<第61期王位戦第2局>第61期王位戦第2局に勝利し、木村王位(左)と感想戦を行う藤井七段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太七段が王位戦7番勝負で開幕2連勝!大逆転勝利に「ずっと苦しかった」

144手 6五玉まで、△藤井聡七段 の勝ち


2020年7月14日 20時19分

将棋の藤井聡太七段(17)が13、14日の両日、北海道札幌市のホテルエミシア札幌で指された第61期王位戦7番勝負第2局で先手の木村一基王位(47)に144手で勝ち、開幕2連勝。タイトル獲得へあと2勝とした。

この日は2日目で「いい経験ができた」(藤井七段)という自身の手番での封じ手を解禁した△8六歩(40手目)から始まり、昼食休憩直後の木村王位の手番でも53手目というスローペース。木村王位の強気の受けと、長考による時間消費に苦しみ、「常に厳しく攻められ、ずっと苦しかった。こちらに手番が渡って、あやが出てきたのかな」と藤井七段。互いに1分将棋になる前に形勢を逆転し、はっきりと流れをつかんだが「開き直って踏み込んだ。最後まで分からなかった」と薄氷の勝利を振り返った。

一方、9手目から123手目まで一度も自玉を動かさなかった木村王位は、終盤の逆転負けに「互角ぐらいの流れだと思っていた。常に一手間違えれば攻め込まれるプレッシャーをかけられ、寄せ損ねた。チャンスはあったと思いますが…」とガックリ。次局は「一生懸命、精いっぱい頑張りたい」と逆襲を期した。

第3局は8月4、5日、兵庫県神戸市の有馬温泉「中の坊瑞苑」で。藤井七段は渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=に挑戦している第91期杯棋聖戦5番勝負で、第4局(16日)か第5局(21日)を制すれば、「藤井棋聖」として木村王位と対峙することになる。

情報源:藤井聡太七段が王位戦7番勝負で開幕2連勝!大逆転勝利に「ずっと苦しかった」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段が王位戦7番勝負で開幕2連勝!大逆転勝利に「ずっと苦しかった」 : スポーツ報知


2020年7月14日 20:12

<第61期王位戦第2局>第61期王位戦第2局に勝利し、木村王位(左)と感想戦を行う藤井七段(日本将棋連盟提供)
<第61期王位戦第2局>第61期王位戦第2局に勝利し、木村王位(左)と感想戦を行う藤井七段(日本将棋連盟提供)

木村一基王位(47)に藤井聡太七段(17)が挑む将棋の第61期王位戦7番勝負第2局は14日、札幌市のホテルエミシア札幌で第2日を行い、第1局を先勝した藤井が敗色濃厚な終盤に劇的逆転。144手で連勝し、2勝0敗とした。藤井は16日に最年少タイトル獲得を懸けて棋聖戦第4局(大阪市・関西将棋会館)で渡辺明棋聖(36)と対局する。

第1局とは対照的なスローペース。昼食休憩が終わった午後1時30分に対局再開。形勢は互角だったが、徐々に木村が優位な展開に。だが、劣勢で迎えた終盤戦。木村の王手攻勢に耐え続ける藤井が土壇場で逆転勝利を飾った。

「常に厳しく攻められて、ずっと苦しかった」と藤井。最後の粘りに「最後の何手かは開き直って踏み込んだ感じだった。本当に最後までわからなかった」と冷静に振り返った。

タイトな日程でタイトル戦が続くが「これからも対局続きますが、どの対局もいいコンディションで迎えられるように準備したい」と前を向いた。

王位戦の第3局は8月4、5日に神戸市・中の坊瑞苑で行われる。

情報源:藤井七段、土壇場大逆転で王位戦連勝「ずっと苦しかった」「最後の何手かは開き直って踏み込んだ」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、土壇場大逆転で王位戦連勝「ずっと苦しかった」「最後の何手かは開き直って踏み込んだ」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年7月14日21時49分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が大逆転で連勝した。初防衛を目指す木村一基王位(47)に先勝した、第61期王位戦7番勝負第2局が14日、札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われ、13日からの2日制での対局は午後7時40分、劣勢の後手藤井が、自玉の詰みをかわして粘った末に反撃し、144手でひっくり返した。16日に控えた、渡辺明棋聖(36)との棋聖戦5番勝負第4局での最年少タイトル獲得へ、大きく弾みを付けた。なお、王位戦の第3局は8月4、5日、神戸市で行われる。

