157手 2四桂打まで、▲藤井聡七段 の勝ち、感想戦後の勝利者インタビュー
2020.06.08 20:40
将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月8日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第1局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に157手で勝利した。史上最年少17歳10カ月20日での挑戦となったが、数々のトップ棋士を倒してきた実力を発揮。堂々たる指し回しで現在最多の三冠保持者との熱戦を制した。対局後の会見では「先勝することができてよかったと思っています」と微笑んだ。
念願のタイトル、新たな記録に向けて大きな一歩を踏み出した。戦型が選択できる先手番から、渡辺棋聖が得意とする矢倉を採用。拮抗した序盤、中盤を経由して、終盤に入っても互角の戦いを続けると、最終盤に見つけたチャンスで一気に優勢に。勝勢になっても渡辺棋聖の粘りにあったものの、ミスなく指し進めて勝利を収めた。
対局後、場所を移して行った会見では、スーツ姿で登場したことについて「第1局まで時間がなくて。和服自体は師匠にいただいたのがあったんですが、勝手がわからないので。第2局以降は着られればと思います」と明かした。
第2局は28日午前9時から、渡辺棋聖の先手で行われる。「第2局まで間があるので、しっかり準備したいです。まだまだ先が長いので、第2局以降もしっかり指せればと思います」と、気持ちを緩める様子は見せなかった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太七段、タイトル戦初勝利「かなり際どい」和服姿は「第2局以降で着られれば」/将棋・棋聖戦五番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段、タイトル戦初勝利「かなり際どい」和服姿は「第2局以降で着られれば」/将棋・棋聖戦五番勝負 | ABEMA TIMES
2020.6.8 21:45
第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局を制した藤井聡太七段が8日夜、モニターを利用したリモート会見に臨んだ。一問一答は次の通り。
--第1局で勝利した心境は
「まず先勝できてよかった。第2局までしばらく間があるので準備したい」
--熱戦で終盤、王手が続く場面があったが
「かなりきわどい展開になり、時間がなかったので、最後のほうは分からないまま指していた」
--和服を予想していたが、スーツ姿だった
「師匠にいただいた和服があったが、4日の挑戦者決定戦から今日の第1局まで時間がなく、勝手が分からなかった。第2局以降で着たい」
--3月以降連勝しているが
「最近はトップ棋士と対戦できることが多く、充実していると感じている」
--タイトル戦を戦っての感想は
「長い持ち時間で渡辺棋聖と戦うのは初めて。中盤でいくつか思いつかない手を指され、こちらも見習わなければならない」
--大勝負が続く厳しいスケジュールだった
「ここまで対局が続くことはあまりなかった。休むときはしっかり休むようにしている」
--1勝してタイトルが近づいたと思うが
「先勝できたのはよかったが、まだ始まったばかり。第2局以降全力を尽くしたい」
情報源:ヒューリック杯棋聖戦 「かなりきわどい展開に」 第1局制した藤井七段 一問一答(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【ヒューリック杯棋聖戦】「かなりきわどい展開に」 第1局制した藤井七段 一問一答 – 産経ニュース
2020.6.8 21:45
東京・千駄ケ谷の将棋会館で8日に行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局。後手の渡辺明棋聖(きせい)(36)=棋王・王将=が午後7時44分、「負けました」と頭を下げ、高校生棋士の藤井聡太七段(17)が初挑戦のタイトル戦で初戦を見事に制した。
両対局者はこの日、午前8時前後に将棋会館に到着。紺色のスーツ姿の藤井七段、和服姿の渡辺棋聖の順に対局室に姿を見せた。
注目の振り駒が行われ、先手は藤井七段。午前9時になり、立会人の深浦康市九段(48)が対局開始を告げた。17歳10カ月と20日で、屋敷伸之九段(48)が達成した最年少タイトル挑戦記録を4日更新した藤井七段。注目の戦型は得意の角換わりではなく、渡辺棋聖が得意とする矢倉に、あえて誘導した。
深浦九段は「あえて相手の得意戦法をぶつけてくる棋士もいる。びっくりした」。対する渡辺棋聖は「リスクを冒さないと倒せないというイメージ」(深浦九段)で、序盤から攻勢を見せる。藤井七段はこれに冷静に対応し、形勢を良くし、優位に進めた。
渡辺棋聖が猛追する場面もあったが、「タイトル戦初挑戦とは思えない」(深浦九段)指し回しで渡辺棋聖を投了に追い込んだ。
持ち時間各4時間で、残りはともに1分。
敗れた渡辺棋聖の話 「(矢倉の戦型に)意表を突かれた。藤井七段と長い持ち時間での対局は初めてで、次の対策にいかしたい」
情報源:ヒューリック杯棋聖戦 藤井七段、接戦を制して白星発進(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【ヒューリック杯棋聖戦】藤井七段、接戦を制して白星発進 – 産経ニュース
2020年6月8日 19時59分
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が8日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第91期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第1局で、渡辺明棋聖(36)=棋王、王将とあわせ三冠=に勝った。史上最年少でのタイトル挑戦という記録を達成した節目の一戦で、タイトル初獲得に向けて好スタートを切った。
