全部で4着あるらしい
2020.07.09 09:02
将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月9日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)との対局を午前9時から開始した。史上最年少でのタイトル獲得に王手をかけている藤井七段だが、タイトル戦に入り毎回注目されているのが、藤井七段の和服姿。本局では緑の羽織という、新たな一着で登場した。
藤井七段は、この棋聖戦挑戦のタイミングで和服を新調。王位戦七番勝負にも挑戦していることから、和服姿での対局が一気に増えた。棋聖戦五番勝負第1局は、和服が間に合わず普段のスーツ姿で登場していたが、6月28日の第2局は透かしの入った濃紺の羽織で登場。7月1、2日の王位戦七番勝負の第1局は、細かい織りが入ったグレーの羽織だった。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は藤井七段。両者の対戦成績は、藤井七段の3勝0敗だ。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太七段、今夏3着目の和服は緑の羽織 ファンが早くも注目中/将棋・棋聖戦五番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段、今夏3着目の和服は緑の羽織 ファンが早くも注目中/将棋・棋聖戦五番勝負 | ABEMA TIMES
2020年7月9日 9時00分
将棋棋士にとって和服は、タイトル戦など重要な対局の時に身を包む、いわば勝負服だ。棋聖戦と王位戦というダブルタイトル戦に挑戦者として登場している高校生棋士、藤井聡太七段(17)。その和装にも注目が集まる。
「私が知っている限り、藤井七段は和服を4着持っているはず」と教えてくれたのは、師匠の杉本昌隆八段だ。うち2着は、杉本八段がプレゼントしたものだという。
和服を贈ろうと思ったきっかけは、藤井七段が昨年、「第40回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」への出場権を獲得したこと。将棋日本シリーズはタイトル保持者や賞金獲得ランキング上位者ら計12人しか出場できない、いわば将棋界のオールスター戦のような晴れ舞台。出場棋士は和服姿で対局するのが慣例だ。
杉本八段によると、昨年5月の連休中に、藤井七段のために、母や将棋関係者らで京都の店へ買いに行ったという。まず選んだのは、春秋用の和服。「でも、将棋日本シリーズの対局は8月に福岡市で。暑いだろうと思って、もう1着、夏物もプレゼントすることにしました」と明かす。
「藤井七段に似合う色を、と考えました。また、着物の袖が短い方が将棋盤の上の駒に引っかかりにくくて、指しやすい、などと考えながら選びました」とも。
和服は値は張るが、「必ず近いうちにタイトル戦にも登場するだろうと確信していましたから。絶対、この和服は無駄にならない。自分のものなら買わないけど、弟子へのプレゼントは惜しくない」と思ったという。
師匠が贈った夏物の和服に、藤井七段は将棋日本シリーズの対局で袖を通した。さらに今年6月28日、東京都渋谷区の将棋会館での第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局でも着用。藤井七段にとってタイトル戦での和服姿は、この時が初めてだった。「自分が贈った和服を着て、タイトル戦を戦っている姿を見て、感無量の思いでした」と杉本八段。
杉本八段が藤井七段に2着を渡したのは、昨年の6~7月ごろという。そのとき、杉本八段は冗談まじりに「夏物は、夏に行われるタイトル戦に登場しないと、着る機会が無い。夏のタイトル戦を頑張るように」と言い添えた。藤井七段が初挑戦を決めた棋聖戦五番勝負は例年6~8月の開催、2番目に挑戦を決めた王位戦七番勝負は例年7~9月の開催。どちらも、夏のタイトル戦のイメージが強い。
「あの言葉をかけなくても、タイトル戦に出ていたとは思いますが、(夏物もドンドン着て欲しいという)私の思いをくみ取って、見事に実現してくれた」と喜ぶ。師弟対決で和服を着た杉本八段。「自分にはタイトル戦に等しいから」というほかに、弟子への思いを込めていました。
師弟の和服にまつわるエピソードを、もう一つ。
2人にとって2局目の師弟戦となった6月20日、大阪市福島区の関西将棋会館での第33期竜王戦3組ランキング戦決勝。杉本八段は和服で登場した。「タイトル戦への登場を決めていた藤井七段と戦うのは、自分にとってはタイトル戦に等しい勝負です。これが自分のために着た理由。もう一つの理由は、すぐ後にタイトル戦で和服を着る藤井七段が、自分の和服姿の所作を参考にしてくれたり、反面教師にしてくれたりしたらいい、という思いでした」。一回しっかり身につければ、締め付けがない分、和服も楽だよ、とその良さを伝えたかった、とも。
師弟戦で敗れた後の記者会見。教えることはもう無いと前置きした杉本八段。「この後、和服のたたみ方でも教えようか?」とジョークを飛ばした。結局、たたみ方の指導は、「決行しなかった」(杉本八段)そうだ。(佐藤圭司)
情報源:藤井七段、4着ある和服 師匠が贈った夏物、弟子が思い実現(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段、4着ある和服 師匠が背中で所作を教えた:朝日新聞デジタル
藤井聡太七段、今夏3着目の和服は緑の羽織 ファンが早くも注目中/将棋・棋聖戦五番勝負#将棋 #藤井聡太
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村)「必ず近いうちにタイトル戦にも登場するだろうと確信していましたから。絶対、この和服は無駄にならない。自分のものなら買わないけど、弟子へのプレゼントは惜しくない」
藤井聡太七段、4着ある和服 師匠が背中で所作を教えた:朝日新聞デジタル https://t.co/XtEal0PoSJ— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) July 9, 2020
▲藤井聡太七段 vs △渡辺明棋聖(棋譜を見る)
先手は藤井七段
初手は、▲藤井聡七段 2六歩、△渡辺明棋聖 8四歩
- この日将棋界の歴史が動くか!藤井聡太七段最年少タイトル獲得なるか!?対渡辺明棋聖 | ABEMA
- ヒューリック杯棋聖戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 棋聖戦 – 産経ニュース
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- 2020年7月9日 五番勝負 第3局 渡辺明棋聖 対 藤井聡太七段|第91期ヒューリック杯棋聖戦
いい師弟だよな。