タイトル戦・初の和服は“師匠からの贈り物”も色は藤井七段の母が助言 “将棋の常識を覆す”一手でタイトルに王手

藤井聡太七段の師匠・杉本昌隆八段、弟子に贈った和服は一式100万円「自分の買い物だったら絶対買わない」 色は「紺が似合う」と母が決める

杉本八段がテレビにリモート出演した際の話


2020年6月29日 14時24分

29日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、28日に行われた将棋の棋聖戦第2局で後手の挑戦者・藤井聡太七段(17)が90手で渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=に2連勝。史上最年少でのタイトル獲得に王手をかけたことを冒頭で特集した。

宮根誠司キャスター(57)は「どこまで強いんだと思いますけど」と藤井七段の強さに脱帽。藤井七段が今回、初めて着用した夏用の和服について、電話出演した師匠の杉本昌隆八段(51)に「高いものだと100万円するといいますけど?」と問いかけると、杉本八段は「一式そろえるとそうですね。だいぶ高いです。自分の買い物だったら、絶対買わないけど、彼にあげるなら惜しくないですから」と答えていた。

情報源:藤井聡太七段の師匠・杉本昌隆八段、弟子に贈った和服は一式100万円「自分の買い物だったら絶対買わない」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段の師匠・杉本昌隆八段、弟子に贈った和服は一式100万円「自分の買い物だったら絶対買わない」 : スポーツ報知


2020年6月29日8時0分

感想戦を行う藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
感想戦を行う藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)

将棋の藤井聡太七段(17)が28日、最年少での初タイトル獲得へ王手をかけた。東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第2局で渡辺明棋聖(36)を下し、2連勝。藤井は和服での初白星も飾った。

◇   ◇   ◇

将棋の棋士は、勝負のかかった一戦で、和服に袖を通す例が多い。

6月20日の竜王戦3組決勝で藤井と「師弟対決」となった杉本昌隆八段が、和服姿で臨んだのは記憶に新しい。「今日の対局は大きな一番。ここで気合を入れなければ、気合を入れる場所がない。藤井七段に対する礼儀だと思いました」と、対局後の会見で話した。

杉本は昨年2月の順位戦C級1組でも着用。9連勝及び弟子とのダブル昇級を目指したが、船江恒平六段(38)に敗れた。

過去には93年度の第52期A級順位戦7回戦で田中寅彦九段(63)が、6連勝していた羽生善治竜王(肩書は当時)の前に和服で現れた。外見でも対局でも圧倒して、文字通り「気合勝ち」。羽生はこの期の名人戦挑戦者として、米長邦雄名人(故人)から奪取している。田中はしばらく「ハブに勝ったトラです」と自慢していた。

女流棋戦でも90年代半ばあたりから和服同士でのタイトル戦が繰り広げられ、華やかさを演出している。08年の第30期女流王将戦で挑戦者として登場した矢内理絵子女流名人(当時)は、母親の形見の着物で対局に臨んでいる。

もっとも、和服は義務づけられているものではない。スーツにネクタイ、夏場ならクールビズ、学生なら制服でも構わない。

囲碁の場合はスーツ姿が多い。中国、韓国、台湾との国際棋戦はイスでの対局も多い。「国内のタイトル戦でもあまり和服姿は見かけません」(日本棋院)。26日に終了した十段戦5番勝負でも、現在行われている本因坊戦7番勝負でも、スーツ姿で打っている。【赤塚辰浩】

情報源:藤井七段和服でタイトル王手、将棋棋士と和服の関係(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段和服でタイトル王手、将棋棋士と和服の関係 – 社会 : 日刊スポーツ


2020.06.29

初タイトルに王手をかけた将棋の藤井聡太七段の師匠・杉本昌隆八段が29日、TBS系「ひるおび!」に生出演。自身がプレゼントした和服を着て弟子が勝利したことに「感無量」と喜び、和服着用の際に送った具体的なアドバイスを紹介した。

仙台平の夏用の袴に、濃紺の着物で登場した藤井七段。この姿に杉本八段は「自分のプレゼントしたものを着て、タイトル戦を戦ってくれるのは感無量でした」と喜びをにじませた。

藤井七段にとって、和服対局は初。前回の棋聖戦第1局では、和服での立ち振る舞いが慣れないことからスーツにしたと説明していたが、この日は堂々とした着こなし。この裏にも、師匠の弟子を思う助言があった。

杉本八段は「袖が駒に引っかからないように」「立ち上がる時に裾を踏まないよう」という注意とともに「トイレは時間がかかるので持ち時間の配分に気をつける」とアドバイスしていたという。

「トイレに行くときに(着物は)結構時間がかかる。具体的だが、和服だと袴あって、着物あって、襦袢あってと3枚脱がないといけない。彼は2枚だと言い張るが、お互い数えながら、襦袢だぞ、着物だぞ、袴だぞと数えながら…」練習したという。