振り駒の結果、藤井七段が先手番を握った。採用した戦法は、得意としている「角換わり」ではなく、互いに陣形をしっかり固め合う「矢倉」。午前から見応えのある攻防が繰り広げられたが、藤井七段が押し切った。
藤井七段は8日時点で17歳10カ月20日。この対局で、屋敷伸之九段(48)が保持していたタイトル挑戦の最年少記録を4日更新した。屋敷九段はタイトル獲得の最年少記録(18歳6カ月)を保持しており、藤井七段がタイトルを獲得すれば、その記録も更新する。
第2局は28日に将棋会館である。(村瀬信也)
情報源:藤井七段、渡辺三冠を破り開幕勝利 棋聖戦(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井七段、渡辺三冠を破り開幕勝利 棋聖戦:朝日新聞デジタル
2020年6月9日 2時21分
8日の棋聖戦第1局に勝った藤井聡太七段は終局後、記者会見に応じた。一問一答は次の通り。
――改めて今の心境を。
まず先勝することができてよかったなと思っています。また、第2局までしばらく間があるので、しっかり準備したいと思います。
――今日の将棋についての感想を。
最後はかなり際どい展開になって、時間もなかったので、最後の方は分からないまま指していたという感じでした。
――勝ちを意識したのはどのあたりでしょうか。
△6七金に▲9七玉と上がった局面では、おそらく(自分の玉が)詰まないかなと思いました。
――和服で指されるのではないかという予想もありましたが。
第1局まで時間がなくて。和服自体は師匠にいただいたものがあったんですけど、少し勝手が分からなかったので、第2局以降で着られればと思っています。
――これでタイトルに一歩近づいた。心境の変化はありますか。
一つ勝つことができて、ホッとしたというところはあります。まだまだ先は長いので、第2局以降もしっかり指せればと思っています。
――3月以降、連勝しているが、現在の調子は?
最近はトップ棋士と公式戦で対戦する機会が多くて、自分としては充実しているなというふうには感じています。
――渡辺棋聖も充実している。タイトル戦で指して感じることはあったか。
長い持ち時間での対局は渡辺棋聖とは初めてだったんですけど、中盤でいくつかこちらが思いつかない手を指されて、見習わなくてはいけないなと感じました。
――1週間で3局と厳しいスケジュールだったが、体調管理で意識したことは?
ここまで続くのは今まであまりなかったことなので、体調管理に気をつけて、休むときはしっかり休もうと思っていました。
――今回、タイトル戦だなと思った場面はありましたか。
ふだんの公式戦以上にいろんな方に携わっていただいて、何とか実現しているんだなと感じました。
――タイトルが近づいたという思いは?
先勝できたのはよかったですけど、まだまだ始まったばかりなので、第2局以降、全力を尽くしたいと思っています。
――今回スーツで行こうと決めたのはいつですか。
4日の挑戦者決定戦で勝った時点で第1局についてはスーツでと思っていました。
――自分で決めたのですか。
師匠にも相談して、和服は第2局以降でということにしました。
――普段の対局と違ったことは何かありましたか。
対局については、普段通りに臨むのが一番いいかなと思っていました。
――今回の将棋の内容に充実感はありましたか。
最終盤がかなり際どい展開になって、それについては自分の中で充実感というのはありました。
――最後に見ているファンに一言。
まず一つ勝つことができて、ホッとしています。また第2局以降もいい将棋をお見せできればと思っています。ありがとうございました。(村上耕司)
情報源:藤井七段、勝ちを意識したのは…第1局勝利、会見詳報:朝日新聞デジタル
藤井聡太七段、タイトル戦初勝利「かなり際どい」和服姿は「第2局以降で着られれば」/将棋・棋聖戦五番勝負#将棋 #藤井聡太
https://t.co/oAJdsJjKRs— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) June 8, 2020
\なんと300万人が見届けた対局👀/#藤井聡太七段 最年少獲得の大記録へ✨
対 現役最強の #渡辺明三冠撮れたてほやほや📹
会見の様子を公開✨#棋聖戦
👇見逃した方はこちらから— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) June 8, 2020
【Live】
ヒューリック杯棋聖戦第1局 記者会見 https://t.co/BujeZM7unO— 産経ニュース (@Sankei_news) June 8, 2020
村)棋聖戦第1局で渡辺明棋聖を破った藤井聡太七段の記者会見、動画でご覧いただけます。「一つ勝つことができて、ホッとした」「▲9七玉と上がって、詰まないかなと思った」。スーツで臨んだ理由については、「挑決から第1局まで時間がなくて、勝手がわからなかったので。第2局以降着られれば」。 pic.twitter.com/JYlTulKLky
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 8, 2020
棋聖戦第1局をスーツで臨んだことについて、藤井七段は感想戦後の記者会見で、「和服は師匠に頂いたものがあったんですけど、少し勝手が分からなかった。4日の挑決で勝った時点で、第1局はスーツでと思い、師匠にも相談して、和服は第2局以降でという形にしました」と説明しました。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) June 8, 2020
▲藤井聡太七段 vs △渡辺明棋聖(棋譜DB・棋譜を見る)
157手 2四桂打まで、▲藤井聡七段 の勝ち
- 藤井聡太七段、初タイトル戦登場!対する現役最強の渡辺明棋聖 最年少獲得の大記録へ | ABEMA
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- 2020年6月8日 五番勝負 第1局 渡辺明棋聖 対 藤井聡太七段|第91期ヒューリック杯棋聖戦
和服は2局目以降に。