藤井聡太七段、初の2日制対局1日目終了 木村一基王位が54手目を封じ手/将棋・王位戦

藤井聡太七段、初の2日制対局1日目終了 木村一基王位が54手目を封じ手/将棋・王位戦 | ABEMA TIMES

53手目「7三歩成」まで、木村王位が5手目を封じる


2020.07.01 18:17

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月1日、王位戦七番勝負の第1局で木村一基王位(47)と対局、1日目を終了した。後手番の木村一基王位(47)が54手目を封じ手。明日2日の午前9時から、藤井七段の手番で再開する。

史上最年少でのタイトル獲得を目指す藤井七段は、ヒューリック杯棋聖戦の五番勝負で第1、2局と連勝。最年少でのタイトル獲得に王手をかけているが、この王位戦でも挑戦権を獲得し“ダブルタイトル挑戦”を実現。ファンからは最年少記録の更新だけでなく、一気に二冠獲得の期待も高まっている。

藤井七段の先手番で始まった対局は、得意戦法の一つである角換わり腰掛け銀から進行。1日目から激しい戦いが繰り広げられており、早くも終盤の入り口といった進行になっている。形勢は藤井七段が有利では、という見方も出ている。

初の2日制対局に臨んだ藤井七段は、夏らしい淡い色の和服姿で登場。棋聖戦で見せた濃紺のものとは異なるもので、登場直後から注目を集めた。

【封じ手時の残り持ち時間】

木村一基王位 4時間30分(消費3時間30分) 藤井聡太七段 4時間3分(消費3時間57分)

情報源:藤井聡太七段、初の2日制対局1日目終了 木村一基王位が54手目を封じ手/将棋・王位戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年7月1日 18時9分

木村王位が自室で封じ手を記入するのを待つ藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
木村王位が自室で封じ手を記入するのを待つ藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)

将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負の第1局が1日、愛知県豊橋市で2日制対局の1日目を終えた。

17歳10か月の史上最年少でタイトル挑戦者となった藤井七段と昨年度に46歳3か月の史上最年長で初タイトルを獲得した木村王位が激突するシリーズの開幕局。振り駒で先手となった藤井七段は、得意戦型の「角換わり腰掛け銀」に誘導した。1日目の午前中から駒がぶつかり、激しい主導権争いに。攻勢に出た藤井七段に対し、木村王位は「遠見の角」を設置。難解な局面になり、藤井七段は1時間36分の長考で一気に踏み込んでいく選択をした。

午後6時を迎え、木村王位が54手目を封じて1日目の対局が終わった。藤井七段にとって初めての経験となる封じ手になった。

8大棋戦のうち、2日制の竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦の4棋戦では、「封じ手」が採用されている。1日目の最後に手番を持った側は、確定させた次の指し手を誰にも明かさないまま紙に記入し、封をして立会人に手渡す。2日目の対局再開時に封書が開封され、指し手が明かされてから対局が再開される。封じ手がなければ、手番を握った側が1日目から2日目までの対局中断中にも考慮し続けることができてしまうため、有利不利が生じるのを避けるために考案された。

どちらが、どのタイミングで指し手を封じるかをめぐっては微妙な駆け引きがあるため、未経験の藤井がいかに対応するかが注目された。記念すべき初回は「封じ手をする側」ではなく「封じ手は何なのかを一晩考える側」になった。

情報源:藤井聡太七段、初めての「封じ手」経験 木村一基王位が54手目を封じて王位戦第1局1日目終わる(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、初めての「封じ手」経験 木村一基王位が54手目を封じて王位戦第1局1日目終わる : スポーツ報知


18時2分、木村王位が封じ手の意思表示をしました。54手目に使った時間は59分。1日目の消費時間は▲藤井3時間57分、△木村3時間30分。対局は明日の9時に再開されます。

情報源:王位戦中継Blog : 木村王位が封じる



藤井聡太七段 vs △木村一基王位(棋譜を見る

17時2分 53手目「7三歩成」まで

18時2分 木村王位が封じ手の記入に向かう

藤井聡七段がサインして、木村王位が54手目を封じる
中村修九段「脇息の上で書いてほしくなかった」


 



封じ手用紙の紙と封筒がどれくらい硬いのか知らないけど、手に持ってサインするのは慣れないと難しいと思うぞ。「中村」と「藤井」では画数も違うし。