和服姿が多い落語家の立川志らくも「小なら袴を持ち上げればいいが。大きい方は脱がざるを得ない。着物まくってやるがそのあと乱れちゃう。それなら着直すかと…。なかなか大変です」と和服の大変さを語っていた。

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情報源:和服姿の藤井七段へ…師匠はトイレ時間も注意 「襦袢、着物、袴と数えながら」練習/芸能/デイリースポーツ online


2020年06月29日 19:25

愛知県瀬戸市の高校生棋士、藤井聡太七段は、28日に行われた棋聖戦・第二局に勝ち、最年少タイトルに王手をかけました。話題となった藤井七段の和服姿ですが、あるエピソードがありました。

藤井聡太七段の地元愛知県瀬戸市。

瀬戸市民:
「瀬戸にタイトル持って帰ってきてほしいなと思います」

別の市民:
「変な話があるから、心配だけどね。素晴らしいね」

また一歩、前人未到の大記録に前進した、藤井聡太七段。最年少でのタイトル獲得記録をかけて戦った、棋聖戦第2局。いつもは藤井七段の大一番をそばで見守ってきた、師匠の杉本昌隆八段ですが、この日、その姿は名古屋に。

研修会の担当者:
「きょうの指導の先生ですけど、杉本八段です」

杉本八段、この日は未来の藤井七段らに将棋を指導。かつて藤井七段も腕を磨いた、将棋のプロ棋士を養成する奨励会の下部組織、「東海研修会」です。

高校生:
「同じぐらいの年で活躍されているので刺激になっていますし、応援しています」

小学生:
「棋士の中でも、誰もわからないような手を指してほしい」

子どもたちあこがれの藤井七段。この日は、タイトル戦初となる和服姿で登場しました。この和服、実は…。

杉本八段:
「中学生でプロになって、まだ大きくなるから身長止まったら教えてくれって言って…」

去年の夏、弟子の晴れ舞台にと、和服を贈ろうと決めた杉本八段。しかし、藤井七段は和服に関心がなかったため、呉服店がある京都へは、藤井七段の母・裕子さんと選びに行ったといいます。

色とりどりの生地が並ぶ呉服店で、杉本八段が提案したのが、若者らしくとベージュに近い明るい色でしたが…。

杉本八段:
「『派手過ぎです』とお母さんに言われたような」

最終的に母・裕子さんが主導権を握り、黒の羽織に濃紺の着物に落ち着きました。袴の生地は、江戸時代に格式の高い武士が好んではいたといわれる「仙台平」だそうです。

杉本八段:
「良く似合っていましたね。タイトル戦の初の和服は、感無量ですね」

子供たちの指導のため、藤井七段の対局をなかなかチェックすることができなかった杉本八段ですが、休憩時間になると弟子の指し回しに唸ります。

杉本八段:
「『これが将棋の常識』と言っていた手が覆されるかもしれません。このまま勝つと、歴史的な勝利だと思います」

藤井七段の常識を覆す一手が、相手の攻勢を一変させたのです。一般的には「玉」を守るために使うとされる「金」を、盤面中央へ押し上げ、攻めで使うという前例のない将棋を展開したのです。

杉本八段:
「新しい手だね」

研修生:
「新しい価値観ですね」

お昼休憩。藤井七段が注文したのは、海老の天ぷらがたっぷりとのった「海老天重」。一方、杉本八段はおにぎり弁当でした。

手に汗握る対局が始まってから7時間半。師匠の杉本八段、親心をのぞかせます。

杉本八段:
「もし暑かったら(スーツに)着替えたらと何度も言ってあるんですけど、なんとか頑張って着ているんですね」

第1局では、渡辺三冠の16連続王手を、紙一重でかわす激しい将棋を見せた藤井七段。殺害予告の直後でありながら、この日は一度の王手も許すことなく…。

渡辺三冠:
「負けました」

“現役最強”渡辺三冠も脱帽した、藤井七段の指し回し。

渡辺三冠:
「一気にバタバタっとダメになってしまった。今日、差がついてしまったので、もう少し良い将棋を指さないといけないなと思います」

藤井七段:
「ここまで良い状態で指せているかなと思うので、次戦も気負わずに臨みたいと思います。(和服は)実際に着てみると思ったより快適というか、普段通りにやれたのかなと思っています」

着物姿も初々しい高校生棋士が進む先、17歳と11カ月での最年少タイトル獲得も、はっきりと見え始めました。

情報源:タイトル戦・初の和服は“師匠からの贈り物”も色は藤井七段の母が助言 “将棋の常識を覆す”一手でタイトルに王手(東海テレビ) – Yahoo!ニュースコメント

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シリーズ成績と今後の一週間

本日(2020/6/29)は棋士総会なので対局なし


渡辺明棋聖 vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

90手 9七銀打まで、△藤井聡七段 の勝ち



 



このまま、ストレート勝ちなるか?