◇   ◇   ◇

苦しい対局で、藤井が大きな2勝目をもぎ取った。初日から1手のミスも許されない、スローペースの相掛かりに持ち込まれた。2日目となったこの日の夕方は、明らかに劣勢だった。各8時間の持ち時間もどんどん削られる。「収拾がつかなくなって、苦しくしてしまった」。午後5時の段階で、木村が1時間16分もあったのに対し、藤井は20分しかなかった。

前局、棋聖戦5番勝負第3局の渡辺戦で敗れた時と同様、先に時間を使わされる。必死の防戦から最善を尽くし、逆転への糸口を探り出した。木村が寄せ損ねたのも味方した。「最後まで分からなかった。開き直って踏み込んだ」。形勢は覆り、30歳年長の王位が、投了を告げていた。

初日の封じ手場面、先輩棋士に「一日の長」を見せつけられた。初めて体験した封じ手。用紙の入った封筒の署名を忘れ、木村に指摘を受けた。立会人の深浦康市九段(48)からは封筒を差し出す向きも指導された。初の2日制7番勝負で、初々しさを見せたのは、この場面だけだった。

開幕局、ペース配分という課題も感じた。「初めてで分からないところが、経験できて分かった」と話していた。土壇場で集中力を発揮した。

19年度まで、史上初の3期連続「勝率8割超え」を誇る。収録日と放送日の異なるテレビ棋戦を除けば、連敗は17年8月棋王戦の豊島将之八段戦と9月加古川青流戦の井出隼平四段戦、18年9月棋王戦の菅井竜也王位戦と王位戦予選の山崎隆之八段戦(肩書、段位は当時)しかない。勝負強さを、粘りが身上の「将棋の強いおじさん」に見せつけた。

15日には札幌から大阪へと移動し、16日の棋聖戦第4局に備える。「どの対局もいいコンディションで迎えられるようにしたい」と、抱負を口にした。

四段デビュー時、扇子には「大志」と揮毫(きごう)した。明治時代、札幌農学校に招かれたクラーク博士が発した「少年よ、大志を抱け」の名言の一部だ。七段扇子には、「飛翔」と書いている。北の大地からタイトル獲得という大志を抱いて勇躍、飛翔する。【赤塚辰浩】

情報源:藤井七段「開き直って踏み込んだ」大逆転王位戦連勝(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段「開き直って踏み込んだ」大逆転王位戦連勝 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年7月14日20時29分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負の第2局は13、14の両日、札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われ、後手の藤井が144手で勝ち、2連勝とした。

以下は終局後の藤井聡太七段との主な一問一答

-本局は後手番で木村王位の相掛かりを受ける形になった。4四角、2六飛をけん制するのは前例がなかった。そのあたりの局面の感想は

藤井 うまく対応されて、苦しくなってしまった。

-序盤は苦しかった。考える場面もあった

藤井 収拾がつかなくなった場面もあった。かなり苦しくしてしまった。

-木村王位の攻めを受ける展開になった

藤井 常に厳しく攻められ、ずっと苦しかった。

-最終盤、手応えを感じたのは

藤井 最後は、なんと言うか、開き直って踏み込んだ。最後まで分からなかった。

-初めての封じ手だった

藤井 いい経験ができたかなと思う。次に生かしたい。

-今後も重要な対局が続く。疲れは

藤井 これからも対局が続くが、どの対局もいいコンディションで迎えられるように調整したい。

-第61期王位戦7番勝負の第3局は8月4、5日に兵庫・有馬温泉で行われる。次局への抱負を

藤井 きょうの将棋を反省し、第3局に生かしていきたい。

情報源:藤井七段が王位戦連勝「最後は開き直って」一問一答(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段が王位戦連勝「最後は開き直って」一問一答 – 社会 : 日刊スポーツ



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144手 6五玉まで、△藤井聡七段 の勝ち




 



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