木村一基王位、藤井聡太七段に無念の逆転負け「常にプレッシャーをかけられていた」/将棋・王位戦七番勝負

木村一基王位、藤井聡太七段に無念の逆転負け「常にプレッシャーをかけられていた」/将棋・王位戦七番勝負 | ABEMA TIMES

144手 6五玉まで、△藤井聡七段 の勝ち


2020.07.14 20:14

将棋の王位戦七番勝負第2局が7月13、14日、北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われ、現タイトル保持者の木村一基王位(47)が挑戦者の藤井聡太七段(17)に手痛い逆転負けを喫した。

木村王位は第1局を落とし、挽回を狙った第2局では先手番から得意の相掛かりを採用。持ち時間各8時間の長時間対局を活かし、じっくりとした進行で指し進めると序盤、中盤、終盤と進むにつれて、ペースを握ったかに見えた。

ところが優勢のまま突入した最終盤、持ち時間も残りわずかとなったところで、藤井七段から勝負手を連発されると形勢は逆転。その後は一気に寄せられ、再逆転はならなかった。

対局後、取材に応じた木村王位は「流れはいいかと思っていたんですが、常にプレッシャーをかけられていました。ちょっと明快さに欠けたので、どうでしたかね…」とコメント。「ちょっと寄せ損ねてますね。最後、何か逃しているのか、逆転しているのか、ちょっとわからなかったです。チャンスはあったと思いますけど」と、無念さを滲ませていた。

昨期、46歳3カ月という史上最年長での初タイトルを獲得した木村王位。「百折不撓」の精神がモットーだけに、連敗スタートからの反撃も十分に可能だけに、ここからのベテラン棋士の反撃にも注目が集まる。

第3局は8月4、5日、神戸市の有馬温泉・中の坊瑞苑で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:木村一基王位、藤井聡太七段に無念の逆転負け「常にプレッシャーをかけられていた」/将棋・王位戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年7月14日22時24分

「将棋の強いおじさん」木村一基王位(47)が14日、第61期王位戦7番勝負第2局で、手痛い星を落とした。優勢に局面を進めながら詰めを間違え、挑戦者の藤井聡太七段に連敗した。

昨年は連敗後に盛り返し、46歳3カ月にして初タイトル獲得を果たした木村は投了後、あきらめ切れなさそうに、しばらく天井を見上げた。「寄せ損ねてました。明快さに欠けた。(自分が詰みを)逃しているか、すでに逆転していたか。チャンスはあったと思う」。ファンの前でリップサービスするのが得意な王位が言葉を選びながら話した。

先手番の今局は、得意パターンに持ち込んだ。マラソンに例えれば、つかず離れず競技場まで走り続け、最後の最後に抜け出す形。第1局、序盤からドーンと飛び出して攻め切った藤井の得意パターンとは違う。「棋士は切り替えるのが仕事の1つ」。対局前日の会見のコメント通り、途中までは初戦の完敗などなかったかのような指し回しだった。

30歳差のタイトル戦。「将棋の世界で、年が上だということで得することは何もありません」と言い切る。13日の封じ手では、封筒に署名がないのを挑戦者に指摘し、先輩らしさを見せた。12日に札幌入りした際は「封じ手を3通にして、1通をチャリティーに」と提案。たとえ黒星が先行していても、2日制7番勝負初登場の藤井を向こうに回して、ファンサービスまで披露してくれた。

昨年の王位戦、タイトル挑戦7度目、46歳3カ月の史上最年長で初タイトルを獲得した。簡単に手放すわけにはいかない。その時も、2局目の札幌対局でミスをして逆転負けした。結果的に第7局までもつれ、●●○○●○○と大逆転で王位を手にした。

座右の銘は「百折不撓(ふとう)」。第3局に向けて「一生懸命、精いっぱい頑張りたい」と語った。藤井が生まれる5年前の1997年(平9)からプロとして活躍する「中高年の星」。最後まで、あきらめはしない。【赤塚辰浩】

【王位戦7番勝負第3局以降の日程】

◆第3局 8月4、5日、神戸市「中の坊瑞苑」

◆第4局 8月19、20日、福岡市「大濠公園能楽堂」

◆第5局 8月31日、9月1日、徳島市「渭水苑」

◆第6局 9月14、15日、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」

◆第7局 9月28、29日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」

情報源:最年少藤井に連敗も…木村「最年長」王位は不撓の魂(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:最年少藤井に連敗も…木村「最年長」王位は不撓の魂 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年7月14日20時49分

第61期王位戦7番勝負の第2局に敗れ、感想戦を行う木村一基王位(日本将棋連盟提供)
第61期王位戦7番勝負の第2局に敗れ、感想戦を行う木村一基王位(日本将棋連盟提供)

将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負の第2局は13、14の両日、札幌市で指され、初防衛を狙う先手の木村は144手で敗れ、2連敗となった。

以下は木村一基王位との主な一問一答

-先手番で相掛かりとなった。前例のない藤井七段の一手もあった

木村 (形勢は)あまりいいとは思いませんでした。ちょっと失敗したかなと感じていた。

-序盤、中盤は

木村 互角の流れではあった。

-手応えは

木村 常に一手間違えば、攻め込まれたり、飛車をとられたりした。

-形勢判断は

木村 ちょっと明快さに欠けた。

- 最終盤は

木村 ちょっと寄せ損ねた。なんかあったかもしれない。見逃しているのか、チャンスはあったと思う。

--第3局に向けて

木村 まあ、一生懸命、精いっぱいがんばりたいと思います。

情報源:木村王位2連敗「ちょっと失敗したかな」一問一答(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:木村王位2連敗「ちょっと失敗したかな」一問一答 – 社会 : 日刊スポーツ



木村一基王位  vs △藤井聡太七段(棋譜DB棋譜を見る

144手 6五玉まで、△藤井聡七段 の勝ち




 



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