白鳥士郎 (@nankagun) July 19, 2020
▲永瀬拓矢叡王 vs △豊島将之竜王・名人(棋譜中継)
初手は、▲永瀬叡王 7六歩、△豊島竜王・名人 8四歩
207手 2五歩までで持将棋成立
予想的中、この番勝負終わるのかね?