ほぉ・・・
2020年6月29日 21時50分
加藤一二三・九段(80)が29日、ツイッターを更新し、藤井聡太七段(17)が28日に白星を上げた将棋の棋聖戦第2局について言及した。
「コンピュータソフトが6億手読み切った所で最善手として提示される異次元の一手を、藤井聡太七段は実戦譜に置いて僅か考慮時間23分にして指したこと」が話題に挙がっているとした上で「天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする」と語り、「AIを過大評価する」世の中の風潮に対して疑問を投げかけた。
この投稿に対してフォロワーらから「人間のひらめきはAIにも計算できない部分があるってことですね」「人間には人間にしかできないことがあります」とのリプライが寄せられた。
情報源:加藤一二三・九段、AI過大評価する風潮疑問「きらめきやひらめきを軽視しすぎではないか」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:加藤一二三・九段、AI過大評価する風潮疑問「きらめきやひらめきを軽視しすぎではないか」 : スポーツ報知
2020.6.29 18:09
元プロ棋士の加藤一二三さんが29日、ツイッターを更新。藤井聡太七段がAI(人工知能)でも判断することが難しい一手を見せ、多くの人を驚かせたことについて「天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎ」と書き込んだ。
東京都渋谷区の将棋会館で28日行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局。藤井七段が、固定観念にとらわれない一手を繰り出し、完勝した。現役最強とされる渡辺明棋聖=棋王・王将=を相手に連勝し、一気に初タイトル獲得へ王手をかけた。
田中寅彦九段は29日、TBS系の情報番組「ひるおび」に出演。藤井七段が打った一手について、今年の「世界コンピュータ将棋オンライン大会」で優勝した将棋ソフト「水匠(すいしょう)」が4億手先を読んでも候補のベスト5に入らないが、6億手以上読むと最善手になると解説した。ツイッターでも大きな話題になり「6億手」がトレンド入りを果たした。
これを受けて、加藤さんは「AIを過大評価する一方で、天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする」とツイッターに投稿した。その後、「藤井七段の凄さが、AIの尺度だけで評価されるのは、少し残念な気もします」「AIは確かに素晴らしい力を発揮しますが、人間の頭脳とはそもそも別のもの」などと加藤さんの意見に共感したというコメントが多く見られた。
情報源:加藤一二三さん「天才棋士の頭脳のひらめきを軽視しすぎ」 藤井七段“AI並み”の一手で:イザ!
加藤一二三さん「天才棋士の頭脳のひらめきを軽視しすぎ」 藤井七段“AI並み”の一手でhttps://t.co/FtSOSDJDca#加藤一二三#藤井聡太
— イザ!編集部 (@iza_edit) June 29, 2020
コンピュータソフトが6億手読み切った所で最善手として提示される異次元の一手を、藤井聡太七段は実戦譜に置いて僅か考慮時間23分にして指したことが話題になっていますが、AIを過大評価する一方で、天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする。
— 加藤一二三【2024年棋士デビュー70周年 皆様への感謝を込めて】 (@hifumikato) June 29, 2020
藤井七段が放った一手をAIと比較して話題になっていることに対し「そもそも棋士のひらめきが日ごろ軽視されている」と加藤一二三先生がツイートしており、将棋とAIの未来やご自身の姿勢を豊かで美しい言葉で語ったこの方を好きになったのだったと思い出した 高校生の時にネットで読んだ50年前の文章 pic.twitter.com/FIwfu0OGr3
— 🫂´- (@Xv5Pp) June 29, 2020
今からちょうど半世紀前の1970年、『コンピュータと将棋』の主題で私見を述べた文章を発掘してくださったかたがおられてすこぶる嬉しい。
長文ですがぜひ最後まで御目通しくださるとなお嬉しい。 https://t.co/xgX3ZG3zFw— 加藤一二三【2024年棋士デビュー70周年 皆様への感謝を込めて】 (@hifumikato) June 29, 2020
検索してみたけど、見つけた中でいちばん古いのは2014年4月3日の2ちゃんに投稿された書き込みだな。そこからいろいろ転載されている模様。
情報処理学会研究報告で「コンピュータ将棋の初期の歴史」ってPDFに資料として出てきてる。