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2020.06.20 10:00
将棋界のトップ12。6月28日から開幕する「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」の出場資格は、まさにそういったものだ。前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位。結果を出している棋士だけが出場できるこの棋戦に、高見泰地七段(26)が2年連続で出場する。「JT杯は出場することがとても難しい、夢の棋戦です」と語る若手実力者が、多くのファンに夢を与える将棋を指す。
プロの世界で活躍する棋士が、小学生時代に多数参加していることでも知られる「こども大会」。高見七段も、その一人だ。「東京大会に参加しましたが、決勝まで行くことができず、残念でした。同年代の層が厚く、自分以外にも棋士になった方がJTこども大会にたくさん出場していました」と懐かしんだ。そんな高見七段が、今やプロとなり、今度は子どもたちに憧れられる存在になっている。
昨年、初出場を果たした。「とても嬉しかったです。次の一手による封じ手がある対局など初めての経験が多く、あっという間でした」と楽しめた部分もあったが、深浦康市九段(48)の前に1回戦敗退。「仙台からの帰り道は悔しかったけれど、また近いうちに出たいなあと思いました」と、雪辱の思いがすぐに湧いた。願いが叶い、2年連続出場が決まると「昨年に続いてトーナメント表に自分の名前があるのはとても嬉しい。今期の目標は初勝利を挙げること」と、まずは1勝を目指すことにした。
相手は竜王、王位のタイトル経験もある強敵・広瀬章人八段(33)。「とても強敵。終盤力のキレがあるタイプなので、とにかく終盤まで形勢を離されないようについて行くのが必須だと思っている。最初から最後まで厳しい戦いになるとは思うが、なんとか勝機を見出したい」と、先輩棋士に食らいつく。持ち時間10分、切れたら1手30秒未満、考慮時間各5分という、公式戦最速の早指し戦だが、若手の勢いが出やすい場所とも言える。
昨期まで叡王のタイトルも保持していた高見七段。初の棋戦優勝を、超がつく強豪が集まったJT杯で成し遂げることができれば、同世代の活躍目覚ましい中、存在感が一気に際立つ。
(写真提供:日本将棋連盟)
情報源:子ども大会経験者・高見泰地七段、一戦必勝「JT杯は夢の棋戦」/将棋・JT杯(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
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2020年(第41回)
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