“早見え親方”田村康介七段、持ち時間40分の早指し戦で22分も残す「快速勝利」/将棋・朝日杯

田村康介七段が所司和晴七段に勝利|第14回朝日杯将棋オープン戦1次予選

第14回朝日杯将棋オープン戦1次予選 所司和晴七段 vs 田村康介七段
所司和晴七段の振り歩先、 と金が3枚で田村七段の先手
初手は、▲田村七段 2六歩、△所司七段 8四歩


2020.07.10 20:15

将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月10日に行われ、田村康介七段(44)が所司和晴七段(58)に91手で勝利した。早見え早指し、大きな体から“マッハ”“親方”などと言われる田村七段だが、早指し棋戦ながら持ち時間40分のうち、半分以上を残す「快速勝利」となった。

田村七段先手で始まった対局は、相掛かりの出だしから進行。開始直後から両者ともハイスピードで指し進めると、田村七段は37手目に4分かけた以降、ほとんどが秒単位での早指し。1分を超える指し手も数手しかなく、持ち味十分の戦いぶりでベテラン所司七段を圧倒した。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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1次予選

情報源:第14回朝日杯将棋オープン戦<一次予選>



田村康介七段 vs △所司和晴七段(棋譜DB

所司七段の振り歩先、と金が3枚で田村七段の先手

初手は、▲田村七段 2六歩、△所司七段 8四歩

91手 6四香打まで、▲田村七段 の勝ち


 


あるいみ、面白い将棋だった。